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(回答先: 1号機、「水棺」作戦難航 気になる原子炉圧力の低下(朝日新聞)←格納容器圧力の誤りだろ 投稿者 あっしら 日時 2011 年 4 月 28 日 17:51:33)
[質問内容1]
「原子炉圧力容器下部の温度は96・8度と、10度以上低下した。」って、これ圧力容器下部の温度とかで、朝日の記事にある温度計とは別物によるのでしょうね。これまでの報道による自分のイメージでは、注水は燃料棒の上方から、という感じなんですが。しかしそれでは「圧力容器下部の温度」にはならない気がします。ところが、朝日・読売の言う温度はどうも一緒らしい。・・・あっしらさんの言うイメージと、読売の記事のイメージはどうも両立しない感じですが。」
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朝日と読売の測定温度は別物です。
朝日新聞の温度は給水ノズルで、読売新聞の温度は原子炉下部です。
圧力容器下部の温度はどこで測っているものかと言うと、原子炉の圧力容器の“外側”の下部すなわち格納容器空間に面した原子炉圧力容器の底です。(原子炉圧力容器のなかを図っているわけではありません)
ですから、格納容器に水を溜めていけば原子炉圧力容器の底が水に浸かることになります。そうなれば、その効果で、公表パラメータの原子炉圧力容器下部の温度は低下します。
極端に言えば、原子炉外側の測定温度(公表温度)は低下しても、原子炉内部の温度はほとんど下がっていないということもありえます。なにせ、原子炉圧力容器の肉厚は16cmもありますからね。
また、給水ノズルも、測定ポイントは外側なので、格納容器に水が溜まっていけば水に浸ることになり、同じように測定値は下がります。
次に、質問者さんのイメージ通り、「注水は燃料棒の上方から」です。
1号機は給水系で注水しています。通常の運転時と同じルートで、11気圧以上の圧力をものともせず(通常時は70気圧レベル)燃料棒の斜め上から水を降り注いでいるはずです。
※原子炉のなかが透視できれば実際に役に立つ書き込みもできるのですが...。
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