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(回答先: 浜岡3号機再稼働へ中部電力が布石 原子力本部を新設(asahi.com) 投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 4 月 29 日 00:55:35)
浜岡原発3号機:7月に再開…中部電力計画、実現は不透明
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110429k0000m040086000c.html
中部電力は28日、定期検査中の浜岡原発3号機(静岡県御前崎市)を7月に運転再開することを前提にした12年3月期の業績予想を発表した。地元自治体などからは、福島第1原発事故の深刻化を受けて浜岡原発の津波対策などを不安視する声も高まっており、実現できるかどうかは不透明だ。
浜岡3号機は昨年11月下旬に定期検査に入り、当初は4月中の運転再開を目指していた。しかし、東日本大震災による福島第1原発事故後、国は全国の原発に緊急安全対策の実施などを要求。同社は高さ15メートル以上の防波壁設置や非常用電源の確保など総額300億円規模の緊急対策をまとめ、5月上旬の国による評価後の運転再開を目指していた。
水野明久社長は会見で「企業として業績見通しを示すことも責務」と述べ、浜岡3号機を再稼働せず既存の火力発電所に偏った電力供給を続けた場合は、1カ月当たり約60億円の負担増になるとの試算を公表。その一方で、水野社長は「スケジュールありきではない」とも語った。
運転再開時期を7月に設定したのは、夏場の電力需要が高まることに加え、電力不足に陥る東京電力への火力発電所用液化天然ガス(LNG)の融通などを考慮したため。中電がまとめた緊急安全対策への国の承認が得られれば、3号機の運転再開に地元自治体の同意などは法的に必要ない。ただ、同社が今後新たな建設を目指す浜岡6号機などの着工には静岡県などの同意が必要で、地元の意向を無視して3号機を再開させるのは事実上不可能。【工藤昭久】
◇「慎重に検討」…枝野官房長官
枝野幸男官房長官は28日の記者会見で、中部電力が定期検査中の浜岡原発3号機(静岡県御前崎市)について7月ごろの運転再開を目指していることに関し、「福島の事故を踏まえ、安全対策をしっかり取ることや、地元自治体の意向がますます重要になっている。そうしたことを踏まえて慎重に検討したい」と述べた。【影山哲也】
◇「津波対策不足、再稼働難しい」…静岡知事
静岡県の川勝平太知事は28日、記者団に対し「新たな津波対策は不十分。7月の再稼働は、客観的な情勢からみて非常に難しい」との考えを示した。【平林由梨】
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毎日新聞 2011年4月28日 20時55分(最終更新 4月28日 21時02分)
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