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科学的訓練を受けない人との対談はこうなるという良い例と評された副島と武田のけんか対談あとがきとまえがき
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/397.html
投稿者 kanegon 日時 2011 年 7 月 19 日 19:39:14: xVuuIAvxG7FMM
 

(回答先: 副島隆彦の『安全宣言プロパガンダ』の刑事訴追を推奨します-c 投稿者 ペリマリ 日時 2011 年 7 月 18 日 13:20:59)

原発事故、放射能、けんか対談 副島隆彦武田邦彦のあとがきとまえがきより

まず、お断りしておくのは「科学的訓練を受けない人との対談はこうなるという良い例」という評価はアマゾンの秀逸な書評の題名から勝手ではありますが使用させていただきました。内容も的を射ています。
副島隆彦氏は今年6月下旬に2冊の本を出したときこんなことを書いた
以下抜粋して転載
 昨日までまた福島の原発から21キロの地点に弟子たちと自力で作った現地の活動本部に行っていた。名を「学問道場の福島復興活動本部」という。福島の空気を思いっきり吸って、地元の野菜をガブガブ食べて、私はもっともっと元気になる。

 私は、「放射能コワイ、コワイ。危険はまだ続いている。原子炉がまた爆発するかも」とアメリカに洗脳され、煽動されているために勝手に脅えているバカたちすべてと、今後も徹底的に闘い続ける気である。私の本の真の読者で、愚かにも「放射能が怖い」と思い込んでいる人はおりますまいな。私がこれほど体を張って福島の原発近くから真実の情報発信を続けたのですから。


 こうなったら、お金儲けやら資産防衛もへったくれもあるものか。お金よりも日本国民の体と健康のことのほうが心配だ、と私が書くと、「お前だって放射能がコワイのか」と反論、質問されてしまう。私はこの3カ月、一体、何をそんなに勝手に苦しんで動き回ったのか。

抜粋転載終了

この副島氏の言葉は欺瞞に満ちている。
>昨日までまた福島の原発から21キロの地点に弟子たちと自力で作った現地の活動本部に行っていた。

とあるが他の阿修羅カルト版に集う賢明な諸兄がこう指摘した。
この一文を読むと、副島氏は福島活動本部が開設して依頼ずっと常駐しているように見えるが、実は、自分より若い弟子ばかりを常駐させている。しかも,現在福島事務所に常駐している吉見くんの情報発信によると、副島氏は6月28日に福島にやってきてかっぱ寿司をつまんで帰っていったそうだ。

 まあ、どう解釈するかというところだな。
> 福島の空気を思いっきり吸って、地元の野菜をガブガブ食べて、私はもっともっと元気になる。
私は、「放射能コワイ、コワイ。危険はまだ続いている。原子炉がまた爆発するかも」とアメリカに洗脳され、煽動されているために勝手に脅えているバカたちすべてと、今後も徹底的に闘い続ける気である。

 副島氏は放射能なんぞものともしない勇者のように自分を称える。
 でもそれは間反対。実は副島氏はチキン野郎と評されるくらい放射能がコワイコワイ病のお人なのだ。
私だって副島氏の表現するところの放射能コワイコワイ病だ。
低線量放射線障害や内部被曝のことを知っていたらどうしてもそうなる。
ところで皆さんはご存知だろうか、副島氏は武田邦彦教授と5月3日に郡山市でケンカ対談という問いただしをやったが、それを商売にして印税150円を我々からくすねとろうと考えている銭ゲバ君である。

一銭も得にならず、しかも放射能が怖いため原発前で公開討論をしましょうという一般人の申し入れを断っている。

その断り方はキチガイじみている。しかも、公開討論を申し込んだ人物を自分のサイトの掲示板で公表するぞ!と脅した。
(まあ、そんなのが脅しになると思っているところが彼の器の小ささである。)
この一般人からの公開討論に関して副島氏は第一に条件をつけた。
「福島第一原発周辺まで行ってその様子を見ていくこと。」
よもや副島氏はこの人物がその条件をクリアするとは思わなかったのだろう。
でもこの心優しく正義感に燃えた人物は動物達の食料を持てるだけ持って原発周辺に行き近くのお年寄りから土の放射線量が高いとか放置された動物達の実態などを聞き出したのである。

そしてこの人物は副島氏に条件をクリアしたので再度討論を要求したのである。

この人物とは現在阿修羅掲示板のカルト版で鋭い論評を重ねて評判のペリマリ氏である。
このペリマリ氏の討論要求に対する副島氏の情けない対応を再現しよう。
以下転載

副島隆彦は討論は公開の場で行うべきだと主張して、
私が掲示板に書けば来訪することを固く約してくれました。
その際はみなさんも奮ってご参加ください。

以下経緯のあらまし
From: "副島隆彦"
Cc: "SNSI-ML"
Sent: Sunday, April 24, 2011 12:09 PM
副島隆彦から

私の携帯は、 090−○○5○−○○6○ です。 いつでもお電話ください。

福島の原発に私たちが近づけるところまで近づいたところで、お会いしましょう。
そこで、殴り合いをしましょう。

すべては、公開で議論すべきだ。 

副島隆彦拝

拝復
副島隆彦様
> あなたも招待したい。 張り倒されるのを覚悟して来てください。それは、
> 住民とあなたが、話して、実情をあなたが知ってからです。 
はい。是非お願いします。
私は前回にひきつづいてまた参りますので、住民の方と話して実情を伺います。
副島さんが私を思いきり張り倒したら、私も張り倒しますよ。
安全宣言は撤回が必要だと分ったら撤回したら良いと思います。
「しかない」と言い続けるのが真理を追究する者の取る道ではありません。
真理を追究する者は撤回す勇気を持っています。
体面よりも外聞よりも真理大切にするからです。
学問といいうものは自由の砦です。
自由の最後の砦であるのです。
弟子の方々の態度は学問道場ではなく付和雷同塾です。
ペリマリ拝

Sent: Tuesday, May 03, 2011 2:42 PM
お弟子様方へ
あなた方の師である副島氏が私から逃げ回っています。
しょうもない国家戦略研究家です。
本日13時頃私から副島氏の携帯に連絡しました。
呼び出し音が鳴っていましたが出なかったのでいったん切りました。
すると副島氏から13時24分に2回かかってきました。
2回とも0秒です。
0秒では電話に出られませんよ。
その後何回もこちらから賭け直していますが、
副島氏はずっと電源を切っています。
以下はその翌々日の電話でのやりとりです。
ペ「もしもし副島さんですか」
副「ああ・・・」
ペ「○○です」
副「・・・・・・・・・・・」
ペ「まだ福島にいますので原発の近くへ案内してください」
副「この電話であなたの主義主張を手短に言いなさい」
ペ「どうしてですか?原発の近くへ案内して討論してください。
  私は約束を守りました。あなたも守ってください。」
副「私と対等な口をきくな、命令するのは私なんだ」
ペ「どうしてですか?私はあなたの弟子ではありません」
副「あなたの年齢と経歴と所属する組織名と業績を言いなさい」
ペ「私は一介の庶民です。約束通り原発の近くで討論してください」
副「お前に私の自由な時間を奪う権利はないんだ」
ペ「私はあなたに言われて福島に来たんです」
副「会員になって学問道場に書きなさい。そうしたら私も書いてあげるから」
ペ「お断りします。」
副「会員になりなさい」
ペ「絶対にいやです」
副「私は忙しいんだ」
ぺ「だったらなぜ事前に言わないんですか?」
副「お前に私の自由な時間を奪う権利はないんだ」
ペ「本も読んだし、現地の人の気持ちも聞きました」
副「何人に聞いたんだ?」
ペ「10人くらいです」
副「何人が原発を怖いと言った?」
ぺ「・・・・・(質問が奇異で即答できず)」
副「何人が怖いと言ったのだ?言え!」
ぺ「・・・・・(そんな質問はできなかった)」
副「言え、何人が原発を怖いと言ったんだ?」
ぺ「10人全員です(と言っておこう)」
副「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ぺ「原発の近くへ案内してください」
副「だめだ。私でももう禁止区域へは入れない」
ぺ「禁止区域のすぐ外側でやりましょう」
副「だめだ。私は頭がやられて近づけないんだ!!!」
ぺ「だったら安全宣言を撤回してください」
副「私に対等な口をきくな、命令するのは私だ」
ぺ「対等です。副島さんの本はヘボいから私より下です」
副「何だと〜」
ぺ「副島さんの太田龍宛の投稿読みました。
  自分が知らないことを教えてくれたらその人は師匠だと書いてました」
副「お前が私の師匠だと言うのか?」
ぺ「あなたがそう書いていたと言ってるんです」
副「お前をキチガイだと学問道場に書いてやる」
ぺ「どうぞ書いてください」
副「私が命令するんだ」
ぺ「私が怖いんですか?」
副「勝手に電話をかけてくるんじゃない」
ぺ「怖いんですね」
副「私を訴えろ」
ぺ「・・・」
副「私を訴えてみろ、訴えなさいというんだ!」
ぺ「約束通り会って話してください」
副「2CHでもどこでも書きなさい。必ず討論しに行ってやる!」
ぺ「書いて良いんですか?」
副「ああ、書きなさい、この電話のこともメールのことも貼り付けなさい!!」
ぺ「本当に良いんですか?」
副「ああ、ああ、好きに書きなさい、必ず討論しに行ってやる!!!」
ぺ「分りました。そうします」

以上経緯の概略でした。
転載終了
要は放射能で頭がやられて原発近くでは対談できないと自分で言っている。
それで福島事務所も短期間しかいない。自分より若い将来性のある弟子を常駐させている。
そんな卑怯者が武田教授と郡山市でけんか対談をして商売しようというのだ。なんと汚いやつなのだ。まるで(天皇破壊史の)伊藤博文みたいなのだ。(分かる人にはわかるよね)
(ここまでが枕コトバになるので連載で続くようなら省略してもらって結構です)
まず本文転載
※Amazonのレビューで数値やさまざまな間違いが多く、本が真っ赤に訂正されたとコメントしている方がいらっしゃったのでそこのところ皆様ご注意を。

あとがきとまえがき
あとがきより転載
おわりに(副島隆彦)
このケンカ対談は、5月3日に、私からの希望で武田邦彦氏に福島県郡山市までわざわざ来ていただいて実現した。
私はこの本の編集者を通して「これは普通の対談ではありません。私から武田氏に問い糾したいことがあります」と申し入れた。そうしたら、武田氏から「副島隆彦となら会う」という応諾があったから実現した。さらに「武田さんに伝えてください。原子力問題の専門家なのですから、事故を起こした福島原発のある現地まで来てください。福島第一原発から真西に55キロの大きな都市である郡山までは来てください。そこでお待ちしています。東京では対談しません。そんなことをしたら、この緊迫した放射能漏れ(拡散、放出)問題の最中に、口ばっかりの“偽善知識人”になってしまう」と伝えた。
 この対談本で、二人の対立点は明瞭になった。今もこの対決、すなわち「原発事故で不出された放射線量は果たしてどこまでが安全で、どこからが危険なのか」をめぐる対立を二分する大問題である。
 私から武田氏への問いかけは、私の弟子たちが運営しているホームページに書いた文から始まった。それを以下に転載する。
・ ・・こら、武田邦彦。あなたは大変優れた気合のはいった反原発の学者だ。それが、あなたの仲間である 国際放射線防護委員会(ICRP)が、100ミリシーベルト年間総量100msv/yまでなら、健康に問題はない、大丈夫だ、癌の発生はないと言っているのに、あなたが、「1ミリシーベルト年間総量以上は、危険。長年この基準を私たちは守ってきた」と頑張るものだから、日本国民が困るのだ。福島の現地の避難民(避難者たち)が、地獄の苦しみを味わっているのだぞ。・・・
 副島隆彦の学問道場「重たい掲示板 439番」
「ネコを飼い主に返還して、私たちは昨日も原発の正門玄関まで行ってきました。日本は大丈夫だってば。心配するな。2011年4月13日 記」から 
 この問題提起から原発事故、放射能をめぐる本書の大論争となった。内容は本書をお読みいただいた通りである。
 このケンカ対談が終わった後で私に分かったことは、次のことだ。放射能の線量をめぐる争い・対立の根本は「危険な感覚」すなわち個々の人間のそれぞれが持つ恐怖心のことだ。年間1ミリシーベルトを超えると健康被害を起こすのか、それとも、日本は非常事態であるから年間20〜100ミリシーベルトでも大丈夫だという基準値(規制値)の上限をめぐる争いは、学問上の争いではなくて、人間の恐怖心すなわち「人間の危険の感覚」にすぎない、ということであった。基準値は「参考にすべき値」でしかない。「放射性物質はどんな微量でも危険だ、怖い怖い派」の人々は、放射線に閾値(ここまでなら大丈夫、という数値)の存在そのものを認めない、のだと分かった。だから、「元の年間総量1ミリシーベルト1msv/yに戻せ、というのなら、逆にその科学的な根拠を示してください」と問うと、それには答えないしその数値自体も尊重しないという態度に出る。このことが私にもようやく分かった。
 だから武田氏は、対談の初めから、私に向かってしきりに「年間1ミリシーベルトという基準値は、自分たち原子力の専門の学者たちの間のコンセンサス(合意)である」ということを強調された。すなわち、科学的なデータに基づく根拠のある数値なのではなくて、学者たちの間のコンセンサス(合意)に過ぎないのだ」と言いたかったのである。このことを指して、ICRPが、「(その放射線量の基準値をそれぞれの国の国民すなわち)社会が容認できる限度」とするらしいのだ。
 私の立場は、本書の中で繰り返し主張してきた通り、この問題での本当の専門家たちである、放射線医学、あるいは放射線防御学の医学者たちが力説する「年間総量100ミリシーベルトは、放射能を原因とするがんの発生率は見られない。200ミリシーベルトになっても(わずか)0.5パーセントのがんの発生率の増加である」というICRPを含めた世界中の放射線医学者たちは、長年、東電から多額のお金をもらってきた“原子力村の御用学者たち”ではない。
 これから先も、しばらくは日本国内で、この「放射線量はどこまでが安全でどこから先が危険か」をめぐる議論が続くだろう。こんなことでは、避難(移住)問題が長引いて大災害からの復興がどんどん遅れてゆく。しかし向こうはそうは思わない。私は「放射能怖い、怖いで集団ヒステリーを起こしている人々の鎮静を待ちたい。
 最後に。いろいろの苦難を乗り越えてこの対談を実現させ、迅速に出版してくださった幻冬舎常務執行役員 編集・出版本部第一編集担当の志儀保博氏と、担当編集者の相馬裕子氏に感謝申し上げます。
原発事故から3ヶ月経った2011年6月12日 副島隆彦
転載終了
色々問題のある文章が続きます。原発推進の機関で私自身個人的には信用していないICRPですがその基準をもっても副島氏の解釈の間違いが続きます。
>国際放射線防護委員会(ICRP)が、100ミリシーベルト年間送料100msv/yまでなら、健康に問題はない、大丈夫だ、癌の発生はないと言っている
副島氏間違っています。
あなたが尊敬する放射線医学の専門家である大阪大学名誉教授の中村仁信先生はICRPは「放射線と発がん」(大阪癌研究会から平成23年6月分「癌と人」より)という論文で以下のように述べています。
以下転載
ICRPは長年にわたって放射線は少しでも危険である、安全といえる線量はないと主張してきました。LNT学説です。
中略
現在ICRPは、100ミリシーベルト以下では発がんのリスクは不明であり、LNT学説は防護のための仮定であるとしています。不明なのですから、たとえば、20ミリシーベルトに達すると1000人に一人ががんになるというような計算をしてはらないのです。
転載終了
私自身は中村先生を100%信用している訳ではないがICRPの「コンセンサス」では年間総量100ミリシーベルトの被曝で「癌の発生はない」とか健康に問題はないとか明言はしていない。
明言をしていないのに勝手にICRPが人体に影響が無いなどと断言することは人間の健康をつかさどる医学の世界では間違いも同然です。医学はそんなお気楽な発言ができる程の責任の軽い学問ではありません。ぶっちゃけた話をするとそんないい加減な解釈をして断言すると訴訟の対象になるので、そんな明言は致しません。
当然、訴訟だけでなく患者の健康に対する責任が課せられるでしょう。
こういう医学の面の倫理性を尊重するより訴訟の有無というエゴイスティックな面を前面に出した説明のほうが「副島真実暴き系」のかたがたには受け入れやすいでしょう。
ICRPは、無責任に人体に影響が無いといって、実際に影響がある明白なデータが出てきたら信用は失墜し、場合によっては訴訟されかねないのです。
だから、あいまいな言い方をしているのです。
仮に、私の見解と一致して副島氏やその一門がICRPに対して責任転嫁と言うのなら勝手にそう叫べばいいでしょう。
ICRPは放射線の人体影響が無いとは断言せず、あるとも断言しないずるい機関なのです。世の中そんなもんです。
ここが理系(副島氏が勝手に解釈しているところの)と文系(副島氏が自分で勝手に解釈しているところの)の考え方の違いというか副島氏が科学的事実を軽視して自分の都合のよい解釈をしていることが分かります。
確かに省略はしますがその後の中村先生御自身の意見では年間総量100ミリシーベルト/年なら発癌のリスクは少ないだろうという主旨の文章が続きますがそれは中村先生のご意見であり、コンセンサスではありません。
なお、
ICRPの2007年の勧告では、一般の人が年間浴びてもいい放射線量を三つの範囲で設定。緊急時は20〜100ミリシーベルト、緊急事故後の復旧時は1〜20ミリシーベルト、平常時は1ミリシーベルト以下とした。
という文章は様々な新聞雑誌などで散見しましたが、この文章のどこが副島氏のいう、
>国際放射線防護委員会(ICRP)が、100ミリシーベルト年間総量100msv/yまでなら、健康に問題はない、大丈夫だ、癌の発生はないと言っている。
という拡大解釈にまでつながるのか疑問です。
と、こんな調子だからこの対談本はICRPの基準しか出てきません。ECRRの基準で議論するなんて到底不可能な人が加わっているので、万が一小出先生のご意見を信じ、尊重している方が血迷ってこの本を読んだとしたら、そこのところをご了承ください。
(心身の影響に悪いので小出先生や肥田先生を信望する方達は、図書館で借りてでも読むことはお薦めしません。)
>基準値(規制値)の上限をめぐる争いは、学問上の争いではなくて、人間の恐怖心すなわち「人間の危険の感覚」にすぎない、ということであった。基準値は「参考にすべき値」でしかない。「放射性物質はどんな微量でも危険だ、怖い怖い派」の人々は、放射線に閾値(ここまでなら大丈夫、という数値)の存在そのものを認めない、のだと分かった。
何時の間に副島氏は山師多化してしまったのでしょう。
これについてはもっと言及したいけど、しんどいので読者の皆様にお任せします。
学問上低線量被曝障害があると言い続けた肥田舜太郎先生は無視され続けてきました。
原発推進、CO2削減、「不都合な真実」賛成という政治的な動きにきちんとした学説が潰されることは多々あります。ニコラ・テスラなんて科学者でその1例でしょう。
では、前書きを転載します。
はじめに(武田邦彦)
 福島第一原発事故は、これまで日本の多くの「常識」を覆した。それは、「国民を守るために正しい情報を提供し、行動を促す“政府”というものが日本にはなかった」という現実に始まる。今は食品の安全性に関することまでに及んでいると思われる。
 かつて、水俣病、四日市ぜんそく、そしてカネミ油症事件など、数々の公害を経験した日本は、公害を起こした企業の責任を徹底的に糾弾した。そうした経験を経て、企業は、保有する工場が爆発して付近住民に膨大な被害を与えたら、存続できないほどになっている。それを主導したのは新聞だった。
 かつて、キャラメルにわずかのホルムアルデヒドが混入していたことがあった。食品安全の法律に抵触するわけでもなく、もちろん子供の健康に影響を及ぼすものではなかったが、「本来、食品に入るべきではないものが入った」ということで、600万個のキャラメルを廃棄処分にして、社会もそれを受け入れた。それを主導したのも新聞とテレビだった。
 今、数十万人の福島の人が、空から降ってきた放射性チリからの被ばくに苦しみ、宮城県から静岡県までが土壌や野菜の汚染に苦しんでいる。それなのに、政府は何もせず、東電は自分の工場(福島原発)に閉じこもって社員は片付けにも来ない。
 かつてあれほど、企業の不始末をした新聞やテレビは、事故当初からこぞって「健康に影響はない」「騒ぐほうがおかしい」と言い、こともあろうに、「応援するために、放射性チリで汚染された野菜を子どもに食べさせよう」といったようなキャンペーンまで打っている。一体、どうなっているのだろうか。
 私の解釈は、「人間は自分の能力で処理できないものについては思考が停止する」という原理が働いているからと考える。
 すでに、震度6以上の地震で、新潟・柏崎原発、福島・福島原発、宮城女川原発、そして青森の原発が運転されているのは、技術的にはまったく考えられないことである。
 医学の分野では、今まで「1年1ミリシーベルト以上はきわめて危険だ」という厳しい法制度があったのに、事故直後から「1ミリなど何の意味もない」ということが言われるようになった。1ミリ云々という話より、そのようなことが口にされること自体が私には信じられない。
 半減期が30年の放射性チリのために、福島の大地は、100年は快適に住むことはできなくなった。本来は、今、直ちに徹底的な除染をしなければならないのに、「大丈夫だ」という話があるために、それも始まっていない。
 しかしここで私たちは、もう一度立ち止まって考える必要がある。この原発事故が私たちの理解を超える問題であること、それに対してまったく準備をしていなかったこと、情報が混乱していることが今ハッキリとした。
 このようなとき、私たちはどうすべきだろうか?
 直ちに行動しなければならないことは行動するとして、同時並行的に、「異なる考え」を持っている人たちが、自分の意見にこだわらず、公然と、真正面から対決し、ケンカし、その中から一刻も早く、「秩序だった考え方」を生み出して行かなければならない。対決は、冷静であっても、紳士的であっても、また、激しい言い争いでも、時に感情的な対立であっても良い。そのぐらいしないと、この難問は解決しないだろう。
 この対談を、「福島の原発付近でやりたい」と言われたとき、私は最初断った。私自身は歳を重ね、すでに被ばくによる健康問題という意味では影響はないが、自分自身で「原発付近から直ちに避難すべきである」と言っている地に自ら入ることはできなかったからである。
 しかし、それを超えても、自分と異なる考えと対決する必要があり、殻に閉じこもっていてはいけないと考えた。かくして、私もまた出撃し、対決し、ケンカし、そして帰路についた。
 何が得られただろうか?対決とケンカは意味ある結果を生んだのだろうか?
 けれども、私は満足している。とにかく、今は、人間の知恵を感じる段階に進むために、このような支離滅裂な状態から始めなければならないからだ。
 この対談というか、ケンカというか、世にも奇妙な意見交換が、読者の方にとって明日の日本をつくるための思考の一助になればと念願するところである。
2011年6月12日  武田邦彦
転載終了
>何が得られただろうか?対決とケンカは意味ある結果を生んだのだろうか?
武田先生一読者の私からみて何も得られなかったと思います。
>今は、人間の知恵を感じる段階に進むために、このような支離滅裂な状態から始めなければならないからだ。
武田先生もわかってらっしゃるのでしょう。支離滅裂な対談だったと。
 

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コメント
 
01. kanegon 2011年7月19日 20:17:07: xVuuIAvxG7FMM : 9kMSboacTk
忘れていました。アマゾンレビューの欄のURLです。

http://www.amazon.co.jp/product-reviews/434402009X/ref=pr_all_summary_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1

本の記載内容に間違いが多く、本が真っ赤になったと書いているアマゾンレビューのコメントのURLが以下です。

http://www.amazon.co.jp/review/R2QVQVII7ZKWNM/ref=cm_cr_pr_cmt?ie=UTF8&ASIN=434402009X&nodeID=&tag=&linkCode=#wasThisHelpful


02. 2011年7月19日 20:34:15: fCZ83cf8p2
武田氏はTVでも持論を堂々と述べている。前は推進派だったとも自分で
言っている。福島氏も持論に自信があるなら堂々とTVにも出て言って欲しい。
 それともTV局が拒んでいるのだろうか。これほど重大な問題もないんだから
最大メディアであるTVでも福島氏の意見を聞きたい。

03. kanegon 2011年7月20日 00:00:23: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
02様私はかつて副島氏のファンだったことがありました。

講演会に1回行ったり、DVDで講演会を見たりしたこともありました。

その時副島氏曰く、「私はテレビに出演できない。何故なら都合の悪いことを言うからだ」とのことでした。

具体的にどう都合の悪いことを言うのかはご本人は語りませんでしたが、それでテレビ出演はダメなのだそうです。

だから2人のTVケンカ対談は無理でしょう。

そんなに興味があるならば「ケンカ対談」を読みましょう。時間があったら2−3時間で一読できます。その本のなかに賛同できるかどうかは別として副島氏の意見がたっぷり書いてあります。TVなんかスポンサーの関係もあるからNG発言が続出したら出れませんよ。

>>妊婦さんに福島に行ってもらって、福島の野菜や肉を食べて赤ちゃんを産んで欲しい。そういう女性を募集してます、と、とんでもないことを言ってた。

http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/349.html
のコメント127様は副島氏のファンであるのですが安全宣言だけは批判的な立場を貫き7月17日の講演会に行った時に副島氏のそのような発言を聞いたそうです。

それが事実ならこんなことをTVで思わず言ってしまったらNGもいいとこでしょう。副島氏のTV出演はムリです、ムリ。


04. kanegon 2011年7月20日 00:35:39: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
連投申しわけありません。

ペリマリ様にお伝えしなければいけません。

実はこの投稿記事は本来ペリマリ様が「ケンカ対談」を批判した記事にレスポンスするものでした。

でも、間違えて投稿した上に気がつかないで、情報の不足をコメント1に書いてしまったのです。

コメント1の私の投稿だけなら削除できるかと思ったのですが、駄目だったようで、管理人さんにも御手間をとらせてしまったという次第です。

ところで、7月12日に例の「陰謀論者」の方に例の「ケンカ対談」の中古本をプレゼントいたしました。

それに対してご丁寧にお礼の手紙と感想が送られてきました。

それを転載します。

転載開始
拝啓
待ちに待った初夏の到来です。
周りの山々からセミの合唱が聞こえるようになりました。
そのような中、大いにご活躍のことと存じます。
さて、先日は大阪での講演会にご出席くださり、誠にありがとうございました。
 そして、その時、貴方様から興味ある本をお贈りくださり、心からお礼を申し上げます。
 顧みますれば、3.11大震災が起きてすでに、四か月が経過しております。講演会の中でメッセージ致しましたように、誰もそれに手をつけることができません。
 政府ばかりか東電のいわゆる専門家と言われる人々も、どのようにしてそれを立て直すことができるのかがわかっていないのです。
「技術が人間をしもべとする」という言葉は真実であろうかと思います。
技術だけではなく、資本においても然りです。あのカール・マルクスもその晩年で「人類は資本の力をコントロールすることができない時代が来る」という意味のことを述べておりました。
 人間の傲慢にブレーキがかかり、人間の誇りとした科学技術には大きな壁が立ちはだかることになったのです。
 そのような時、副島隆彦氏と武田邦彦氏の対談は誠に興味のあるものでございます。
 「ケンカ」対談と銘打っておりますが、すでにあの事故から四カ月経った今においては、ある意味で時間のずれを感じさせるを得ません。
 そしてこのような本を発行した幻冬舎の思惑が見えるように分かるのです。
 すでに原発の専門家たち、そして原発反対の専門家たちの本はすでに出揃いました。それだけでなく、この四カ月の間にそれまで発行されていて注目されなかった原発問題の本も復刊されております。
 そのような時にいかに本を売り込むか、出版社はこの点に焦点を絞っております。
 そのような中、この本は情報マニアにのみ知恵を与えることになるのでしょうか。
結局、日本における様々な対立は内部被曝を認めるかどうかに絞られてくると思います。この本を読ませていただいてもそのことを感じるのです。
 すでにアメリカは変わりました。さらには米ソの冷戦構造も終結致しました。
 しかしながら、なお内部被爆を認めるかどうかの論争が行われ、それが底流となって政策判断が迫られているわけでございます。
 ご存知のとおりEU(ヨーロッパ連合)ではすでにアメリカの基準を超えて新たなる基準、すなわち内部被曝を認めなければならないという発想ですべてのことを進めているわけでございます。
 まさに今、イルミナティ・フリーメイソンが分裂致しております。
 3・11大震災から次なる時代へと動き出しております。
 転載終了

ということで、この「陰謀論者」の方も「ケンカ対談」が、内部被曝を論じないのがおかしいことと、幻冬舎の顰蹙ぶりを批判しております。更に、今時流に乗っていない使い捨てのネタ本であるとの指摘とされたように私は解釈いたします。


05. 2011年7月20日 06:58:40: qzpFjuKHTs
ペリマリ様
kanegon 様

副島隆彦氏はほんとにやばいです。
妊婦さんに福島に行って子供を産めと言ったり、広瀬隆さんをGEの回し者と言ったり。(広瀬さんに対談を申し込んで、そんな時間はありませんと断られたそうです。彼にしてみれば、むしろ安心したでしょう。武田先生より広瀬さんはカタイですから。)

イエスマンたちの中で絶大な権力をふるい、言いたいことを言って、強がってるけれども、極端に肝っ玉が小っちゃいのは、先日小沢さんを支援する会で放射能はもうないんだとぶちあげて、川内議員に激高された時、 終わった後青くなって 川内さんに近寄って握手を求めていた背丈まで半分に縮んだ後姿が証明している。

どうも米国への正義の(と思いたい)怨念が高じて、頭の中がご指摘のように支離滅裂になっちゃってるように思える。
検察の不正を糾弾する姿勢はよかったが、科学の分野にまでとんちんかんに首を突っ込むべきではなかった。しかも原始人のような思い込みを持って。

8月17日の小沢さんの政経セミナーで講師として招かれているが、(もともと4月に行われるはずが震災で延期されていたのですが、律儀な小沢事務所としても、こんなにもおかしくなってしまった副島先生ですが、お断りするわけにはいかなかったのでしょう。)おかしなことを口走って、小沢さんに迷惑かけなければいいが、と思ってます。


06. 2011年7月20日 14:42:54: FmB0JlnSpg
社会科学なかんずく法律学は、最初に自説=結論を確定し、それに整合性を持った法解釈学を行うものであります。即ち判断枠組みの形成。『科学としての法律学』川島武宣著
一方自然科学は、事実の解析に基づき構築した仮説を、作用機序を解明することにより立証していくものと理解しております。放射能被爆が人体にいかなる影響を及ぼすのか。これも然り。疫学的手法であろうが、それは主観を排した事実に基づくものであります。狐目は、相場の予測と同じレベルで捉えている。もっとはっきり言えば、何らかの打算(裏取引)に基づき、放射能被爆を否定しようとの思惑により、一連の言動を行ってきた。層でなければ、澄んだ瞳で謙虚に両者の研究文献を熟読し、判断している。狐目は知っている。長期間被爆し続けた場合、低線量ないし低線量率放射線が、いかに人体に悪影響を及ぼすものであるか。大馬鹿ない限り、こんなことぐらいは子供でも理解できます。
狐目は、守銭奴、金の亡者、乞食張ったり屋と称して過言ではありません。

以下、千葉アクションさんのHPを頒布させていただきます。
7月18日ECRR代表クリス・バズビー博士松戸市講演の岩上安身氏ユースト中継をumi238さんが文字おこしして下さいましたので、謹んで転載させて頂きます。

年2ミリシーベルトの放射線被曝で癌発生確率が11%増加する。
ストロンチウムのデータがないのが問題。
癌発生意外に不妊や糖尿、高血圧、心臓など多岐にわたる健康被害がある。
米国での訴訟でもECRRがICRPの主張を退け採用されている。等々


※クリス・バズビー博士講演前半文字おこし
http://umi238.blog79.fc2.com/blog-entry-70.html
※クリス・バズビー博士講演後半文字おこし
http://umi238.blog79.fc2.com/blog-entry-71.html
※クリス・バズビー博士講演第三部・科学の欺𥈞
※クリス・バズビー博士講演質疑応答


http://umi238.blog79.fc2.com/blog-entry-73.htmlhttp://blog.goo.ne.jp/chiba20110507




07. 2011年7月20日 14:51:28: FmB0JlnSpg
とりわけ下記のハズビー博士の言を熟読してください。
今回の福島原発事故による放射能被爆がいかに深刻な問題か、
事実を直視してください。
キツネ目の如き日本国民の生命と健康を売る売国奴など
相手にしている時間的余裕は残されていません。
以下添付します。


また、癌ばかりに注目してはならない。
調査は広範に及ぶ健康被害を全て拾う必要がある。
これらの健康被害は癌と「死因の競合」を起こしている。
(他の死因で亡くなった場合は癌死としてカウントされない等)

これらはよく見られる健康被害。
感染症感染率の上昇、糖尿や甲状腺問題の悪化、高血圧等の循環器系障害、
心臓発作、心臓病、肺病、消火器系の病気、腎不全、
女性の不妊、関節炎など。流産・死産率が上がる。
出産時のトラブルが増え、幼児死亡率が上がる。

さて、皆さんを死ぬほど絶望させたので、
ならばこれからどうすればいいかという話をしよう。

第一に、まず毎時1マイクロ以上の線量が確認されている場所からは全ての人々を避難させる。
第二に、もしガイガーカウンターが自然放射線より高い値を示している場合、
それは放射性物質の存在を示している。
問題はγ線ではなく、ガンマ線の発生源である放射性物質なのだ。
だから、そういう場合にはきれいな水と食料を必要とあらば輸入しなければならない。

国連人権憲章によると、全ての人々は自己の健康を守る権利がある。
もし誰かがあなたの健康を害す物質で汚染するならばそれは傷害である。
誰かがあなたに毒を盛る、あるいは棒で殴るのと同じことだ。
だから、汚染された地域に残る人々は全て補償をうける権利がある。
汚染をひきおこした人々によって。

あなたがたは、健康被害調査のための独立機関を設立しなければならない。
サンプルを集め、分析し、被曝に関連があるとおもわれる健康被害に関しては
原子力産業及び政府を相手に訴訟をしなければならない。

わたしの助言は、福島健康被害調査団・財団を設立することだ。
これは日本だけの問題ではない。世界の問題だ。
世界の原子力産業が責任をとるべきなのだ。
日本の東海岸を中心に、汚染を正確に計測する装置を設置し、
大気中の核種分析をしなければならない。
ガンマカメラを使ってヘリで日本中を飛び、
地表のセシウム汚染度をきっちり調べなければならない。

そしてこれらの地図は公表しなければならない。
人々がどこへ行くのは安全でどこに行くのが危険かわかるように。

福島第一の原子炉はいまだ核分裂をくりかえしている。
そのため環境から隔離されなければならない。

そして最後に、この事故の初期にあたって問題を過小化しようとした
科学者や専門家を裁判で裁かなければならない。
これらの多数の人々は実刑を受けるべきだ。

これから私は科学の欺瞞について話しておこうと思っていたんだけど
時間ぎれかな?

なぜ私がここにこういう話をしにこれるかというと、資金源がないからだ。
私にお金をくれる人はいないので、圧力をかけることができない。
何を言われても気にしない。
しかしわたしの同僚たちは、反抗すると圧力を受け、研究資金や職を失っている。

原子力問題は、科学が産業によって金で買われてしまった、
というより大きな問題の一部にすぎない。

わたしの結論は、我々が自ら立ち上がって自らを救わねばならないということだ。
政府は待っていても救ってくれない。

もしこれ以上情報がほしければ、ネット上で手に入れられる。
2010年発表資料は日本語にも訳されている。



08. 2011年7月20日 22:07:52: TpVRJEO1Tk
<07. 2011年7月20日 14:51:28: FmB0JlnSpg 様

ありがとうございます。
ものすごく勉強になります。

クリス・バズビー先生、ありがたくて涙が出ます。

「なぜ私がここにこういう話をしにこれるかというと、資金源がないからだ。
私にお金をくれる人はいないので、圧力をかけることができない。
何を言われても気にしない。」
この清らかさ
小出先生と共通しますね。

「原子力問題は、科学が産業によって金で買われてしまった、
というより大きな問題の一部にすぎない。」

ですが、金になびかないpureで明晰な頭脳もある。
本当の勝利をつかむのはどちらか、明白になってきました。


09. ペリマリ 2011年7月20日 23:28:14: wYkwR80YgQReU : FkrLS6Oe0L
kanegon様

ご配慮ありがとうございます。
余裕がなくて今日初めて拝読しました。
気にかかることがあるのでまたゆっくりレスいたします。

ところで下記の版で

http://www.asyura2.com/11/senkyo116/msg/726.html

中田安彦の意見投稿が下記にあるのに気がつきました。
覗いて見てください。

副島と中田の師弟愛を賞賛する連中が、ワイワイ盛り上がってました。
「カルト版に行くべきだろう」と注意した人には、
お前の仲間が待っているから行けとバカにしていました。
相変わらず姑息な奴らです。
潰しますか?


10. ペリマリ 2011年7月20日 23:41:35: wYkwR80YgQReU : FkrLS6Oe0L
政治版中田安彦の意見投稿より転載

12. 2011年7月19日 23:32:54: oDGSwflCPo
http://takemoto.ko-me.com/Entry/5/
「副島隆彦先生」と「弟子アルルの男・ヒロシ」の師弟関係を見て思うこと。

副島隆彦先生は、福島第一原発事故で、読書人階級のみならず、広く世間に認知され一躍脚光を浴びました。原発に関する初期の発言は、大きな国家の運命を見据えた勇気ある発言の数々で、多くの人々に感動を与えたと思います。「決死隊」という言葉は、メディアでも取り上げられましたが、これは副島発だと私は思っています。


その後、事態は進行し、世間は次第に放射能の危険性に関心が移っていきます。反原発の大御所、広瀬隆さんや小出教授などがネットで発言し始め、大きく「安全派」と「危険派」に分かれていきます。副島先生は、「もう大きな危機は去った。落ち着いている。大丈夫だ。」という考えで、「安全派」の主張になりました。


私は、この副島先生の主張に対して、弟子達はどのようなスタンスを取るのか、と思いながらホームページを見てきました。そして、私自身も安全なのか危険なのか迷いに迷いました。そんな中私が特に気になったのは、「アルルの男・ヒロシ」こと中田安彦氏の苦悩・迷いです。こんなマニアックなところに注目しているのは私ぐらいだと思いますが、今日はそのあたりについて思ったことを書こうと思います。


@中田氏には、副島先生に育てられた恩があります。本を出せたのも、本が売れたのも、講演ができるのも、副島先生の力、支援、推薦があったからです。まだ、言論人として自力で生きていくことはできないでしょう。(私は中田氏の出した本は全部買ってますが、やはり副島先生の弟子だからという理由が大きいです。)

A中田氏の性格、文章の書き方は明らかに副島先生とは違います。やはり、副島隆彦は天才肌です。鬼才かつ奇才です。中田氏はおそらく自分は副島先生のようになれないし、できないと感じていると思います。

B中田氏は、広瀬隆のようなコツコツ調べて書く作家タイプが合っていると思います。広瀬隆の情報収集力、整理・分析能力を中田氏は尊敬しているのではないかと私は推測します。新聞の切り抜きをやったり、図書館で情報収集したりして、自宅の書斎でコツコツと黙々と本を書き、それで飯が食えれば理想的でしょう。しかし、広瀬隆のような人生はこれからの時代は厳しい。1970年代にインターネットが普及していたら、広瀬隆もおそらく作家では食べていけなかったと思います。それは中田氏本人も十分にわかっているはずです。

C今回の原発論争で、広瀬隆は詳細なデータ・資料に基づき危険性を訴え続けていますが、中田氏もその主張の中身は十分に理解し、共感しているはずです。反論するだけの科学的知識も持ち合わせていないでしょう。しかし、副島先生が逆のスタンスに立っており、広瀬隆はCIAに育てられた人間であるとまで言っているため、中田氏は戸惑っているでしょう。頭では、広瀬・小出の理解をしつつも、体は副島先生にくっついて福島の現地へ行かざるを得ないという激しいジレンマに苦しんでいるでしょう。

D頭のいい中田氏は、もう気付いているでしょう。今回の原発論争は、アポロ論争と同じパターンであることを。「人類の月面着陸は無かったろう論」が、今回は「福島第一原発はもう安全だろう論」になったようなものです。どちらも副島先生の鋭い直感知による部分が多く、各論で科学的な批判にさらされやすいです。副島先生の視点は単なる科学者ではなく、それを超えた大きな国家戦略、政治的駆け引きを視野に入れた主張をしているわけですが、これは万人に理解できるものではありません。

Eアポロ論争は、一時的に激しい批判に晒されましたが、時間が解決してくれました。しかし、今回の原発論争は、人間の命に関わる重大事で、国民皆が関心を持っていますし、長期戦になりそうです。態度をあいまいにして、やり過ごせるのか判断が難しいでしょう。ここが、原発論争の厄介なところで、アポロ論争とは大きく違います。

F中田氏は、副島先生の主張と同じスタンスに立つか、あるいは少し距離を取るか、あるいは批判する立場になるか、苦悩しているはずです。副島先生は「将来、どんな批判を浴びようと構わない」と言えますが、中田氏の人生はまだまだこれからです。それに、多くの人に叩かれた経験が少ないため、バッシングに対する耐性も十分備わってないでしょう。強靭な副島先生に長年付き添って、端から見てきたとしても、いざ自分がそうなった時に乗り越えていけるのか私には疑問です。そもそも中田氏はそういうタイプの人間ではないと思いますし、本人もやはり世間の評価が怖いでしょう。

Gおそらく中田氏にとって、もっとも彼らしい選択は次のどちらかでしょう。なるべく自分の主張・断定を避け、引用に徹して、原発論争の交通整理役になるのか、あるいは放射能の危険性の話はなるべくスルーして触れずに、違う論点でこの原発事故を論評していくのか、そのどちらかが無難な選択になるでしょう。中田氏は間違っても、副島隆彦という「命綱」を外してはいけないと思います。


と、ここまで書いてきて、私は結局何を言いたいんだろうか?という気がしてきた。私は副島先生もアルルも好きで、本はほとんど買っているほどの学問道場ファンですが、たぶん師弟関係がギクシャクしないか勝手に心配して、いろいろ考えてしまったのだと思います(笑)

まあ、結論は、「アルルの男・ヒロシ頑張れ!」って事です。


13. 2011年7月20日 04:01:03: QiSKN4ZQsE
ジョン ホルドレンという男は 確か 優生学の専門家で 有色人種の人口削減プログラム等の推進者なはずです。恐ろしい事になってきたような気がします。
阿修羅のどなたか 裏を取れないでしょうか?
ネタ元は ALEX JOHNES だったとおもいますがーーー。
変な意見が 気持ち悪いぐらいわいてきていますが。
わたしも アルルの男・ヒロシ頑張れ!と応援しています。


まったく懲りない連中です。ウンカのごとく阿修羅に湧いてくるんですね。
パクリ本の司令塔・中田安彦を支援するなら、堂々とカルト版でやるべきです。


11. kanegon 2011年7月21日 01:12:34: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
ペリマリ様全く同感です。

私は中田氏の文章のほうが冷静であり、副島氏より評論家としてはふさわしいとは文章表現として常識的な範囲で書いていたのであり、彼の内容については裏が取れていないのでそこまで言及できないと書いたことがありました。

それはアレックス・ジョーンズのサイトからの情報だったのですね。

了解。

それを書いたのは7月19日だったと思うのですが、重掲で副島氏がアホみたいに自分の次のお高い金融講演会に来てくれ―という主旨の投稿とアルルくんに負けじとダメリカ金融事情を書いていました。

アホのたわごとだからもう無視です。金融情報は副島氏の反対をいけば生き残れるのではないか?と、金融の素人の私は思うのです。

今高いけど金を買え、どこの世界に行っても紙幣は無効に一旦なるのではないか?と。金をかってもブラックゴールドがあるので得はしません。紙の紙幣を持つよりtatujin様のように田舎のいいところに悠々自適の家をかまえ、実物で物々交換ができるようにしておくことがいいのではないでしょうか?
それは金でも食糧でも水でもいいと思います。

私は田舎に引っ込め潤沢な経済力があるなら食料と水を買い、セシウム除去の浄水器をつけた、田舎の家庭菜園付きの家を購入したいです。

金でも損はするけど、紙幣よりマシといったところでしょうか。

素人考えですけどね。

アフリカの星とかいう有名な巨大なダイヤモンドが、最初、家畜と交換されたことを思うと家畜を飼うのも有益かもしれません。(笑の要で数年後笑でなくなるかも!!当たらないことを祈る)



12. kanegon 2011年7月21日 01:26:25: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
コメント11は素人の考えであり、私自身得をするという考えに至っていない。

最悪現在の金融システムが狂い、ハイパーインフレが起きた場合、100万円でもパン一斤が買えなくても金10gで買えるかもという考えなわけですな。

第一次世界大戦後のドイツのような状況に万が一なったらという恐怖心から上記発言が出現したと思ってください。

スカルピング的なことは金融の専門家に聞いてください。

私は全くわかりません。

素人の妄想と思ってくださりませ。

それより私は個人的には内陸部の土地と食料確保が重要だと思います。


13. 2011年7月21日 02:07:42: oDGSwflCPo
>>6殿

>社会科学なかんずく法律学は

法学は社会科学ではないです。
法の運用に於いて社会科学を援用することはありますが、法学は別なカテゴリーです。


14. kanegon 2011年7月21日 13:27:28: xVuuIAvxG7FMM : 9kMSboacTk
ペリマリ様、09のコメントに関して。

なんか、政治版でワイワイやっている人たちは副島グールーとアルル尊師とが評価が逆転していることにも注目していますね〜。

それはそれで面白いので経過観察いたしましょう。

いっちょ噛みしたかったら適当にしましょう。

それより、アルルくんの評価が高まったために副島氏がヤケになって夜中の3時の投稿して金融講演会のお誘い文を書いている事実が興味深いですね。

政治版のコメント12氏は副島氏の弟子かアルルくん本人かもしれない。


15. kanegon 2011年7月22日 10:34:26: xVuuIAvxG7FMM : 9kMSboacTk
連投申し訳ありません。14のコメントの続きです。

恐らく、副島弟子達あるいは熱狂的な副島信者兼会員であろう、ペリマリ様や山幸彦(天孫光臨)様や私を人格攻撃した人々は政治版で制限のない、中田安彦の文章を投稿してそれを持ち上げることによって、副島隆彦の学問道場の正当性を訴えたいのでしょう。

だから、潮が引くみたいにカルト版で一連の変なコメントが消滅したのでしょう。

でも政治版で中田安彦の記事を誉めそやしても、副島隆彦の学問道場にはならず、中田安彦の学問道場として阿修羅掲示板に、認識されるでしょう。

副島氏の文章は掲載されないで、中田氏の文章ばかり掲載されほめそやされるのです。

副島氏の書く情報より中田氏の書く情報のほうが上でしょう。

だって、鬼塚氏や太田氏やアレックス・ジョーンズなんかの記事からパクリをやっているからです。

ちなみに、私はクズ情報だと思うので敢て副島氏の最新の重掲の記事は載せません。というのは私は小沢内閣待望論様が投稿しているアメリカで金の売買中止という記事を信じているからです。

アメリカで金の売買中止になるということはアメリカのデフォルトを示唆し、売りたいけど売れない米国債を山ほど保持する日本もデフォルトの危機にさらされるからです。国力を維持するならば実物の金融商品である貴金属に目がいくとなりませんか?

なのに、副島氏は近々金は暴落する。(確かに、ブラックゴールドが市場に出たら暴落するでしょうが、その前に日米デフォルトがくるかもしれません。)
でもその前にドルも円も紙切れになる可能性が高いのです。

なのに金が近々暴落するから今金を買ったら損をするといいます。
アメリカ同様日本も金の購入を中止する可能性があるのに先駆けて金を買うなとは一体どういう了見なのでしょう。副島氏の記事は私個人の見解ではクズを通り越して害毒な情報なので投稿しません。副島氏があちら側の人間であるという立派な証拠でしょう。

だから金が暴落する前は金を持ち暴落しそうになって紙幣が力を取り戻したら紙幣に換えたらいいのです。

できればヤギや豚なんか飼っている方が(貨幣代わりに)いいのかもしれませんが。(笑)


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