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有栖川宮詐欺事件とは後に此の血筋の者が出て來た場合に備えての體制側が仕掛けた自作自演の謀略か
http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/407.html
投稿者 不動明 日時 2011 年 12 月 01 日 22:39:48: yX4.ILg8Nhnko
 

(回答先: 出口王仁三郎の實父は有栖川宮熾仁親王 投稿者 不動明 日時 2011 年 12 月 01 日 22:31:47)

 
 
 
 
有栖川宮詐欺事件 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/有栖川宮詐欺事件

有栖川宮詐欺事件(ありすがわのみやさぎじけん)は、2003年(平成15年)4月に東京で発生した詐欺事件。

華族・有栖川宮の祭祀継承者であると偽った男性が偽の結婚披露宴を開催、招待客から祝儀等を騙し取った。

概要

2003年(平成15年)4月6日、東京の青山において偽の結婚披露宴を開催、約400人の招待客から祝儀等を騙し取った。

「有栖川識仁(さとひと)」と詐称した男(当時41歳)と、その「妃殿下」(当時45歳)を、同年10月に警視庁公安部が詐欺罪で逮捕した。公判中、2人の間には一切の恋愛関係、内縁関係、婚姻関係が存在しなかったと事実認定されている。

有栖川宮

有栖川宮は江戸時代に創設された宮家であったが、10代目当主の威仁親王が1913年(大正2年)7月5日に嗣子なく薨去したため、旧皇室典範の規定により断絶が確定、その後、威仁親王妃慰子(やすこ)の薨去により正式に断絶した。有栖川宮の祭祀は、歴代当主の勲功により大正天皇の特旨を以って、第3皇子の光宮宣仁親王が新たに高松宮を興した上で継承した。

宣仁親王は1987年(昭和62年)2月3日に世を去ったが、事件当時は妃の喜久子が在世中であったため、有栖川宮の祭祀は引き続き高松宮で執り行われていた。「有栖川宮の祭祀継承者」はあり得ない話だったにも関わらず、多くの人が欺かれた。

本人歴

被疑者の男性は、『有栖川宮記念事業団』(1990年5月1日設立届出)なる政治団体の代表者「有栖川識仁」(名刺の肩書は総裁)として、様々な活動を行っていた。同団体は事務所所在地同一のまま1998年(平成10年)に代表者・会計責任者が別人に交替していたが、2002年(平成14年)団体名を『有栖川記念』に改称すると共に「有栖川識仁」が代表者に復帰、2003年(平成15年)には京都市内から東京都内に事務所を移転すると同時に会計責任者として「有栖川晴美」が登場、結審・収監後の2006年(平成18年)に解散した。

また、本物の皇族と誤認した右翼団体日本青年社が、男性を名誉総裁に推戴していた(但し、逮捕前の10月1日に任期満了を理由に退任させられている)[1]。

本人は、「京都のホテルのレストランで、高松宮よりご落胤である旨を告げられた」と説明していた。これが事実だとすれば皇位継承順位の高い皇族であるとして、一部の右翼団体が信用する事態になり、警察も看過できない状況になっていたと言われている。しかし皇室典範第6条(旧皇室典範も同様)では、皇位継承順位に列する皇族の要件を、「嫡出の皇子及び嫡男系嫡出の皇孫」と規定しており、本人が言うところの「ご落胤」では非嫡出子となるため、皇位継承要件を満たさない。

裁判

一審(東京地裁)が、2006年(平成18年)7月7日に結審した。検察側は、「皇族への畏敬を利用した大胆不敵な犯行。公判でも、被告人は『殿下』と呼び続けるなど、一切反省していないのは明らかだ」と指摘し、2人に懲役3年を求刑した。同年9月11日に、2人とも懲役2年2ヶ月の実刑判決が下された。2人とも同年9月25日の控訴期限までに控訴せず、また検察側も控訴しなかったため、一審判決が確定した。

現状

朝日新聞2008年(平成20年)1月4日付けの紙面によれば、自称「殿下」の男性は出所しており、自身の政治団体再興を目指し、以前のように「有栖川宮」として活動しているという。

また平成20年度版『政治団体名簿』(政治資金制度研究会編、財団法人地方財務協会刊)に依ると、2007年(平成19年)5月1日付で京都府宇治市に政治団体『有栖川宮記念』(代表者:有栖川識仁、会計責任者:有栖川晴美)が新規設立届出されている。政治資金収支報告(官報) 参照。

東京拘置所による手紙の紛失と週刊新潮の手紙掲載

事件を起こした男女2人は、東京拘置所に収監されていたが、2004年(平成16年)に、このうち女性の側は、夫らから同拘置所内の妻に対し手紙が送られてきていたが、この手紙を同拘置所が紛失。さらに、紛失した手紙が、週刊新潮に掲載された。このため、男女2人は、2007年(平成19年)4月に、「精神的苦痛を受けた」として、国を相手取り、京都地裁に訴訟を起こした。この裁判は、同地裁で2009年(平成21年)7月9日に、国が手紙の流出を認め、妻に対し解決金150万円を支払い謝罪することで和解が成立した[1]。また、男女2人は、紛失した手紙を掲載した週刊新潮についても、同誌を発行する新潮社を相手取り、「精神的苦痛」を理由に京都地裁に慰謝料を求める訴えを起こし、同地裁は2009年(平成21年)10月28日に、2人の主張を認め、慰謝料200万円の支払いを新潮社側に命じた[2]。新潮社は控訴していたが、その後2010年(平成22年)3月11日付で、大阪高等裁判所で和解が成立した[3]。

事件を題材とした作品

久世光彦『有栖川の朝』文藝春秋、2005年6月 ISBN 978-4-16-324190-6

脚注

1.「有栖川宮」詐欺:拘置所から手紙流出、週刊誌掲載 国謝罪、150万円で和解 毎日新聞 2009年7月10日
2. 有栖川宮かたる詐欺事件 新潮社に慰謝料支払いを命じる 京都地裁判決 産経新聞 2009年10月28日
3.「有栖川宮」詐欺:京都・宇治の夫婦、新潮社と和解 毎日新聞 2010年5月1日
 
 
 
 
 

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