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(回答先: 香港誌・亜洲週刊の記者、紀碩鳴 氏 :「日印がベトナムを引き入れて中国を抑止しようとしても通用しない」(レコードチャイナ 投稿者 hou 日時 2010 年 11 月 02 日 06:44:43)
http://www.chosunonline.com/news/20101101000017
尖閣:米中対立にも飛び火
尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権をめぐる日中両国の対立が米中間にも飛び火している。
東アジア・サミット(EAS)が閉幕した先月30日、ベトナムでクリントン米国務長官と中国の楊潔チ外相が会談した。同日午後には、クリントン国務長官が中国南部の海南島を訪れ、戴秉国国務委員(外交担当)と空港のVIPラウンジで2時間半にわたり会談した。
しかし、問題を解決するどころか、互いに顔を真っ赤にするほど激しい論争が行われたもようだ。先月27日にハワイで行われた日米外相会談で、クリントン国務長官が「尖閣諸島は日米安保条約の適用対象だ」と述べたことが争点となった。
中国外務省の馬朝旭報道局長は、クリントン国務長官の発言が伝えられた直後の29日夜、緊急の論評を通じ、「クリントン国務長官の発言に厳重な懸念と強い不満を表明した。釣魚島は中国固有の領土であり、論争の余地がない主権を保有している」と主張した。馬局長はまた、「日米安保条約は冷戦期の産物であり、二国間条約にすぎず、それが中国を含む第三国の利益を侵害してはならない。中国政府と人民は釣魚島を条約の範囲内に含めることを決して容認しない」と述べた。中国は米国に対し、「日中間の問題に介入し、片方の肩を持つな」というメッセージを伝えた格好だ。馬局長は論評の一部で、通常の「米日」という表現を一部「日米」と言い換えた。
30日に行われた米中外相会談でも、楊外相は異例の強い口調で不快感を示した。楊外相は「中国は胡錦濤国家主席の訪米を控え、良好なムードがつくられることを望む」とした上で、「米国は高度にデリケートな問題に対し、慎重に発言してほしい」と述べた。楊外相はまた、「米国は釣魚島問題と関連し、中国の主権と領土に関する権利を尊重すべきだ。いかなる誤った発言も行ってはならない」とくぎを刺した。
北京駐在の外交関係者たちは、中国が日中関係の正常化を望む基本姿勢は変えないとみている。温家宝首相が30日、東アジア・サミットで再び10分間の「廊下会談」を行い、「両国関係を改善しよう」と語ったのがその例だ。
外交関係者らは「中国が米国のアジア介入戦略に対応するため、日中関係を改善しようとしているが、国内世論など不確定要素が多い。胡主席が出席し、11月下旬に横浜で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議がヤマになる」との見方を示した。
北京=崔有植(チェ・ユシク)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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