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911「ペンタゴン・ミサイル??」:フェイクビデオによる悪質な妨害行為
9・11事件のペンタゴン爆破について、ある人物から、次のようなビデオを見せられたことがあります。
911 PENTAGON MISSILE STRIKE HIT 9 11 REAL EVIDENCE ?
http://www.youtube.com/watch?v=Fjl594GTgkE
ぜひご覧いただきたいのですが、その人物はこれを「ペンタゴンにミサイルが激突した証拠の一つ」と言いたかったようです。しかしこのビデオはあまりにもお粗末なねつ造映像、いわゆるフェイクビデオに過ぎません。
これについて、私は、自分のウエッブサイトに新しいページをもうけてご説明しております。ここでは、このビデオのいくつかのシーンをスチル画像でお見せし、それがいかにはなはだしい偽造ビデオに過ぎないのかを、一つ一つ具体的に証拠を挙げてご説明しています。
どうか、こちらにお進みください。
http://doujibar.ganriki.net/29-a,pentagonmissile.html
「ペンタゴン・ミサイル??」
ここに、その中で書いたことの一部を転載します。(リンクなどはつけていませんので、詳しくは上記サイトをご訪問ください。)
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【前略、転載開始】
当サイトに収録されている、ペンタゴン攻撃に関連する以下のページをご覧いただくならば:
Eリング外壁の状態 ビル内部と「出口の穴」 照明塔とジェネレーター
飛行機は「消滅する」のか? 彼らに操縦ができたのか?
第7部 :ペンタゴン《偶然の砦》
9・11事件で、アメリカン航空77便がペンタゴン・ビルに激突した可能性は「極めて小さい」といわざるを得ないだろう。
私としては本当は、「可能性ゼロ」と断言したくなるところなのだが、残念なことに最後の詰めとなる証拠、《77便以外の飛行物体が激突した》、あるいはひょっとして《何も激突せずに爆発のみが起こった》などことを、誰の目にも明白に示すような証拠が見つからないのだ。
たとえば、77便のものではないと誰が見ても分かるような飛行物体の残骸や破片(ただし偽造の疑いがありえないもの)、ペンタゴンに激突する77便以外の飛行物体の姿が誰の目にも明らかな映像(ただしねつ造の疑いがありえないもの)といったものが、今まで現れてこないのである。ペンタゴン当局発表のビデオに写っていた、なにやら尖って見える「飛行物体の先端」らしき影では、それが一体何なのかを断定する材料としてはあまりにも心もとない。これでは、「77便の可能性ゼロ!」とまで断言することはできない。
ツインタワーの場合、《飛行機激突のショックと火災の熱で崩壊した》とすれば説明のつかない事実が多く記録されている。それに加えて、明らかに人為的な破壊以外にはありえないことを示す現象が多く記録され、一部科学者たちの手によってその物的証拠も明らかになった。それによって初めて、《飛行機激突のショックと火災の熱で崩壊した》という公式の説明を、《それは人為的な破壊であり、その手段の少なくとも一部はテルミット類の物質であった》という新たな説明に取って代えることができる。ただしそれでもとうてい、その破壊の全貌を明らかにし真犯人を指名するには至らない。そこまで明らかにしようとするなら、国家単位の極めて大掛かりな研究・調査と捜査が必要である。
ペンタゴンの場合、単なる憶測だけで言って良いのなら私自身も「小型無人軍用機」の可能性が高いのではないかと思っている。しかし、そうだと決定的に主張できるだけの証拠となるものが見つからない。
「たまたまの偶然が大連続してこんなふうになったのだ」と主張された場合に、「なら、これを見てみろ!」と、バンと目の前に突きつける物的証拠(あるいは偽造の可能性の無い映像証拠)が存在しない。
結局は「とことん怪しい!疑問だらけだ!」という言い方しかできないのである。
ご注意いただきたいことは「目撃者証言」である。
詳しくは「真実の見分け方」をお読みいただきたいが、目撃者証言は、明らかな客観的事実によって裏付けられる場合にのみ、その信憑性を考えることができるだろう。
たとえば、ウイリアム・ロドリゲスによるツインタワー地下の爆発の目撃証言ならば、タワー地下で長期間存在した極めて高温の(おそらく溶けていた)金属の存在、飛行機激突直前と思われる地震計の触れといった、具体的で客観的な証拠に裏付けられている。ロドリゲスの証言は、数多くの物理的な根拠と共に、飛行機激突の直前から少しずつ計画的に地下の基礎部分や下層階のコアを破壊していった爆破解体作業の様子を、浮き彫りにさせるだろう。
しかし、一般的に言うならば、決して「目撃者証言があるから正しい」ということにはならない。日本で過去の数々の冤罪事件で「有罪の証拠」とされたのは作られた自白といい加減な目撃証言だったはずだ。また、ロンドンの交通機関爆破テロ未遂事件は、目撃証言がいかに当てにならないのかの好例である。証言者の誠意や正直さは別の問題である。いかに誠実で正直な人間でも、ある瞬間に目で見て耳で聞いたことに限界があるのが当たり前だ。
実際に、ペンタゴンに激突したとされる物体については、正反対の証言が多数存在する。どの証言を信用し、どの証言を「不完全」あるいは「間違い」とすべきかは、人間の感覚によらない客観的な証拠と比較・対照する作業の中でしか、知ることはできないだろう。証言と憶測を積み上げて何かを主張することは自殺行為である。
いずれにせよ、いま取り上げたような馬鹿げたフェイクビデオで「ミサイル」説を裏付けようなどととすることは、自滅的な愚行に他ならない。ましてこのようなビデオを多くの人にひけらかすことは、最初にペンタゴン爆破の公式説を疑ったティエリ・メイサンを始めとする多くの先人たちの努力に対する冒涜以外の何ものでもあるまい。
【後略、転載ここまで】
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以上です。
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