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韓国軍民・多国籍合同調査団: ヨノ型潜水艇と母船が、天安攻撃から2−3日後に基地へ帰投したことを確認 【朝鮮日報】 http://www.asyura2.com/10/warb4/msg/586.html
哨戒艦沈没:北はどのように侵入・攻撃したのか(上) 哨戒艦沈没:北はどのように侵入・攻撃したのか(上) 一昼夜目標を待ち、ペンニョン島西側から攻撃した模様 哨戒艦「天安」が北朝鮮のヨノ型潜水艇の魚雷攻撃によって沈没したと推定されたことにより、この潜水艇がどのように天安を攻撃したのかに関心が集まっている。 合同調査団は、ヨノ型潜水艇とこれを支援する母船が、天安攻撃の2−3日前に西海岸の海軍基地を離れ、天安攻撃から2−3日後に基地へ帰投したことを確認した、と発表した 。消息通によると、ヨノ型潜水艇は今年3月23日、ペンニョン島からおよそ80キロ離れた黄海南道琵琶串の潜水艦基地を母船と共に出港、韓米情報当局の監視を避けて移動した。母船は、この潜水艇に各種の支援を行い、潜水艇の安全に問題が生じた場合に備え、共に出港したものと思われる。 潜水艇は公海上を逆「コ」の字型に迂回(うかい)し、25日午後、ペンニョン島西側の海底に到着、ほぼ一昼夜水中で攻撃目標を待っていたものと推定される。 26日夜に天安を発見した北の潜水艇は、天安の左舷約3キロ、水深約10メートルの海中から潜望鏡を用いて天安の動きを確認した後、CHT−02D魚雷を発射した、と韓国軍当局は推定している。当時、天安は水深30−40メートルの海域にいたが、北の潜水艇は外洋に面した水深40−50メートル以上の海域におり、魚雷の発射に問題はなかったと分析されている。
ヨノ型潜水艇は、これまで公式には存在が知られていなかったが、今回初めて公開された。水中排水量は約130トンで、サンオ型小型潜水艦(325トン級)とユーゴ級潜水艇(85トン級)のほぼ中間に当たる。
韓国軍当局は当初、北朝鮮のサンオ型小型潜水艦による攻撃を疑っており、ヨノ型潜水艇の動向は知らなかったものと思われる。しかし、各種の情報を分析した結果、サンオ型ではなくヨノ型が動いたことを把握したという。 合同調査団のソン・ギファ情報分析分科長は、「今回の事件前後の数日間、北朝鮮軍の潜水艦・艇2隻が基地を離れ、われわれが識別できていなかったのは事実だ。この事件により、特別に情報判断が変化したわけではないが、さらに補完すべきものは補完していきたい」と語った。 対潜音響探知装備(ソナー)を持っている天安がなぜ北の潜水艇の動きや魚雷の発射を探知できなかったのか、という疑問は、なおも提起されたままだ。軍消息通は、「天安のソナーは旧型で、探知距離などが制限されており、遠くから魚雷が発射されたため探知できなかった可能性が大きい」と語った。 一部からは、複雑な海底の環境を考慮すると、北の潜水艇などが事前に何度もペンニョン島海域で侵入・偵察活動を行っていた可能性が大きい、という指摘も出ている。ファン中将は、「北朝鮮が問題の海域を事前偵察していたかどうかについての情報はないが、問題の海域と類似する北朝鮮の海域で事前訓練を行ったものとみている」と語った。
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