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産經新聞: イランは2065キロの低濃縮ウランを保有、1200キロをトルコに移送= 残り865キロ【産經新聞】 http://www.asyura2.com/10/warb4/msg/518.html
(回答先: ロシアのチュルキン国連大使: イラン制裁の対象が核計画関連に絞られていることなどから合意 【ロシアの声】 投稿者 hou 日時 2010 年 5 月 19 日 23:38:04) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100519-00000060-san-int 低濃縮ウラン移送 イラン「勝利」 米、厳しい拒絶反応 追加制裁 国連安保理5常任理事国とドイツの間で協議が進められていた追加制裁決議草案はこの日午後、日本を含む安保理非常任理事国各国に配布される。ある非常任理事国の国連大使は「かなり強い内容の草案になると理解している。ここ数日のイランによる低濃縮ウランの国外搬出合意は、草案の中身を変えるまでには至らなかったということだろう」との見方を示した。 イランからの報道によると、同国政府は国外搬出合意について、国際社会が濃縮ウランを受け取るということはその存在を容認することと同じだとして「イランの勝利」との見方を示し、外交的な勝利を手にしたとの宣伝攻勢を強めていた。 前ブッシュ政権から一転して国連を含む多国間外交の重視を打ち出しているオバマ政権にとって、安保理制裁決議の直前でイラン問題でつまずくことは、外交方針の根幹にもかかわる事態となる。 国連安保理では現在、イランと結びつきの強いレバノンが議長を務めていることから、作業の本格化は6月になってからとの見方もあった中で、米国が示した素早い動きは、イランに対し断固たる措置を取るとの強い意思を示したものといえよう。 現に、イランの低濃縮ウランのトルコへの移送合意について、オバマ米政権は「本質的な部分で内容に新味はなく、米国は懐疑的なままだ」(クローリー米国務次官補)と、今後も国連安保理の追加制裁を求める姿勢に変化がないと強調していた。イランには過去に何度も合意不履行を繰り返してきた「前科」があり、今回の合意も制裁回避を狙った時間稼ぎの側面があると、米国はみていた。 イランは、安保理決議に違反する核兵器にも転用可能な濃縮度20%のウラン製造を継続するとしていることから、クローリー次官補も「合意が前進となりうるかはイランの実際の行動次第だ」としていた。 イランは調停を仲介し合意へと導いたブラジルとトルコを取り込み、制裁に慎重だったロシアと中国もにらみ、分断を図ろうとしたといえる。だが、両国を含め追加制裁案に合意したことで、イランの狙い通りに事は進まなかったといえる。 イランは2065キロの低濃縮ウランを保有しているとみられ、1200キロをトルコに移送しても865キロが国内に残る。しかも1日の低濃縮ウラン製造能力は4キロと推定され、約1年で原状回復が可能だとみられている。
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