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慶南大学の梁茂進(ヤン・ムジン):「金総書記はジョンウン氏が党内での実務からしっかりとこなせるようになることを望んでいる http://www.asyura2.com/10/warb3/msg/630.html
(回答先: 非核化プロセス破たん 米・南の合同軍事演習 【朝鮮中央通信社が備忘録】 投稿者 hou 日時 2010 年 3 月 24 日 19:26:37) http://www.chosunonline.com/news/20100322000011 朝鮮中央通信は20日、北朝鮮の最高人民会議第12期2次会議が来月9日に平壌で開催されると報じた。昨年も同じ日に開催された最高人民会議第12期1次会議では、憲法を改正して国防委員長を最高領導者と規定し、国防委員会の権限を大幅に拡大した。 今回の会議では、今年の新年共同社説で強調された「人民生活の向上」に向けたさまざまな経済対策や、失敗に終ったデノミネーション(通貨単位の切り下げ)の影響を最小限に食い止める対策などが、集中的に議論される見込みだ。さらに専門家は、金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者として内定したとされる三男ジョンウン氏を中心とした後継体制構築の動きにも注目すべき、と指摘する。 ■後継者体制構築にあせりも 北朝鮮は最近まで、ジョンウン氏を中心とした後継体制の構築に向けて慎重に準備を進めてきた。ジョンウン氏は国防委員会に勤務しながら、重要政策の樹立にも深く関与しているとされ、朝鮮労働党の組織指導部も、ジョンウン氏の裁可を得て、新たな人材を抜てきしているという。 ところが、昨年末に断行されたデノミが失敗に終ったことから、東国大学のキム・ヨンヒョン教授は、「北朝鮮では(後継体制の構築に)あせりがみられるようだ」と指摘する。キム教授は、「これまでの後継体制の構築作業が風船を飛ばすようなものだったとすれば、これからは制度面で実際に根を下ろさせる必要がある。最高人民会議では、ジョンウン氏に国防委員会での職責が与えられる可能性もある」と述べた。統一研究院北朝鮮研究センターの鄭永泰(チョン・ヨンテ)所長も、「デノミ失敗の後始末を任せた上で、これを大きな業績とすることも考えられる」と予想する。 一方、デノミの失敗により混乱した状況の中では、後継者体制を急ぐよりも、後継体制の構築に向けた基盤整備に集中する可能性の方が大きいという見方もある。慶南大学の梁茂進(ヤン・ムジン)教授は、「現在の状況で北朝鮮が後継者問題を大きく取り上げれば、“やはり金総書記の健康状態に問題があるようだ”という憶測が広まり混乱が拡大するだろう。そのため金総書記は、ジョンウン氏を国防委員には任命しないはずだ」と予想する。さらに「金総書記はジョンウン氏が党内での実務からしっかりとこなせるようになることを望んでいる。後継者体制の構築に向けた作業は、党の内部で内密に進められるに違いない」という見通しも示した。 ■公式のテーマは経済 複数の韓国政府関係者の間では、今回の最高人民会議で取り上げられる公式の議題について「経済問題に集中するだろう」という見方が多い。韓国の国会に相当する最高人民会議の主な役割は、予算を審議・議決し、新年共同社説に基づいて経済面における今年の主要課題を提示することにある。そのため今回の最高人民会議では、そこで提示される数々の経済政策やそれに関連する人事にも注目が集まる。まずは、昨年末に失敗に終ったデノミの後始末に向けた具体的な措置が提示される公算が高い。民衆の反発を和らげるために、経済官僚に対する人事が行われる可能性もある。 北朝鮮では今年初めから、外資の誘致に向けた作業が本格的に進められている。そのため、これを後押しする法律や制度も必要になるだろう。韓国政府の安保関連の当局者は、「全般的には以前よりも開放的な内容になるだろう」と予想している。 一方で梁茂進教授は、「最高人民会議に対するもう一つ関心は、朴南基(パク・ナムギ)労働党計画財政部長が姿を現すかどうかだ」と述べた。朴部長については、デノミ失敗の責任を負わされ最近平壌で銃殺されたといううわさがあるが、その事実は公式に確認されていない。朴部長は経済政策の総責任者であるため、今回の会議にはかせない人物とされる。ところがもし朴部長が会議に姿を現さず、代議員のリストにも名前がなければ、粛正されたことはほぼ間違いないと思われる。 李竜洙(イ・ヨンス)記者
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