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イスラエルの与党議員: 「ブラジルはイランに正当性を与えるべきではない」 【サンパウロ新聞】 http://www.asyura2.com/10/warb3/msg/578.html
↓警告表示が出ます 警告を無視できる方だけお進みください。 http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DA_N_ID=12&DO_N_ID=34458 中東歴訪中のルーラ大統領は15日、伯国家元首としては初めてイスラエルを訪問し、ネタニヤフ首相と会談した。予想されていたこととは言え、イスラエル側からは、イランの核開発疑惑を巡る追加制裁容認への圧力がかかり、イランに好意的なルーラ大統領は各方面から集中攻撃を浴びた。相手国の政治信条にこだわらず交流を深める「多元外交」で知られ、自らも「仲介役」を買って出ているルーラ大統領だが、こと中東に関しては悪戦苦闘することになりそうだ。 1時間半にわたったネタニヤフ首相との会談では、同首相がイランが濃縮ウランの濃度を高めたのは核開発目的だと強調。そのような「危険な国」に対し、伯国が追加制裁を容認しないのは間違いだと指摘し、「ブラジルには前線に立って国際社会を率いてもらいたい」と述べた。 これに対しルーラ大統領は、イランには直接言及しなかったものの、伯国憲法では核武装は禁じられており、核兵器の製造や保有には反対の立場であることを強調。イランに関しては、「まだ対話の余地がある」と繰り返した。 大統領は、会談後に表敬訪問した国会でも同様の批判に遭遇。与野党議員らが、「ブラジルはイランに正当性を与えるべきではない」などと声を荒げ、大統領に同行したアモリン外相が「まるで勧告だった」と評すほど。 訪問先々で槍玉に挙げられた大統領は、イスラエルの「建国の父」とされるテオドール・ヘルツルの墓参が日程に含まれていなかったため、リエベルマン外相が「無礼だ」として会談をボイコット。他の政府高官らも、パレスチナ自治政府のヤーセル・アラファート元大統領の墓参が日程にあるのに「侮辱だ」として、次々とキャンセルしたという。 「多元外交」を掲げ、「米国に替わる中東和平の仲介役」という期待を背に同地入りしたルーラ大統領だが、中東に関しては一朝一夕にはいかないようだ。 イスラエル内務省は9日、東エルサレムでの入植をめぐり、1600戸の入植地拡大計画を発表。これに米国が強く反発し、「危機」が勃発した。大統領のイスラエル訪問当日にはネタニヤフ首相が、入植活動を継続する姿勢を改めて示した。 現地では抗議行動も起きており、国連の潘基文事務総長もイスラエルの入植地拡大計画は「国際法に反している」と非難。米側はイスラエルに、入植計画の撤回など3条件を突きつけるなど、米・イスラエル関係は今後、さらに悪化する事態が懸念される。ルーラ大統領は「仲介」どころではないようだ。 2010年3月18日付
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