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(回答先: 年の瀬東京大阪ルポ 急増する女性若者のホームレス(2) 投稿者 吐息でネット右翼 日時 2010 年 12 月 25 日 20:59:56)
週刊実話
掲載日時 2010/12/24 11:00
掲載号 2010年12月30日 年末特ネタ満載号
http://wjn.jp/article/detail/0610999/
警察庁の発表によると、今年11月までの自殺者数は全国で2万9105人。13年連続で3万人超えの見込みが濃厚となった。
都道府県別では、東京が最多の2693人で、大阪1898人。これに神奈川が1682人と続き、デフレ不況の煽りを喰らった都市部の自殺者が急増しているのである。
そこで、本誌はその実態を探るために、東京と大阪のホームレス事情を徹底取材。「自殺者予備軍」と呼ばれる彼らの困窮ぶりと、若年ホームレスの激増ぶりを定点観測してみた。
「去年より、仕事はさらに減っている。去年は月に4〜5日は働けたが、今じゃ3日あればいい方だよ」
昼下がりの東京・上野。「アメ横通り」の片隅に座り込む男性ホームレス(61)と話しこんでいたSさん(53)はこう語った。
普段は、東京・山谷をホームグラウンドにしている2人は、週に3回ある「上野公園」の炊き出しをもらいに来ていたのである。
「上野公園の炊き出しは、ご飯に豚汁。これがない日は、残飯で命を繋いでいるよ。寝る場所は、段ボールに新聞紙があれば冬でも何とか凌げるし、月に3度はコインシャワーにも入っている。だけど、民主党政権になって、オレらの働き口が増えると思っていたのは大間違いだったね。自民党時代よりも悪くなった。選挙にも行ったことがないオレが言うのも変だけどさ」
こう話すSさんは北海道出身。同地で理容店に勤めていたが、働き盛りの30代にバブルが到来し、これに魅せられ上京したのだ。
「当時は1カ月40〜50万の稼ぎもザラだった。何しろ『これ以上働きたくない』とパチンコ屋で休んでいると、店長が捕まえにきたほどだったから。それにあの頃は飲む、打つ、買うと派手だった。そんな時代はバブル崩壊で消し飛んだよ」
理容店を辞めさせられたSさんは、その後同業種を転々としたが、40代半ばから雇用されなくなり、今の暮らしに転落したのだ。
記者は、別れ際に「生活保護は考えないのか?」とSさんに尋ねてみたが、「制約が多い生活保護は性に合わない。自由に起きて寝て、酒を浴びているほうがいい」と人懐っこく笑うだけ。
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