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(回答先: NHK調査 内閣支持率31% 小沢元代表の国会説明「必要がある」が75% 投稿者 赤かぶ 日時 2010 年 11 月 08 日 20:10:29)
http://wakei.at.webry.info/200912/article_2.html
NHK内閣支持率調査への疑問
<< 作成日時 : 2009/12/22 20:21 >>
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鳩山内閣の支持率低下が話題になっている。そのこと自体は私には感心があまりないのだが、その調査に疑問をもっている。NHKの調査に関してだが。もっとも、どのような調査なのか、厳密には分からない。というのは、放送された部分しか知りようがないからである。
こうした調査が非常に作為的で、かつ誘導的であることは、様々な研究によって指摘されてきたが、NHKの調査も非常に誘導的であるように思われる。言葉を変えれば、立場性を感じるのである。
もちろん、多くの人は、そのようなことは感じないに違いない。なぜならば、これまで普通に行われてきた世論調査であり、特に変わった点はないからである。逆に言えば、これまでの調査が極めて立場性、はっきりいえば、民主主義的観点が弱いということである。
私は民主党支持者でもないし、また、反対者でもない。民主党にいれたことはただ一度しかない。それは総選挙で自民党が当選したあと、直ぐに汚職で辞任して、やり直し選挙になったことがある。やはり、自民党を現実的に落とせる候補者が一人しかおらず、それが民主党だったので入れたわけだ。
だから、民主党政権を強く応援するつもりはないが、しかし、期待はしている。しかし、その期待は、マニュフェストに書かれている、サービス的公約についてではなく、それらについては、個々支持するものもあるし、反対なものもある。私が民主党に期待するのは、「政治の透明度を高める」という一点である。今や、政治の透明度こそ、民主主義の度合いを示す最も重要な要素のひとつであり、自民党政権下の日本や、民主主義の歴史的お手本の国であるイギリスやアメリカは、ことごとく、先進国で最下位に近い状況なのである。 逆に、高いのが北欧を中心とする福祉国家であり、福祉国家は、今や経済力も強く、民主主義も進んでいるという、少なくともアメリカやイギリスよりは、ずっと手本にしたい国家になっている。
福祉国家における異常ともいえる高率の税金は、この政治の透明度によって支えられていることは、多くの人に知られていることであろう。日本も高福祉政策をとらざるをえない状況になっており、そのためには、高負担を実現しなければ無理だろう。そのためには、政治の透明度を高めることが絶対に不可欠なのである。
実際に、民主党は、自民党に比較して、問題にならないくらい透明度を高める政治手法をこれまでとってきた。もっとも、だんだん不徹底になっている側面もある。記者クラブの問題はその代表であるが、鳩山・小沢会談が料亭で行われたときには、がっかりした。
さて世論調査に戻ろう。NHKの調査の項目に、こうした政治の透明性に関する項目が存在しないのだ。政策がよいとか、リーダーシップがあるとか、そういうことが質問されているが、支持や不支持の中に、政治をオープンにしようとしている、とか透明度を高めているというような項目がないということは、こうした調査によって、政治の透明度に国民の意識を向けようという姿勢がないこと、もっといえば、目をそらさせようとしているという姿勢を感じてしまうのである。
これまで民主党政権を支持ている人たちが、個々のマニュフェストの項目にはあまり囚われていないことが示されている。つまり、多くの人が、私と同じように、政治を透明なものにしようとしていることを肯定的に見ているのだと思う。メディアは調査という手法によっても、こうしたことをもっと積極的に押し進めるべきではないだろうか。政治が透明であることは、メディアにとっていいことであるはずなのだから。
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