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(回答先: マスコミの事前予想報道は正しかった 投稿者 遠望台 日時 2010 年 9 月 14 日 23:11:06)
私の投稿にほぼ同感のコメントを下さった方もありました。意を強くしました。逆に、罵倒するだけのもありました。無視するしかありません。
少し気になった論点について、私の感想を以下に述べます。
>>02さま ＞正しくなるように工作をしている可能性も否めません
>>03さま ＞その洗脳的な手法に対して、今回の結果を見て、あらためて恐怖感は感じますがね
>>06さま ＞サポータは、マスコミの報道に誘導されただけです
>>18さま ＞マスコミが世論誘導を行っているかもしれないことについての「警戒感」が略ゼロ％ですね
マスコミの“工作”や“世論誘導”説は、阿修羅ではよくあります。このスレッドで互いに一から詳しく論じ合うのは無理でしょうが、マスコミがそうしなければならない理由が、納得できません。具体的には、今回選挙で菅を勝たそうとしていたのだとすれば、マスコミにとってその利点は何でしょうか。もし私がマスコミ経営者なら、むしろ小沢のほうが景気をよくしてくれて、結果として広告収入も増えると期待したかもしれません。
この説は、大衆はマスコミに騙されるものだ−という無言の前提があるように思います。「俺は騙されていないが、お前たちは…」「小沢支持者は賢いが、菅支持者は…」では、相手を説得できないでしょう。外部からの情報に人間が影響を受けるのは自然なこことです。各マスコミや各コメンテータも傾向はいろいろです。国民＝大衆＝有権者もいろいろです。そういう社会こそ民主主義として健全なのではないでしょうか。
もう一つ、工作説は、マスコミの日々の業務から考えて、リアリティが感じられません。新聞社やテレビ局は、毎朝朝礼を開いて社訓や社長方針を斉唱しているのでしょうか。現場記者の書いた記事を、社長や編集長が一々検閲しているわけではないでしょう。記者たちも人間だから菅寄りも小沢贔屓もいるでしょうが、上からの命令になんでもハイハイと応えるような気の弱い人間では勤まらない仕事のように思いますが、如何でしょう。
マスコミは決して菅一辺倒でないことは、すぐわかるでしょう。これから菅内閣についての批判がきっと強まります。それは決して民主党政権だからではありません。自民党政権も長年批判されてきました。それがマスコミの仕事でしょう。
>>04さま ＞投票総数でみると菅氏13万7998票に、小沢氏9万194票と「６対４」の差にとどまった。…事前の世論調査(朝日新聞)では、「首相は菅氏」65％、小沢氏17％｡民主支持層では73％対20％
>>23=>>24さま ＞朝日新聞の事前調査では…､しかし、実際の党員サポーター票は…｡やはり、大幅に外しています。マスコミの事前報道は正しかったと言うことは、統計学について何も知らない人の言葉です。
事前の調査は、一般国民を対象にした抽出調査です。その中の「民主党支持者」というのも、自分でそう言っている人たちです。今回党費を支払って、しかも棄権もせずに投票したコアな民主党支持者とは異なります。母集団が異なれば結果も異なるのは、統計学上、当然のことです。しかも、調査日と投票日には時差があるので、変化は出てきます。通常選挙の場合でも、調査日と投票日には時差があるので変化はあると、いつもマスコミは断っていますね。なお、私は「菅勝利」という結果予想が正しかったと言っているのであって、数字のブレまで問題にしているわけではありません。
>>07さま ＞後出しじゃんけん…ですか。
そうですね。結果が出る前に言っても、やれ「工作員だ」、「馬鹿だ、阿呆だ」と罵倒されるだけですからね。でも、実は別のスレッドにコメント投稿して、世論調査通りになるだろうと、“予言”したこともあるのですよ。
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