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『歴史から壊れていく日本』渡部昇一(徳間書店)2010年5月31日第1刷
さきほど、板垣 英憲[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BF%E5%9E%A3%E8%8B%B1%E6%86%B2]という三流評論家のブログを読んだ。『小沢一郎前幹事長は、「国家の興亡」を意識して ディビッド・ロックフェラーとの「孤独な戦い」 を続けてきた。』[http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/11286d0a8e0c5525726374f558a99507?fm=rss]だそうだ。小沢は自民党幹事長時代からずっと「ロックフェラー」一味と戦ってきたそうだ、大笑いである!とても元新聞記者が書いた記事とは思えないが、元毎日新聞だというので納得してしまった。
売れない三流評論家は知識層に相手にされない為、食う為に必死に自分を買ってくれるニッチを捜す。食う為に書く相手は、一流評論家が相手にしない層である三流の読者層=反米左翼層相手である。
副島隆彦もベンジャミンフルフォードも天木直人もこの板垣英憲も食う為に、左翼に迎合していき、いつしか腐った思想に毒されてしまった。植草一秀氏も小泉政権下私は応援していたが、国策捜査で挫折していつしかその弱い心はダークサイドへ転落して行った。まるでスターウォーズのベーダー卿のようだ。
知識階級の人間は、そういった三流評論家の本は読んだとしても、娯楽程度にしか考えない。その代わり渡部昇一先生のような一流の評論家の文章を主に読む。
小沢一郎に対する人物評価は非常に厳しい。以下の文章を読んでもまだ、小沢を支持するという人間は、今すぐ部屋のクーラーを最強の20度以下にして頭を冷やせ!
『歴史から壊れていく日本』渡部昇一(徳間書店)p15〜21引用
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[引用]2004年10月、石川知裕被告一元秘書の衆議院議員一が土地購入資金として「小沢先生から四億円受け取った」と供述しながら、小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」の政治資金収支報告書にはその記載がありませんでした。そこで政治資金規正法違反で捜査が行われましたが、小沢幹事長は「単純なミス」「一点もやましいところはない」と繰り返し、不起訴になると「検察の捜査で不正なことをしていないことが明らかになった」と居直ったのです。さも潔白であるかのような顔をしています。
もちろん、国民はだれも彼の潔白など信用していません。「四億円」という資金の性質について疑惑が晴れたわけではなく、その「不記載」をめぐって公判を維持することがむずかしいという判断から起訴が見送られただけの話だからです。小沢氏の不起訴は「嫌疑なし」ではなく、不記載問題について立件するのに証拠が十分ではない「嫌疑不十分」なのです。
問題の不記載についても、秘書(石川被告)が四億円というカネを「いっさい小沢先生に知らせないで処理しました」というのですから、すごい話です。先の鳩山首相といい、この小沢幹事長といい、民主党のトップは12億円、4億円という大金をすべて秘書任せにして、報告すら受けないのでしょうか。「勝手にやっておけ」というほど”太っ腹”なのでしょうか?失礼ながら、おふたりのこれまでの言動を見ていると、とうていそんなことは考えられません。
小沢幹事長のカネに関しては準大手ゼネコン・西松建設からの多額の政治献金問題もリンクしています。小沢氏はゼネコンからの「資金提供はなかった」と強調しているようですが、石川被告の起訴事実は「小沢氏の用意した土地代金の四億円の収入を隠すため、石川被告らが虚偽の記載を重ねた」というもので、虚偽記載の総額はなんと21億7千万円!にのぼっています。
われわれ国民は、政治資金収支報告書の「不記載」という問題より小沢幹事長のカネの出所に疑惑をいだいているのです。
小沢氏は昭和58年、産経新聞のインタビューに対して、「私の亡父(小沢佐重喜 元建設相)は票田こそ残してくれたが、遺産はなかった」と語っています。相続に際して「遺産はなかった」と申告した政治家がなぜ総計20億円を超える土地を自分名義でもつにいたったのか?だれもがこの、”魔法”のような錬金術のプロセスを知りたいと思うことでしょう。@インチキかA賄賂以外の真っ当なもうけ方があるのであれば、私もぜひそれを知りたいと思います。
昔から「井戸塀政治家」という言葉があります。私財を投じて政治活動に没頭したため屋敷は廃櫨と化し、井戸と塀しか残らなかった――という意味です。
藤山コンツェルンの総帥にして大富豪の藤山愛一郎さん(元外相)が、政界入りしたため資産の大半を失い、「絹のハンカチが雑巾になってしまった」といわれたケースがすぐに思い浮かびます。
ところが小沢氏の場合は「遺産など無かった」のに、政治活動にたずさわっているうちにどんどん土地が増えたというのですから、藤山さんが生きていたらいったい何というでしょう?・小沢氏のかつての盟友・渡部恒三氏もこう喝破しています。「政治家が土地を売って政治資金をつくったという話は聞いたことがあるが、政治資金で土地を買ったという話は生まれて初めて聞いたよ」と。
しかも小沢氏は、いま基地の移転が問題になっている辺野古(沖縄)の近くに広大な土地を買っています。今年(2010年)1月29日付の産経新聞はこう報じています。
民主党の小沢一郎幹事長が平成17年11月、沖縄県宜野座(ぎのざ)村で約5200平方メートルの土地を購入していたことが28日、登記簿や衆院の資産等報告書で分かった。
建物もない「原野」で、使途は分かっていない。土地は米軍普天間飛行場の移設予定地に近く、購入直前に移設を盛り込んだ在日米軍再編の中問報告に合意していることから、投機目的の不動産取得と受け取られかねず、小沢氏の政治家としてのモラルが問われそうだ。(中略)
この時期は小沢氏が、16年10月に東京都世田谷区の土地を買うため、事務所に保管してあった資産4億数千万円から、代金4億円を捻出した後。資産等報告書によると、小沢氏に定期預金はなく、沖縄の土地を買う多額の資金がどこにあったかも不明だ。
重機土木大手「水谷建設」元幹部は東京地検の聴取に「17年4月、小沢事務所に5千万円を提供した」と供述しており、この金が土地購入費となった可能性がある。
そのうえ、基地移転の可能性が話に出てきた鹿児島県の島にも土地が買ってあると報じられています。だれの目から見ても小沢幹事長には銅臭がつきまとっています。政治献金問題でも、「不記載」の問題でも、責任を全部秘書に引っかぶせたとしか思えません。どう見てもカネにうるさい小沢氏が、何億円もの大金を秘書に任せきりにするでしょうか?
腐った頭からまともな政策が打ち出されるはずはない
いってみれば、わが国の首相も幹事長もみずからのカネの問題を秘書に押しつけて知らん顔。それを検察も追及しないわけですから、われわれ国民がほんとうに知りたいことは全然オモテに出てこないと観念すべきでしょう。この国ではいま、真実は闇の中です。
こうした問題については、いまから二千五百年前に孔子が言及しています。『論語」「為政篇」にこうあります。
子日く、これを導くに政を以てし、これを斉(ととの)うるに刑を以てすれば、民免れて恥なし。これを導くに徳を以てし、これを斉うるに礼を以てすれば、恥あり且(かつ)格(ただ)し。
〈法令によって指導し、刑罰によって規制すると、国民は「刑罰にさえ引っかからなければいい」と考え、何をしようと恥と思わなくなる〉。逆に、〈徳や礼教をもって指導すれば国民は「恥をかいてはいけない」と行いを慎むようになる〉という意味です。
日本は法治国家ですから、法令によって指導し刑罰によって規制しています。したがって、孔子のいう「民」(ふつうの国民)が「刑罰にさえ引っかからなければいい」とばかりに税金をごまかし、そして「恥なし」という事態も起こりえます。孔子さまにいわせると、それが二千五百年前からの「民」の心情だというのですから、それもわからないでもない。
ところがわが国ではいま「民」ではなく、国のリーダーが「免れて恥なし」と考えて蓄財に励んでいるわけですから、これはもう何をかいわんや、です。首相と幹事長の”無恥”のそろい踏みはわが日本の歴史において「空前絶後」と評すべきでしょう。象徴的なことがありました。「三月末までに基地問題に関する政府案をまとめる」と、たびたび言明していた鳩山首相は、その約束が守れないことがわかると、三月までの期限を守らなくても「法律で決まっていたわけではない」といったのです。「民免れて恥なし」どころか、「首相免れて恥なし」なのです。
すべてはここからはじまります。
ローマの小プリニウス(62年ごろ〜114年ごろ)はトラヤヌス皇帝に宛てた手紙のなかでこういっています。「ウィーン(のような地方都市)の悪徳はその町どまりであるが、われわれの(首都ローマの)悪徳は広くひろがります。肉体においてであろうと、国家においてであろうと、頭から広がる病気が最も重症なのです」(『書簡集』第四巻22〜27)。
げんにローマ帝国が衰亡したのは頭であるローマの腐敗が悪質であり、それが帝国に広がったからです。いまの日本もまさにそれと同じで、国家の"頭"がいちばんグシャグシャに腐って嘘ばかりついている。そんな腐った嘘つきたちの頭から打ち出される政策にまともなものがあろうはずがありません。
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渡部昇一先生と板垣英憲[http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/675.html]、どう読み比べてみても、どちらが一流で、どちらが三流かあまりにも明白である。
さて下記動画を是非観ていただきたい。
【トンデモ史観】小沢一郎・韓国講演[桜H21/12/17]
http://www.youtube.com/watch?v=uX7xFMvCly8&feature=fvw
無知な朝鮮の学生相手に東大教授・江上波夫さんの「騎馬民族征服説」を持ち出し、日本の天皇を朝鮮起源説を持ち出し媚る。日本人は島国で自立心が無い、自分で何も決められない!自分で責任を取らない!さんざん悪口を言うが、呆れかえります。それは、お前ら民主党、鳩山前総理、そして小沢自身お前のことだろう!秘書が勝手にやったと言い逃れしているのは誰だ!
「小沢がロックフェラー相手に孤独な戦いをしているて?」『「日本民族」を守るために「めくらまし」してきた政治家』 笑わせんな、そんな正義のヒーローなんかじゃなく、朝鮮人に媚びうる卑しい人間にすぎない。
小沢幹事長"売国発言"のもとになった騎馬氏族説は破産しているp240〜244
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[引用]小沢幹事長が言及している東大教授・江上波夫さんの「騎馬民族征服説」の出たころ(中公新書から『騎馬民族国家』が出版されたのは1967年)は日本のインテリがいちばん中国に対して卑屈な時代でした。
たとえば京大教授.吉川幸次郎さんなど、昔は「支那思想史」とか「支那文学史」などと題した本を出していたのに、それをみな「中国思想史」「中国文学史」に変えてしまいました。
中国には「東夷.西戎.南蛮・北秋」という言い方がありますが、ご存じのとおり、これは東西南北いずれを見まわしても野蛮国ばかりであるという意味です。それに引きかえ、「わが国は文化栄える中華の国である」というのが「中国」という言葉の意味です。1970年当時のわが国のインテリたちはそれを知っていて、「支那」を「中国」かと改めて彼の国におもねったのです。
(略)
騎馬民族説に関しては、私に忘れがたい自慢話があります。
当時、文塾春秋社の九階に日本文化会議の本部があって、そこでは毎月一度、先生をお呼びしてお話をうけたまわる会が開かれていました。『騎馬民族国家』話題のはたいへん語題になった本でしたから、江上先生をお招きしました。その場には東大総長.林健太郎先牛評論家の福田伍存先生など、大先生が大勢いらっしゃいました。四十年前のことですから私は若造で、江上先生のお話は末席で聞いていました。
毎回、講師の先生のお話は一、二時間つづいて、お話しされた内容はテープから起こして必ず冊子にして出していました。
さて、講演のあとは質疑の時間があります。そこで私が最後にこう聞いたのです。
「騎馬民族説はたしかに迫力がありますが、『古事記』にも『日本書紀』にも馬に乗った天皇は出てきません。これはどうしたものでしょうか?・天皇が騎馬民族だとしたら馬に乗られたはずだと思うのですが……」と。そうしたら驚いたことに、江上先生が「エッ!」といってから、こうつぶやいたのです。「書いてなかった?出てこなかった?馬に乗った天皇は出てこない?そりゃ困ったナ……」と。そして、そのまま尻切れとんぼで終わってしまったのです。
もちろん、そのときも談話原稿はちゃんとつくられました。ところが、江上先生はそれを印刷することを許しませんでした。いわば私は小学校で習った知識で東大教授の学説を論破したわけですが、そうしたら江上さんのほうもその後は騎馬民族説を振りまわさなくなりました。
神話からつづいているところが日本の天皇の尊いところです。たしかに神話は歴史ではありません。しかし神話は民族の記憶として書かれているのです。正確ではないけれど民族の歴史と深い関係があるのです。『古事記」や『日本書紀』には日本は島国であり、そして神武天皇は熊野あたりから入って朝廷をつくったと書いてあります。熊野の山のなかを馬で行けますか?あんなところ、馬で走りまわるわけにはいきません。日本の最古の伝承を残している『古事記』でも『日本書紀」の神代の巻でも、日本は島国.として描かれており、佐渡ヶ島まで知られています。騎馬民族の知りようのない話です。
日本民族は断じて騎馬民族などではありません。したがって、皇室のルーツが朝鮮半島にあるなどというトンデモ学説は受け入れられないのです。
ところが、そんな学説が小沢幹事長の頭に残っていて、韓国へ行って、おべんちゃ ら。の材料に使われたのですから、まことにもって嘆かわしいかぎりです。いや、私はそうしたデタラメをやっている民主党政権が怖いのです。
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【Ddogのプログレッシブな日々】
http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/32823977.html
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