小沢一郎・前民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で、東京第一検察審査会は７日までに、２００７年分の政治資金収支報告書をめぐる小沢氏の政治資金規正法違反（虚偽記載）容疑を不起訴とした東京地検特捜部の処分について、担当検事を呼んで意見を聴いた。不起訴の理由などについて説明を求めた模様だ。審査は大詰めを迎え、７月中に１回目の議決を出すとみられる。

　小沢氏については、０４、０５年分の同容疑について別の市民で構成される東京第五検察審査会が先に審査し、４月末に「起訴相当」と議決。再捜査した特捜部が５月に再び不起訴としたため、２回目の審査中。次も起訴すべきだという「起訴議決」が出れば、小沢氏は強制的に起訴される。

　告発されたのは、陸山会が０４年に約３億５千万円の宅地を購入した際に原資となった小沢氏からの借入金４億円を０７年に返済した事実を記載せず、登記も０５年にずらすなどした一連の容疑。

　０４、０５年分と０７年分に分けて市民団体が告発したため特捜部もそれぞれ判断し、いずれも小沢氏を不起訴とした。

2010年7月8日9時31分　朝日新聞社　社会面
http://www.asahi.com/national/update/0707/TKY201007070547.html

（引用者・注）
日刊ゲンダイの情報によれば、弁護士や審査会メンバーの入れ替えがあるため、
七月の議決は難しいという見方があったが、今月中に答えが出るのか。
阿修羅の参加者は、今後の流れを心して見つめ、後世にも伝えましょう。

※関連記事

『小沢氏側が検察審査会に上申書　刑事責任を否定』　2010年7月6日1時4分http://www.asahi.com/politics/update/0705/TKY201007050301.html

『検察の息の根を絶つ！』陸山会は、『たった１２万円の表献金』までも、『水谷建設に突き返していた！』総集編
http://www.asyura2.com/10/senkyo89/msg/547.html

コメント
01. 2010年7月08日 22:08:11: lFtrGPhedw あのうそれとは別の7年度分だよそれ。 しかし、しつこいね検察
02. 2010年7月08日 22:43:21: PPQJoRPyXg 朝日も報道するのならもう少し分かりやすく報道したらどうだ。 ０４、０５年分については、すでに検察が２度目の不起訴決定をしていることをちゃんと説明しないと、まだ続いているのかと思ってしまう。 大体からして、検察が不起訴にしたのは明石事件のように身内をかばってのものなんかじゃないから、検察審査会へ図ること自体が間違っているのに、そのことへの疑問を一切報道しないのは何よりも報道による小沢失脚工作であることを物語っているのではないか。 ２００７年分の話は検察が不起訴とした理由をちゃんと報道しないと、読者は事の次第を理解できないのではないかね。 ただただ、小沢に不利益なことをどんな小さなことでも必死で探してきて紙面に書きたいという露骨な意図だけが目立つ記事だね。
03. 2010年7月08日 22:53:16: l982B5tzyU 朝日もエージェントみたいですから。売国かと
04. 2010年7月08日 23:07:13: 3pONf6VLZ6 　引用者も間違えるほどの陰湿な検察審査会制度なのです。この、第五ではなく、東京第一検察審査会の年簡にかかる経費は、どの位になるのだろうか？専属の事務員の人件費も含めれば、膨大な費用がかかるのだろう。普通に暮らしていれば、知りえない闇の制度が、次から次と明らかになり、この第一検察審査会の議決がどのようになるのか、興味深く見守りたいと思う。先ずは、今度の申立人は、匿名かどうか、被疑事実は、如何なるものか、またまた、証拠もなく、感情に任せた議決内容になるのかどうか、ワクワク？しながら、待ちましょう。 　さあ、日本の司法制度が、腐っているかどうか、試されることになることは間違いない。また、世界も魔女狩り裁判が存続しているかどうか、注目していることでしょう。
05. 蔦 2010年7月08日 23:29:52: TYIQ1FZsKVr1w: RtPyX7TGyw >>01 >>02 指摘、ありがとうございます。 日刊ゲンダイが弁護士やメンバーの入れ替えがあると報じたのは、04・05年度の件（審査会が2回目の審査をしている方）についてだったんですね。 ゲンダイの記事には年度数が書いてなかったため、混同してました。 小沢事件　検察審査会の異常事態 （ゲンダイ的考察日記） http://www.asyura2.com/10/senkyo89/msg/683.html FNNの記事も、参考までに貼り付けておきます。 「資金管理団体土地購入事件　東京第1審査会、担当の検事から意見聴取」 民主党の小沢一郎前幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる事件で、2007年分の虚偽記載について審査を行っている東京第1審査会が、7日までに担当の検事から意見を聴いていたことがわかった。 小沢前幹事長をめぐっては、東京第5検察審査会が、2004年と2005年分の収支報告書への虚偽記載について、1度目の「起訴相当」の議決を出し、現在、2度目の審査が続けられている。 これとは別に、2007年分の虚偽記載について、特捜部は、元秘書2人をすでに起訴しているが、小沢前幹事長は不起訴処分とし、不服の申し立てを受けた東京第1審査会が審査を続けている。 関係者によると、東京第1審査会は、7日までに小沢前幹事長を不起訴にしたことについて、捜査の担当検事から意見を聴いたという。 1度目の議決は、7月中にも出るものとみられる。 (07/08 21:20)
06. 2010年7月09日 00:19:53: 8HSkskQjYc へー、進行状況やら見通しやら、関係者はずいぶんとサービス精神旺盛だね。 つでに申し立て者の団体名も発表してほしいよね。
07. 2010年7月09日 00:24:06: 1lyXQZvUm6 　国民が何故、検察の捜査やマスコミ報道がオカシイと思わないかが不思議です。あまりの無知な国民にタダあきれるばかりです。 国民が選挙で選んだ総理大臣を特定権力（特捜とマスコミ）が、こうも簡単に追放できるとは、本当に日本は恐ろしい国です。マスコミが権力とグルになると国民は何もできません。 そういう意味では日本は、北朝鮮と変わりのないような気がします。
08. 2010年7月09日 02:55:22: EJj3Xw6yF2 東京第1審査会の補助弁護士の素性が明らかになるといいのだが。 議決は、補助弁護士の意見で殆ど決まってしまうのでしょう。
09. 2010年7月09日 04:38:42: ykFmrdo1KU >>08 ということは、審査会メンバーは、全員マネキンと同じ。 どっかで聞いた話。 英語の授業 教師「How are you?」 生徒全員「I'm fine thank you.」 そんなわけないだろう。 マインドコントロールは、いたるところに張り巡らされている。 上記授業内容は、試験にも登場。 違う意見を書くと、「誤答」となり、点数をもらえないばかりか、「馬鹿」というラベルを頂戴させられる。 この日本では、このようなマインドコントロールに疑問を持ってはいけないのだろうか。たぶん疑問を持った人は、東京大学には入れないないだろう。当然官僚にもなれないだろう。そもそも、官僚などを志向しないだろうが。 審査会メンバーが、マネキンとは違うことを希望している。
10. 2010年7月09日 12:41:05: FQktyLvajE 小沢一郎応援団が1入っていれば不当な起訴は止められそうだが。 確率的には11分の1に小沢寄りの人間がいてもおかしくないのだが。 第五検察審査会は全員反小沢を選んだように見える。

11. 2010年7月09日 13:18:02: yUE2p4XvE4 検察審査会制度その物が変ですよ 検察の資料だけで判断ってのがね 何で容疑者とされている側の弁護士が参加出来ないのか？ 実に変な制度だね 敗戦当時、ＧＨＱが司法に選挙制度を入れようとしたとかで 慌てた法務省が検察審査会制度を創ったって話しだね 裁判官とか検察長官を公選制でＧＨＱが（アメリカみたいに警察庁長官も公選で） それで慌てた法務省が検察審査会制度をデッチ上げた
12. 2010年7月09日 22:04:48: zEeNRb22uk 謎の「市民団体」を名誉棄損で逆に訴えることは出来ないのだろうか。 検察審査会は有る意味「洗脳」されて結論を出すのだろうが、それより「冤罪」とわかっていて政治的に抹殺する意図で私達の大切な血税を無駄遣いさせる、名前も公表出来ないようないかがわしい「市民団体」こそ訴えるべきではないだろうか。 でなければ日本は法治国家として世界に胸を張ることは出来ない。 「推定有罪」などありえない。
13. 2010年7月10日 07:24:42: mp6fw9MOwA 検察審査会に告発される案件は数多くあるのに、何故小沢さん関連だけは同じ内容を何回かに分けたもの全てを遅滞なく審査会は審議をするのだろう。 しかも微罪で裁判でも有罪となる確率が低い案件で。 これがまかり通ると、正義は何かの基準が乱れ、道徳観の欠如を助長する。 国民の価値観を変更させる重大な犯罪となる。 既に国民の価値観が大きくずれ、従来想定できなかった犯罪が後を絶たない状況に入ってはいるが、この傾向を助長するものである。 子供への虐待は典型的な例である。
14. 2010年7月10日 13:43:33: eDNh319jvI 今や、検察の信用は無いに等しい。 起訴も軽い事柄になりつつある、裁判で戦えばよいのだ。 ホリエモンだって堂々と仕事をしているし、機密費をもらった評論家も堂々とＴＶ に出ているし、今は無法地帯だよ、若者心理と同じだ。 汚い検察は、山口組が民主よりだとの事で相撲疑惑で攻めているし、もうメチャク チャだ、正義なんか無いよ、ヤクザのほうが仁義に厚いよ。 これでも法治国家なのか日本は、　まったく情けない国になったものだ。

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• 小沢氏の虚偽記載容疑 より　検察の調査活動費や　マスコミの機密費を告発する方が国家にとって重要 abc 2010/7/08 22:15:36 (0)

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