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2010-06-28 22:17
菅内閣総辞職へカウントダウン
菅直人が内閣総理大臣に就任して二十日ほどになる。
もう十分であろう。
この先、特にやりたいことも、やらなければならないこともなさそうだし。
今やめれば菅直人は歴史に残る大記録をうち立てることができる。
総理大臣在職最短記録である。
東久邇宮稔彦王 54日
羽田孜 64日
石橋湛山 65日
宇野宗佑 69日
芦田均 220日
ここに菅直人23日という大記録を付け加えてはどうか?
今月中が無理ならば、参院選後速やかに、というのではどうか。
6月8日から7月11日までで34日。
まだまだ大した記録である。
前人未踏、空前絶後の金字塔である。
とにかく総理大臣にはなったのだからもういいだろう?
歴史に汚点を残す前に去ってはどうか?
正気の沙汰とは思えない突然の消費税10%発言。
このまま消えればまだ救われる。
消費税を上げてしまってからでは、汚名は残る。
”国民生活を破壊した男”
”企業救済のつもりが国民経済を破壊した男”
しかしそれにしても、いきなりの消費税10%発言にはどうにも腑に落ちない点がある。
一つ、参院選を目前に控えたこの時期になぜ突然こんなことを言いだしたのか?
多分、菅が騙されたのだろう。
騙したのは財務官僚である。
菅自身は、消費税などどうでもよかったのではないか。
財務官僚が菅の耳元で繰り返しささやく。
「ギリシヤ、ギリシヤ」
「財政再建は脱・小沢」
「今言えばますます支持率上昇」
「増税は景気対策」
経済・財政音痴で「乗数効果」トラウマに苦しむ菅を騙すことなど朝飯前であろう。
(どうもあれ以来、菅は妙に早口での原稿棒読みが目立っている。
自信を失っているのだろう)
いま一つは、「超党派で消費税upを」という野党への呼びかけである。
菅の考え出したキャッチフレーズは「強い財政、強いナンタラカンタラ」とかいうものである。
その政権与党の看板政策を超党派で?
政権与党・民主党のアイデンティティはどこに見いだせるのか!
「自民党の10%を参考に」
それでは何も民主党でなくても構わないではないか。
菅首相「消費税10%公約」一転 「与野党議論が私の提案」 (gooニュース・産経 2010年6月28日)(http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20100628011.html)
【トロント=船津寛】カナダ訪問中の菅直人首相は26日夜(日本時間27日昼)、トロント市内のホテルで同行記者団と懇談し、年度内に改革案をまとめるとしていた消費税率の引き上げ問題に関し、「(野党に議論を)呼びかけるというところまでが私の提案だ」と述べ、参院選公約の軌道修正を図った。増税論議の先行は選挙戦にマイナスと判断したとみられる。
首相は「消費税を含む税制の抜本改革について、与野党で議論しようと(提案している)」と指摘。「その提案をもし公約と言われるなら、それはその通りだ」と述べた。
「与野党で議論しよう」?
そのために国会があり、予算委員会がある。
黙っていても予算委員会で議論になる。
「超党派で」というのは、予算委員会等でというのではなく、国民の見えないところで話し合おうということであろう。
「与野党で議論する」のと「超党派で税率アップを」というのとではまるで違っている。
卑怯な男である。
首相は17日の党参院選マニフェスト(政権公約)の発表時には「平成22年度内に改革案をまとめたい。税率は(自民党が提案する)10%を一つの参考にしたい」と表明。21日の記者会見では、この発言を「公約と受け止めてもらって結構だ」と明言していた。
菅が慌てるのも無理はないか。
菅内閣の支持率50%に続落…読売継続調査 (YOMIURI ONLINE 2010年6月28日)
(http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news2/20100627-OYT1T00664.htm)
グラフ
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news2/20100627-OYT1T00664.htm
同ブログより
支持率の落ち込みの速さもだが、わずか20日足らずの間に4回の世論調査というのも異常ではないか?
読売は支持率の落下速度を1日1%あたりに設定しているようだ。
この調子だと投票日の頃には35%程度にする筋書きか?
もっとも、どんな数字にするかはこれからの菅の出方次第というところかもしれない。
菅がおかしなことをすればこのままカウントダウンを続けるぞ、というメッセージのようでもある。
枝野・民主幹事長:みんなの党に連携呼び掛け (毎日jp 2010年6月28日)(http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100628ddm002010103000c.html)
民主党の枝野幸雄幹事長は27日、東京都内で記者団に対し、参院選後の他党との協力について「みんなの党は行政改革や公務員制度改革についてかなりの部分が一致している。政策的な判断として一緒にやってもらえると思う」と述べ、みんなの党に連携を呼び掛ける考えを示した。
選挙戦に入っているというのに、この男は何を言いだすのだ!
枝野は「かなりの部分が一致している」と言うが、枝野とは一致しているかもしれないが、衆議院選挙で民主党に投票した人たちの多くはそうは思っていない。
いったいこの政党はどうなってしまったのだ。
こいつらは、民主党を自分らのものだと思っている。
民主党はお前らのものではないのだよ。
小沢のものでもないし、民主党議員たちのものでもない。
党員たちのものでもない。
民主党は、お前達の公約・マニフェストを信じ、期待して投票した有権者のものなのだ。
(お前達の報酬も当選させた人数分、政党助成金もほぼ得票比率・獲得議席数に応じて支払われている。つまり民主党に投票した人たちが支払っているのだ)
自民党をはじめとした既得権益維持構造を潰す。
官僚主導から政治主導すなわち国民主権の実現。
自分たちの国土は自分たちの意思で使用する、主権を持った普通の国。
そんなことを信じて投票した人たちのものなのだ。
菅よ、枝野よ、仙谷よ!
民主党議員としてのアイデンティティなき議員は民主党を去れ!
民主党のアイデンティティを失わせる者は去れ!
アイデンティティは「脱・小沢」?
情けない奴らである。
※アイデンティティというような言葉はなるべく使いたくはないのですが、他に適当な言葉が見つからないので使っています。
わたしの場合、「自己が自己として存在するために拠って立つ由縁のもの」・「自己と他者とを区別するところのもの」と言うような意味で使っています。
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