べき論（建前論）ではあるが理想論ではない。

　建前論というと日本人はどちらかというとあってはならないものとしてとらえがちだが、民主主義の世の中では逆に建前こそが重要なのではないだろうか。

　ルール、マナーどちらもこうあるべきという建前論で成り立っているのでは？

　「過ちて改むるに憚ること勿れ」。菅家さんの問題も無謬主義の官僚主義のなせる業という部分もあるし、お上の言うことに盲目的に従う市民の問題もある。
　間違いによって修復のできない傷を負わせることもあるし、死刑といった取り返しのつかないことをしでかすこともある。
　しかし、取り返しのつかないことでも、それを忘れず、常に糧とする姿勢を忘れなければ、少なくとも過ちを犯した人間の救いになる可能性もある。

　人間の価値観は千差万別である。しかし、万人が共有できる価値観も存在する。それは生活者重視という考え方であろう。

　おいらは小沢は応援してはいない。やはり倫理的に問題があると考えるからだ。一方で、これまでの自民党が生み出した膿を取り出すことができる力があるのも小沢でしかないのではという思いもある。

　政治家に求められる力は実行力であり、鳩山は言わずもがな自民党にも他の政党の政治屋にもあるとは思えないからだ。

　ただ、小沢には右翼的な体質や、独裁といったイメージも付きまとっていることも事実で、全面的に支持できるほどの信頼は於いていない。

　今が大切な年ってどういうこと？

　大切な年は大分前に過ぎているというのがおいらの認識。

　それは高度成長が終わったバブル期。
　まぁ、結果論だと言われればその通りだが、無限のパイの拡大があり得ないことは一寸考えれば分かること。
　バブル期、おいらは何時まで続くんだろうと素人ながらに考えたものだ（もっともバブル後期だったが）。
　また、バブル以前から、成長を先取りして財政を拡大して行く政治屋の票獲得システムに対しても疑義を持っていた。多分この頃には少子高齢化の問題が明らかになりつつあったのに、その議論は無視されたままだった。

　政局に明け暮れる政治が財政の無軌道な拡大を許し、高度成長が終焉した後も軌道修正できなかったことが1000兆円になんなんとする地方・国家の財政赤字の根幹にあるのではないのか。

　時代の変遷に対応できないのは政策よりも政局を好む政治屋とマスコミ、Ｂ層と言われる有権者ではないのか。

　確かに、財政的にも瀬戸際に立たされているのかもしれない。
　では君はこれからも、お飾り総理と選挙対策大臣の量産というこれまでの政治でいいというのかね。

　これは何らかの意図があるのかな？

>>05

　何を言いたいのかな？
　おいらが言ったことを理解して言っていることなのかな？

　菅家さんへの償いはやろうとしてもできない。それは何故か。数十年も経ってから名誉を回復できたところで彼の青春は戻ってこないからだ。
　
　では戻らないんだから何もしなくてもいいじゃんという話になるかと言えばそうは言えない。
　このようなことが再発しないようなシステムができれば過ちを犯した人間も救われるかもしれないし、菅家さん自身も自分の存在がこの世の中にある程度の貢献ができたということで救いがあるかもしれないということなんだよ。

　覆水盆に返らずの意味がよくわかってないようだね。
　形のあるものならばそれを補償することで償えるが、人生を償うことはできないんだよ。

　君、国語の読解力あんの？

　菅家さんのためのシステムづくりなんてこと言ってないだろう。
　また、人生で失ったものを取り戻すことはできないと言ってるんで、金銭その他で償う必要は無いなんてことも言っていないだろう。

　君の意見はおいらのコメントを曲解してるだけで反論にはなっていないじゃないの？

　で平等の原則って何？多面的って？
　そもそも、建前論が成立するのは多くの人間がある程度合意できるものだからだろう。それは地域によっても変わるだろうし、国や民族によっても変わるかもしれない。

　そもそも総合的に正しいことって何？
　人間社会において絶対的な価値基準って存在するならば君の議論があるいは成立するかもしれないが、その時は絶対的価値基準＝建前論ということになるんじゃないのかね。

　頭の悪いおいらにも成程とうならせるような反論を期待しているよ。←嘘