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2010年05月15日(土) 09時24分25秒
三宅雪子議員について
ツイッターをはじめて、政治家の方をフォローするようになってから、
マスコミの報道では知ることができない、多くのことが見えるようになった。
とくに自分自身、考えを改めさせられたのが、
政治家の中には、自分自身の理想と現実とのはざまで、
苦悩している人も多く、その思い悩む孤独な様子や、
また、土曜、日曜もほとんど休みがないほどに、働いているということである。
確かに「政治屋」といわれる利権政治家もいるだろう。
しかし、国民の幸せのために、国益のためにと、
身を粉にして働いている政治家がいることもまた事実である。
われわれ国民は、マスコミにのせられて「政治家はバカばっかり」と、
決め付ける前に、一人ひとりの政治家がどんなことを考えて、
そしてどういう行動をしているのか、ということを知るべきだ。
たとえば、蓮舫議員。マスコミ報道だけを追っていると、
血も涙もない、厳しいキャリア系の女性議員の印象を受けるが、
彼女のとある日のつぶやきを見ていると、
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おはようございます。東京は雨。昨日から夫、検査入院。
ゴミ出し、ワンコの散歩、洗濯、お弁当、朝食…。
早く帰ってきてほしい。と、子ども達も言ってる
(私が忙しくて不機嫌になるのが嫌らしい)。
洗濯してから、改めて雨だった…。部屋干し。
病院行って、今日は一日丸ごと仕分けヒアリング。
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母親として家事をこなしながら、
それでも、事業仕分けというたいへんな仕事に取り組んでいる
彼女の日常がうかがえる。
また、閣僚の中でも、
もっとも精力的に改革に取り組んでいる原口総務大臣。
ある日のつぶやきで、
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「大忍」・・・師・松下幸之助氏から直接、
いただいた言葉です。多くのことを変えようとする時。
人の心の中に生じるのは、希望だけではありません。
古い考え方に染まっていれば、怖れをいだきます。
「新しいものと古いものは、半々や。」と松下氏。
歴史や伝統を踏まえれば、怖れも薄まります。
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改革を進めようとすれば、当然、返り血もあびる。
とくに政治家の場合、それが生命の危険にさらされることもある。
彼らがどれほどの苦悩をもっているか、われわれ国民もまた知る必要がある。
そして、ツイッターをしている政治家の中でも、
私は三宅雪子議員のつぶやきが好きである。
彼女は、読んでいるフォロワーが時に冷や冷やするほど、
率直に考えている思いをつぶやいてくれていて、
国民と政治との距離を縮めようとしてくれていた。
明るく、飾らない人柄で、それもあって、彼女のツイッターは、
新人議員の中でも、フォロワーを順調に獲得していたと思う。
彼女のツイッターを見ていると、その忙しさが分かる。
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新幹線に乗車。ちょっとひと息。くいしんぼうの
私はこのぐらいから、何を食べようかなと考えだします。
そんな気持ちの余裕ができたのも先月くらいから。
それまでは、食べなかったり、サンドイッチを五分で食べたり。
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おはようございます。今日は、美容院に９時に行って
その後戸別訪問。そういえば、議員になって、
一人になれるのがトイレ(笑)と美容院ぐらいになりました。
(家は別)その美容院もほとんどの時間寝ています。
美容師さん、ごめんなさい。
最近、バッサリ切りたい衝動に駆られますが周囲は反対。
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そして、フォロワーからのつぶやきにもユーモアで答える。
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姉御肌で天然と言われます。 RT @Tomopi20:
@miyake_yukiko35 こんばんは。お疲れさまです！
ツィート拝見してると三宅議員は案外サバサバした
性格の方なような気がしました。
かえって下手な男の人よりサッパリした方かも？
と言うか性格には性別は関係無いですね
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そちらに伺いたい(笑) RT @naorkn: @miyake_yukiko35
ご返答ありがとうございます。ご飯が炊けたのでこれから
スクランブルとポークランチョンミートで
なめこの味噌汁をいただきます。
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はい！ では、今度、私の哲学的文章を。こうご期待
RT @rusuban_the_3rd: 「後継者指名」、ね。
三宅さんは誤変換が多すぎる。以前「慌てて書いてるから」
という返事があったが、慌てて書かなくていい。
ちゃんと書こう。
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彼女はいい人なのである。
そして、もともとフジテレビで働いていた彼女が、
政治家になるきっかけとなったのが、知的障害を抱える弟さんの存在。
とくに福祉の問題については、日ごろから熱心に活動をしていた。
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選挙区ではないですが、みどり市の重症心身障害者
のための施設を視察してきました。
国会議員が訪れたのは初めだそうで大変歓迎され、
また、何よりも嬉しかったのは、質問が的確だった
と理事長から最後にお褒め頂いたことです。
厚生労働の委員としてこれ以上嬉しいことはありません。
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昨年度、障害者の解雇が15％減少したことが
厚生労働省調べで、わかりました。
景気が回復途中の段階でほっとさせられる数字ですが、
健常者を含めた全体の雇用改善はまだまだ。
そちらのほうも急がなければなりません。
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おはようございます。高崎に向かっています。
本日は障害者の施設の方と面会したり、
視察に行ったりします。挨拶まわりも、
4年間で四区全員の方と触れあいたいと思います。
先週の皆さんからの情報はとても参考になりました。
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さて、私はその三宅雪子議員が、衆院内閣委員会で、
負傷をしたということを知って驚いたが、
それは不幸な事故だろう、と思っていた。
しかし、どうも自民党の甘利元大臣が突き飛ばした、という。
故意があるのかないのかはともかく、
私はいずれにしても、それが与党だろうが、野党だろうが関係なく、
まず国会議員ほどの「紳士」たるもの、
女性を結果的に怪我をさしてしまったのであるならば、
まず、自らきちんと詫びる。
それが「紳士」として当然の行いであろう、と思っていた。
それが翌日の晩あたりか。
マスコミ各局が、三宅議員の転倒シーンを故意に、
冒頭と、最後の部分をカットして、
彼女が自分から、わざとコケたとの印象を受けるような映像を繰り返し、
ネトウヨを中心に、インターネットで大騒ぎになっていた。
そして、あろうことか、評論家の江川紹子さんまでが、
三宅議員のことを誤解して、一方的に非難をしたのである。
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民主党の新人議員で、前日の裁決で自民党議員に
突き飛ばされて転んだらしい三宅雪子衆院議員が、
国会に車いす姿で現れた、とのこと。
こういう芝居がかったことは、やめてもらいたい。
むしろ、どっかあざになってても、
それを気取らせずに平然と出てきた方が、かっこいいのに
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私は、江川さんのことは、
日ごろから立派なジャーナリストだと尊敬もしているが、
しかし、この発言は明らかに軽率だと思った。
まず、確かにテレビの映像だけをみると、
三宅議員はわざと自分で転倒をしたように見えるが、
ツイッターで日ごろ、彼女の発言を追っていると、
とてもじゃないが、そんな卑劣な人間ではないことがわかる。
まして、冷静に考えてみれば、
一年生議員の知恵や、権限で、わざわざ自分で転んで、
次の日に、車椅子や、松葉杖で登場なんて、
そんな芝居をするわけもない。
実際に、一部のテレビ局で流れていた映像の全編をみると、
手前で甘利元大臣が民主党のほかの議員を突き飛ばし、
そのもみあいのあおりをくらって、三宅議員が転倒したこと。
また転倒した後に、甘利元大臣から、蹴られているのでは?
との疑いを抱くような映像さえでてきた。
また、岩上安身氏が、
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甘利議員が手前の男性を押しているのは明らか。
三宅議員はわざと倒れたとは見えませんが、
足がエビぞりになる勢いで床に顔から突っ込む
なんてできるものではない。
蹴りは確かに判然としない。
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とつぶやいている通りで、
足がエビぞって倒れるなんて、
そんな転び方は自分からわざとできるものではない。
また、次の日の車椅子のシーンも、
議員会館からの移動距離が長いということで、
とりいそぎの対応で、車椅子にのっていただけで、
同情をかおうと本人はしたわけではない。
そもそも翌日の三宅議員の発言からしても、
別に彼女は、甘利元大臣をなじったりは一切していないわけである。
そして、この一連の経緯をとかくバッシング利用とするマスコミである。
「小沢ガールズ名誉の負傷？ 三宅議員が車いすで国会に」(産経)
「国家公務員法改正案、衆院委で可決 混乱で小沢ガールズが転倒」（産経）
「衆院内閣委の採決で痛めた足をアピールする三宅雪子議員」（読売）
もはや、全国紙の体をなしていない。
スポーツ新聞以下、夕刊紙以下である。
また、私がこのニュースを聞いたときに、
映像に惑わされることなく、きちんとまず事実を知らなければいけない、
と考えたのは、これまで私がマスコミに踊らされてきた反省からであった。
たとえば植草一秀事件。
自民党のりそな銀行国有化をめぐるインサイダー取引を告発したために、
植草氏は、小泉政権の当時、国策逮捕された。
身だしなみを整えるための手鏡をもっていただけで、
横浜駅でエスカレーターに乗っていたところを、
警察官(実は元首相SP)に、無理やりに女子高生のスカートをのぞいた、
として逮捕されたわけだが、
しかし、今にして思えば、
当時のマスコミ報道の加熱は今にしてみれば異様だった。
あえて、何かを重大犯罪としてフレームアップして、社会から抹殺する、
という意図に満ちていた報道だった。
また、これも国策逮捕だったことが、明らかになっているが、鈴木宗男事件。
これも、宗男議員がいっているとおりで、
当時のマスコミ報道で、北方領土利権というのを煽っていたが、
「ムネオハウス」というが、
ロシア人が、英語(アメリカ語)の「house」なんて言葉を、
そもそも使うわけはないのである。
このようにして、マスコミはいつも私たちを騙してきた。
だから、私は三宅議員の報道があったときに、
立ち止まって冷静に考えなければいけないと思ったのである。
さて、その後のこの騒動であるが、
自民党の甘利元大臣は、
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委員でもない民主党の議員が乱入し、
壁を作って私を執拗に妨害した
妨害している私の前の議員を押しのけたところ、
突然、視野の外から三宅議員がダイビングを
するかのように前に倒れ込んできた
“え？オレのせいなの？”と虚をつかれたようになった
“しまった…はめられた”という思いが頭をよぎった。
カメラが入っている中で映像を作られた
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と主張をしているわけである。
そして民主党。
そもそもこの件を、国会対策として、
必要以上にフレームアップさせようとしたこと自体、
対応としてはお粗末だと思うが、
甘利元大臣からの謝罪がないことに対し、
今度は、懲罰動議を提出するという事態に・・・
しかし、それにしてもなんというか。。
そもそも、この件を悪意に満ちて報道しているマスコミもマスコミだし、
民主党の対応も、かなりお粗末であるし、
また、自民党の甘利元大臣も、大人げがないというか。。
せめて、それは、
これは私自身が男性だから、こう思うのかもしれないが、
「男子たるもの、女性には優しくするべし」
という美学のようなものがないのかなあ、と。
ヨーロッパでいうところの、レディーファーストではないが。
「紳士」たるもの、
自分に悪意がなかったとしても、結果的に女性に怪我をさせたのであれば、
真っ先に謝るべきではなかったかと思う。
これは自民党だから、民主党だから、というわけではなく。
なんだか、国会議員の品性として残念な話だ。
そして三宅雪子議員。
彼女のところには、いわゆるネトウヨから、嫌がらせのツイートが、
嵐のようにあびせられていて、
ただでさえ怪我であるうえに、それ以上に心が傷ついているだろう。
いえば、交通事故で追突をされて、
追突した相手に謝罪もされなければ、公衆の面前で、
「お前が当たり屋だろう」と罵倒されているようなものである。
なんとも、不幸な話である。
今はツイッターも避けられているということで残念ではある。
もし、この件をきっかけに三宅議員を知った方がいれば、
彼女の過去のつぶやきを読んでみてほしい。
そして、共感するところがあれば、ぜひ励ましのツイートを、
彼女にしてあげたいと思うのだ。
■三宅雪子議員謎の転倒、翌日車いすで国会へ（You-Tube動画）0分12秒
http://www.youtube.com/watch?v=Qh4lGNK6YIw&feature=player_embedded
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