投稿者 みちばたの蝶 日時 2010 年 4 月 13 日 20:39:07: JxOH7lIi5LSzQ
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長崎県漁民の直訴は実るか?
松坂議員の超ファインアシストプレイ(^_^)V
2010年2月上旬。大きなニュースが飛び込んだ。これまで諫早湾干拓潮受け堤防の開門に反対の立場だった諫早湾内の瑞穂漁協が開門賛成に転じたと。しかも漁協メンバー全会一致で。
皆さんは奇異に思うかもしれない。過半数ぎりぎりならともかく何故昨日まで反対だった漁協が突然全会一致で考えを変えたのか?と。
弱くなった潮流と連日流れ出る調整池からの汚水とヘドロで漁獲は減る一方。諫早の防災のためと説得され、常時開門したら大きな被害があると脅され、アサリ放流・海底耕運など支援策を受け入れ、我慢を重ねていた漁民たち。
しかしもう限界だ。もうあの排水門を常時開放して調整池に潮を入れ浄化するしかない、と誰もが感じているのに言い出せなかった。それが一気に爆発した。
県・農水に正面から異を唱える事の勇気。これから受けるであろう迫害・いじめ・嫌がらせ……。僕は、すぐにこの勇気ある行動にエールを送り、代表である石田徳春漁協長に激励の電話を入れた。
そんな折、2月11日新政権の赤松農水大臣が長崎県民の声を聞くために雲仙市にやってくるという情報が入ってきた。僕らは島原有明の漁民らと会場に押しかけた。 無論、開門を訴えるつもりだった。
会場は超満員。直接大臣に訴えたい農業・漁業関係者がひしめいていた。
会場から一斉に手が上がった。石田さんも既に立ち上がって、ひときわ大きな声で発言を求めていた。しかし、一番手は最前列近くの畜産関係者。マイクを握って、だらだら演説を始めた。「話が長いぞ!」会場からブーイング。二人めも要領を得ない。
三番手を巡りマイクの取り合いになった。背の高い松坂の出番である。つかつかとマイクのそばに駆け寄り、リバウンドを制するバスケットマンのようにマイクを奪うと、石田組合長に手渡した。松坂会心のアシストプレイであった(自画自賛ですみません!)
「排水門を開門して頂きたい!」石田さんは瑞穂漁協の全漁民を代表して懸命に訴えた。四番手に立った島原漁協の中田理事も「漁船漁民はもう一刻の猶予も残されていないほど苦しんでいる、早急な開門を!」と畳み掛けた。会場のあちこちから歓声と拍手が巻き起こった。
赤松大臣は、多くの開門の声に驚き「これまで金子知事から聞いていた長崎県は全員開門反対とはぜんぜん違うじゃないか!」と率直な感想を述べられた。その後開門問題は大きな進展を見せることになるのだった。
# by mmatusaka | 2010-04-12 22:32 | 諫干・環境 |
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