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4月11日(日) 大森実の「遺言」(五十嵐仁の転成仁語) http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/271.html
(回答先: 記者の目:大先輩・大森実さんの「遺言」=小倉孝保(毎日新聞) 投稿者 gataro 日時 2010 年 4 月 12 日 10:35:54) http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2010-04-11 4月11日(日) 大森実の「遺言」 大森実という戦場ジャーナリストの草分けがいました。元毎日新聞の記者で、ベトナム戦争についての報道で脚光を浴び、その後、世界を舞台に活躍された方です。 この大森さんについての記事が『毎日新聞』4月8日付のコラム「記者の目」に出ていました。小倉孝保記者の書いた「大先輩・大森実さんの『遺言』」です。 別れ際、大森さんからの遺言のつもりで、「日本人に言っておきたいことはありますか」と聞くと、答えは間髪を入れず返ってきた。「日本はまだ、米国から完全に独立していない。戦争の清算は済んでいないんだ。そろそろ真の独立をするべきだね」 戦後、国家の安全保障を米国に委ねる一方、米国の世界支配の一端を担い続ける日本。ベトナムからイラクまで、米国の政策に翻弄(ほんろう)される祖国に、両国を熟知するジャーナリストとして、強いいら立ちを感じているようだった。 4月7日のブログで私は「普天間基地の移設問題は、このような対米従属と不作為から抜け出す絶好のチャンスです。普天間基地の『無条件撤去』を選択肢の一つとして提起するところから、本当の『独立』に向けての歩みが始まるのではないでしょうか」と書きました。小倉さんの記事によれば、「日本はまだ、米国から完全に独立していない。戦争の清算は済んでいないんだ。そろそろ真の独立をするべきだね」というのが、大森さんの「遺言」だったというのです。 なお、4月7日付ブログ「対応すべきは『幻の脅威』か『現実の被害』か」で紹介した米兵裁判権についての日米秘密合意の存在が、外務省の調査でも明らかになりました。『読売新聞』4月10日付の記事「『米兵裁判権を放棄』日米の秘密合意明らかに」は、次のように報じています。 日米地位協定の前身にあたる日米行政協定で、日本に駐留する米兵らの犯罪について、米側に実質的に裁判権を譲るとした日米間の「秘密合意」が存在したことが10日、外務省の調査で明らかになった。 在日米軍をめぐっては、国際問題研究者の新原昭治氏が2008年、米国の国立公文書館で、日本側が日米合同委員会で「日本に著しく重要と考える事件以外では、裁判権を行使するつもりがない」との見解を示した文書を発見した。今回の文書はこれに符合する。 どこまで続く「ぬかるみ」ぞ、という気がします。日米間の密約という「ぬかるみ」は、まだまだ続いているにちがいありません。
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