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今、小沢さんの周りには平野貞夫氏のような人物がいるのか? (日々坦々) http://www.asyura2.com/10/senkyo83/msg/334.html
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-383.html 【転載開始】
平野貞夫氏の「わが友 小沢一郎」(幻冬舎)を読んでみた。(とても内容が濃い本で、今後も随時取り上げていきたい)
衆議院事務局時代から国会議員になってからも、「日本一新」の想いで一心に小沢さんと二人三脚で歩んできたことがわかる。 また平野氏の著書を読んだ後、いつも心配になることがある。それは「今、小沢さんの周りに平野氏のような人物がいるのか」ということである。 様々な政局の重要局面で助言し方向性を示し、国会運営から法律根拠、党の具体的行動や指針、理念の根幹作りや裏づけなど、小沢さん行動の大部分に関わってきた側近中の側近だった。 そんな平野氏が政界を引退する決意をした背景には、当時の民主党内で平野氏を排除しようという動きがあり、民主党には自分のいる場所がないと感じるようになっていたととのこと。 また、小沢さんに引退することを伝えた時に「現在の民主党は、自分のことしか考えない人たちが多い。自由党を解党した意味が失われています。仮に私が当選しても党内は小沢の諜報役か異端議員としか見ないでしょう。大きな組織の人間しか活動できない硬直した政党の中にいるより、外から言論で民主党に注文をつけたほうが国民のためになります」(P148)≫といって2004年に出馬せず引退し、その後、言葉通り言論を通じて小沢一郎をささえ、政権交代の実現に力をそそいだ、功労者の一人といえる。 生方などに代表される、反小沢議員グループやマスコミ報道を鵜呑みにして、今でも「検察=正義」を信じて疑わない非小沢議員たちなど、今の民主党議員を見ていると、平野氏が指摘した当時とあまり変わってないのではないかと思えてきてしまう。 昨日、そんな民主党議員に対して小沢さんが激を飛ばしている。 ≪執行部批判の閣僚らけん制=「与党議員たる認識甘い」-小沢民主幹事長( http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100327-00000118-jij-pol ) (27日 21:32)[時事通信社]≫ ・≪民主党の小沢一郎幹事長は27日午後、福井市で開かれた連合福井との意見交換会であいさつし、同党の現状に関し「政権与党、責任政党の構成員たる議員という認識がまだ甘い。 産経新聞で平野氏が民主党議員は政権交代の意味がわかってないと書いている。 *****政治ブログ******** ≪【単刀直言】平野貞夫元参院議員 「反小沢」を煽る渡部さん(産経新聞2010年2月19日7時57分配信)≫ ≪鳩山政権の混迷が批判されている原因は、民主党議員が昨年8月30日の歴史的意義を理解していないことです。120年の日本の議会政治史で、初めて有権者によって行われた政権交代なのです。民主党議員はあれよあれよという間の政権交代だったから、その意義を深く考えていない。 これは私と小沢(一郎)さんとで一致している意見なのですが、鳩山政権は日本で初めて民衆が作った国家権力で、昨年の衆院選は無血革命だったといえます。権力を握ってきた自民党、官僚はそれを失ったわけですから、認識して危機感を持っていますが、肝心の民主党議員が認識していない。 民主党議員は官僚支配を変えると言いますが、そのためには知恵を出さなくてはだめです。本当に変えるためには官僚を説得して共通の認識を持ち、丁寧にやっていくべきです。官僚と戦うべき時は戦わなければなりませんが、それは根本の問題でやるべきで、端っこの問題で国民の人気を取ろうと官僚いじめのようなことはやっちゃいけません。 鳩山政権の問題は「政府は鳩山、党は小沢」と分けて口を出さないようにしたことです。これは実は民主党のドロドロした権力闘争によるものなんです。反小沢グループが小沢さんを政策協議にかかわらせないようにした。それで一番困っているのは鳩山(由紀夫)さんです。鳩山さんは小沢さんも含め主要な人とよく話をしていけばいい。 民主党だけでなく、与野党含め親小沢か反小沢かというレベルのことが対立軸になっているのは、日本の政治にとって深刻な問題です。それを助長させているのは渡部恒三(元衆院副議長)さんですよ。その影響を受けた民主党の反小沢グループが、渡部さんの実態を知らないのがまた問題です。渡部さんは自民党田中派時代からトラブルメーカーでしたが、言葉巧みにいろんな人に取り入り生き延びてきました。渡部さんは「小沢さんとは友達だ」と言いながら、意図的に小沢さんの評判を落とそうとしている。そのことに民主党議員も国民も気づいてほしい。 親小沢の人にも言いたい。「小沢独裁」と言われますが、私たちは新進党、自由党時代、小沢さんと徹底的に議論しました。今の民主党議員は小沢さんを孤立させてます。堂々と議論を仕掛ければ、きちっと対応する人ですよ。小沢さんは腰を引いてお世辞を言う人は嫌いなんです。それを小沢さんの威を借りて自分の力に利用しようとする。反小沢も親小沢も国会議員として自立できてません。 (政治資金規正法違反事件で)小沢さんは不起訴となりましたが、当然です。私は政治行動をともにしてきましたが、小沢さんは不正なカネをもらったことは一切ありません。検察の捜査は不正なカネをもらったはずだということが前提でした。検察は民衆が官僚政治を打破するために作った政権を、本格政権にしようとしている小沢さんの政治的暗殺をもくろんだわけです。これと同じことは戦前、帝人事件(注)で行われました。軍部と検察が組んだファッショだったのですが、その結果、日本は戦争に突き進んでしまいました。 一方、起訴された石川(知裕衆院議員)さんに対する議員辞職勧告決議案が出されましたが、憲法違反の可能性が高い。憲法上、有権者に選ばれた国会議員の身分は重く、政治資金規正法の虚偽記載で問われるものではない。実は政治資金規正法には虚偽記載の構成要件が書かれていないんです。しかし、検察はこの法律を利用して立件した。戦前の特高警察と同じ手法です。 民主党が夏の参院選で単独過半数を獲得したら、新しい国の柱を作るべきです。ひとつは健全な市場経済システム、共生社会をどう作るか。政策では納税者番号制などで所得や格差を是正しなければなりません。その後は年金、医療制度を確立して社会福祉目的税を創設することです。 安全保障の確立も重要です。米国とともに国連という世界の警察機構を整備し、日本も世界の平和秩序のために各国と同じことをする必要があります。小沢さんの「日米中正三角形論」が批判されてますが、それは単に比喩(ひゆ)であって、目くじらを立てる話じゃありませんよ。米国も中国も大事だということです。今の政治家で日米関係の重要性を一番分かっているのは小沢さんです。(聞き手 高橋昌之)≫ 今もなお国会の外にいて民主党に注文をつけ続けている平野氏のような側近がいないのか、と民主党議員を探しても見当たらない。 こういう人をホンモノの平成の黄門というのではないか?
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