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「公平公正な捜査につきましては、今後も協力してゆく」〜1月25日、小沢幹事長オープン記者会見・1(岩上安身、3.7) http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/880.html
http://www.iwakamiyasumi.com/column/politics/item_275.html 1月23日金曜日に行われた、東京地検特捜部の事情聴取直後の小沢一郎・民主党幹事長の記者会見。300人は超すと思われる大報道陣の前で、事情聴取の内容について説明していた小沢氏は、週末をはさんでその2日後の1月25日、民主党本部における、月曜日の定例のオープン記者会見にのぞみ、再び、事情聴取の内容を説明した。 この日も、通常の定例会見とは違う、別種の「熱気」が会見場に充満していた。 この日、twitterに書き込んだ自分のつぶやきを、振り返ってみる。 ------------------------------------------------------------ 2時すぎ、民主党本部に到着した。 ------------------------------------------------------------ 普段は記者会見に足を運ぶことなどまずないニュースキャスターも、会場に姿を見せていた。徹底して検察寄りの姿勢を貫く日本テレビである。力の入れ方がわかる。 ------------------------------------------------------------ ------------------------------------------------------------ 小沢幹事長が来るのを待っている間、手元の携帯に、次々とツイートが入ってくる。すでに中継は始まっていて、私の姿がテレビに映っていた、というつぶやきも。 ------------------------------------------------------------ 私が会場の中央に座っていることに気づいた方からのツイート。中央に座っていないと、質問ができない決まりなので、そのことを説明する。 ------------------------------------------------------------ いつ始まるのか、じりじりと待たされている間に、twitterで情報が。馬淵澄夫国土交通省副大臣がtwitterで「3時から始まる」とつぶやき、知らせてくれた。同時多発的に、ひとつの問題に関心を持っている人達が、情報を発信し、受け手にもなれるtwitter社会の新しさ。双方向性と、開放性。 ------------------------------------------------------------ 小沢幹事長が、入ってきた。 ------------------------------------------------------------ 司会「では、これより、幹事長定例記者会見を行わさせていただきます。はい」 テレビ東京-手塚「テレビ東京の手塚です。23日の事情聴取を受け、自民党の谷垣総裁は参考人招致も含めて、色んな手当で真相を明らかにしたいと話しています。今後通常国会の場で、幹事長の直接の説明を求められた場合、応じる意向はありますでしょうか」 小沢幹事長「あのー、それは、国対あるいは委員会の現場で与野党で議論することでございますから、その議論の結果に従います」 ここで、私の左後方から、初老の紳士がマイクを握って、立ち上がった。 その姿を見て、目を見張った。 渡辺乾介氏である。 小沢ウォッチャーとしては間違いなく、日本で第一人者のベテラン政治ジャーナリストである。健康を害して療養中と聞いていたが、まさかこうした会見場でお見かけしようとは、思いもよらなかった。 100125小沢一郎会見抜粋1.flv(YouTube映像) フリー-渡辺乾介「フリーの渡辺乾介と申します。えー、二問あるんですが、本当は一問お答えいただいてから二番目をしたほうが良いと思うのですけれども、一人一問ということなので、ワンパッケージでひとつおうかがいますが。 司会「一問でお願いします」
TBS-フカイ「TBSのフカイです。幹事長の秘書が行った事務処理、会計処理について幹事長は、あの全く関与していないので分からないというふうにおっしゃっていますが、土地購入をめぐるお金の出入りが収支報告書に記載されていなかったことについて、幹事長ご自身の監督責任だとか政治責任というものはどのようにお考えなのか、その、ま、もし責任があるとお考えなるのであれば、責任のとり方についても教えてください」 小沢幹事長「あの、先日もそういう責任の話、幹事長職をどうするのかという話、ございました。えー、事実問題として、ま、私自身も、担当者をおいている政治家の場合は、まあまあ大体同じようだと思いますが、直接報告書に具体的に数字に目を通して、全部検証するということは、ほとんどしていないと思っております。 テレビ朝日-山口「あのー、テレビ朝日の山口と申します。あのー、お金の管理体制、状況についてうかがいたいと思います。と言いますのは、小沢さんの説明によりますと、ご家族の預金をとり崩して、それを事務所の金庫に保管しいたという話になっております。ということは、その金庫に例えば政治資金と個人のお金とがごちゃまぜになってですね、後に小沢さんは4億円を元に戻していますが、それはご自宅で保管されたというふうにうかがっております」 小沢幹事長「何を?」 テレビ朝日-山口「4億円ですね。そうしますと、こういう流れの中で、金庫にどういうふうに、個人のお金と政治資金が保管されていたのか、たとえば、ごちゃまぜになったてしまったりとか、いうことはなかったのか。実際どういう金庫だったのでしょうか」 小沢幹事長「どういう金庫かどうか(笑)、ここで説明すれあれはないですけれども、政治資金と私の私的な資産とは、明確に区別してやってきておりますし、細かな点についても、私はできるかぎり、そういう混同されるような、目で見られないように、ということで、私的なものは自分自身が支払い、公的な出張、出張の旅費についても、それは正確に区分けして行動しているつもりでございます」 日本テレビ-笛吹「えー、幹事長、今月党本部……」 司会「すいません、社名とお名前をお願いします」 日本テレビ-笛吹「あ、日本テレビの笛吹と申します(あわてて)。よろしくお願いします。今月党本部の会見の中で、秘書がすべてやっていたということで、自分の責任を逃れることがあってはいけないとおっしゃっています。過去の著作の認識の通りであると。一切に秘書に任せていたんだという説明と、ここには矛盾はないでしょうか。すべて公開している。単純なミスがあったかもしれない。これらの発言は、ご自身が責任をもっておっしゃられたことではなかったんでしょうか」 小沢幹事長「そうですよ。私の発言です。うん。私は、ですから、実態上として私が自身が、全部、今言ったように、経理のことを担当するだけの、時間的にも能力的にもそれは事実上不可能なことですので、その意味では、担当者に任せてきておったということは事実でございますけども、私はその意味における、そしてそれがもし、誤ったということをしたならば、それは私の代表者としての責任も、もちろんあると思っております」 日本テレビ-笛吹「代表者……」 司会「日本テレビさん、ちょっと待ってください。はい、次の方。じゃあどうぞ」
小沢幹事長「えー、私はそのことによって、捜査が公正さを欠くようなことをしているとは思っておりません。それはそれ、これはこれで。したがって先日も、公平公正な捜査につきましては、今までもそのつもりで僕はいましたけれども、今後も協力していくと、いうふうに申し上げた通りでございます」
こうした変化を指して、小沢氏は検察と取り引きもしたのではないか、という批判もあらわれた。しかし、私は必ずしもそれは正しくはないと思っている。北教組に対する捜査をみればわかるが、その後も検察は、特捜だけでなく組織全体をあげて、小沢氏および民主党に対する「追撃戦」の手をゆるめてはいない。記者クラブメディアの「小沢バッシング」もまた然り。 (続く)
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