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[小沢一郎ネタ] 「民主党は小沢独裁」という虚と実【 小沢一郎は独裁をやっているか】 (ゲンダイ的考察日記) http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/363.html
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もちろん、民主党は数の力で蹴散らしたが、自民党は「小沢独裁の民主党の正体見たり」と息巻いている。 こうした論法は大マスコミや雑誌でも見かける。小沢が牛耳り、物も言えない民主党。逆らえば、人事で干され、公認も危うくなる。だから、多くの議員が幹事長辞任を迫りたいのにできない。小沢独裁で「民主党らしさ」はすっかり失われてしまった――と、こんなふうに書くのだ。 こうしたメディアは民主党内を親小沢、反小沢に色分けする。 「政治的力量があれば、独裁と非難し、なければ、指導力がないと書く。これがマスコミのレッテルの張り方なのです。小沢の小の字が出てきただけで気に入らないメディアや政治家が大勢いる。彼らに言わせると、やり手は何でも独裁になってしまいます」 ●小沢を「独裁者」という谷垣の甘さ 政治ジャーナリストの野上忠興氏もこう言った。 小沢を「独裁者」だと非難する谷垣こそが、「甘ちょろい」ボンボンに見えるのだ。 「小沢氏を独裁者だと言う人の多くは、ヒガミやジェラシーで言っているのです。文句があるなら谷垣さんも独裁者になればいい」(角谷浩一氏=前出) ●選挙のために代表を降りた小沢が独裁者か? 親小沢でも反小沢でもない民主党の中間派の衆院議員にも聞いてみた。彼は「小沢さんは独裁者じゃありませんよ」とサラリと言った。 これは分かりやすい話だ。小沢が最初に代表辞任を表明したのは2007年11月に福田内閣との大連立構想が頓挫したときだ。鳩山らの説得で続投になったが、西松事件がはじけた去年5月はとうとう、代表の座を降りた。いずれも選挙に悪影響を及ぼすから自ら身を引こうとしたのである。 小沢は選挙至上主義者といわれる。至上主義というのもネガティブな表現だが、小沢はよく「選挙を軽視する風潮こそ、民主主義の危機」と言う。そして、「選挙こそ民主主義の原点」と力むのだ。これには側近の平野貞夫元参院議員も半ば呆れて「青くさいほど純粋」と評したほどだ。 言うまでもなく「独裁者」と「選挙至上主義」は交わらない。しかし、小沢の評論には、この2つの言葉がよく出てくる。要するに、どっちもイチャモンのたぐいということだ。 「小沢さんがおかしな人事をしているとも思いません。基本的に年功序列。反小沢でも当選回数が多い人はきちんと処遇されている。その代わり、1年生は雑巾がけ。幹事長室や国対に小沢側近が重用されている事実は認めますが、これは当たり前でしょう。幹事長がお気に入りを周囲に置くのはふつうです。 小沢の威を借りる……というのは、山岡国対委員長や輿石東幹事長職務代行などらしい。無用の気遣いをしているのは、鳩山首相その人だ。だから、小沢独裁神話が独り歩きする。どうやら、この辺が真相なのである。 ●腐敗防止で政調を廃止するのに叩くのか 「党の族議員と官僚がタッグを組み、総務会、政調を通して政策を上げる。これが自民党の仕組みでした。与党と政府は基本的に一緒なのに、わざわざ、党の政調から政策を積み上げさせたのは、政調、総務会の族議員には職務権限がないので、贈収賄にならないからです。つまり、政府、与党が役割分担し、与党が政策実現を政府に働きかけるのは腐敗の温床になるのです。 すべてを小沢叩きに結び付けようとするからこうなる。 (日刊ゲンダイ 2010/02/26 掲載) --------------------------------------------------------------------------------
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