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【小沢氏聴取】視点 疑惑の核心、不自然な説明
2010.1.24 00:41
聴取要請から18日。東京地検特捜部は、小沢一郎氏を被告発人として聴取した。小沢氏は聴取後の会見で、虚偽記載への関与を否定したことを明言した。裏献金の疑いが持たれている土地代金の原資についても、自己資金だと強調した。特捜部は今後、小沢氏の供述内容を精査し、捜査結果との矛盾点について分析する。焦点は小沢氏の立件可否に移る。
国会議員の事情聴取は政治的ダメージを与える恐れがあるため、検察当局は嫌疑の度合いを見極め、慎重に判断するのが通例だ。検察当局が小沢氏の聴取に踏み切ったのは、関係者の証言や状況証拠などから、小沢氏の嫌疑の度合いが高いとみているからだ。
特捜部が疑惑の核心とみているのが、小沢氏が当初、土地代金の原資と説明していた4億円の融資だ。実際には、小沢氏が調達した4億円で支払った直後に融資を受けており、石川知裕容疑者も、「融資は不要だった」と認めている。
小沢氏はこの日、「事務処理に関与していないので分からない」とし、自分名義で融資を受けたことにも「関与していない」と説明。融資書類に署名したことについては、「以前にも金融機関から個人での借り入れを要請されたことがあったから」とした。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100124/crm1001240045002-n1.htm
しかし、手持ちの4億円を提供しながら、さらに4億円もの不要な融資を受けることについて、「関与していない」とする説明は容易に納得できるものではない。特捜部も合理的理由がないことから、原資を隠す意図があったとみている。
その原資についても、小沢氏は家族名義の口座から引き出した資金と説明したが、特捜部は資金の流れの解明の過程で、この説明の信憑性も薄いとみる。
特捜部は、石川容疑者らの供述との矛盾がないかも調べ、小沢氏の事件関与の度合いと原資の解明を進める。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100124/crm1001240045002-n2.htm