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(回答先: 国会審議をないがしろにしながら、党を挙げて検察との対決にのめり込んでいく−。それでは国民の理解は得られないだろう 投稿者 愚民党 日時 2010 年 1 月 20 日 19:57:31)
陸奥新報
陸山会土地購入疑惑「小沢氏は説明責任を果たせ」
2010/1/16 土曜日
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」による土地購入疑惑に対する捜査が、新たな局面を迎えた。
18日に召集される通常国会を前に、東京地検特捜部は小沢氏の元秘書で陸山会の会計担当だった民主党の石川知裕衆院議員(北海道11区)の議員会館の事務所などを家宅捜索したのに続き、15日に石川議員らを政治資金規正法違反の疑いで逮捕した。
特捜部はこれまでにも石川議員やゼネコン関係者らから任意で事情聴取を行い、小沢氏にも参考人聴取を要請していたが、応じないため強制捜査に切り替えたと伝えられている。
陸山会による土地購入問題をめぐっては、購入資金の出どころや流れが複雑で不可解な点も多い。小沢氏側の説明には疑念や矛盾も少なくない。
大半の国民は小沢氏が真(しん)摯(し)に説明責任を果たすべきと考えており、強制捜査に乗り出した検察当局は徹底した捜査で疑惑の全容を解明してほしい。
関係者らの話では、陸山会が東京都世田谷区の土地を3億4千万円で購入したのは2004年10月で、秘書寮を建てるためだった。小沢氏側は当初、定期預金を担保に金融機関から4億円を借り入れて購入資金に充てた―と説明していた。
だが実際は融資を受ける直前に小沢氏が出した4億円で支払いを済ませたが、石川議員が04年分の政治資金収支報告書に記載しなかったため、政治資金規正法違反の疑いが持たれている。
不可解なのは小沢氏が購入資金4億円を出したのに、なぜ金利がかかる金融機関から融資を受けたかである。融資金は、小沢氏の4億円の出どころを隠すための工作だったのでは―との疑惑が持たれるのも当然だろう。
小沢氏は「私どもは決して法に触れることをしたつもりはない」と述べただけで、資金の流れについては、捜査中であることを理由に何一つ具体的な説明を避けている。
ここに至って石川議員の元秘書で不動産会社経営者が、昨年3月に陸山会の事務所が西松建設の巨額献金事件で東京地検特捜部の家宅捜索を受ける直前に、石川議員から「小沢氏の指示による証拠資料隠し」を頼まれ、手伝ったことを明らかにした。
小沢氏については、かねてから地元岩手県の胆沢ダム建設工事に絡むゼネコンとの関係がとりざたされている。小沢氏が潔白を主張するなら正々堂々と国民に資金の流れと経緯を説明し、検察当局の参考人聴取にも積極的に応じるべきと考える。
一方、鳩山由紀夫首相周辺や民主党内から一向に小沢批判の声が上がらないのも不思議だ。通常国会や参院選への配慮だろうが、自公政権下で「政治とカネ」をめぐる問題を糾弾してきた民主党がだんまりを決め込むなら、早晩、国民から見放されるだろう。
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=2