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(回答先: 【連合と小沢一郎の金権腐敗臨界点】 “小沢資金”の謎、不要な融資 個人資産隠し? 【産経新聞】 投稿者 愚民党 日時 2010 年 1 月 09 日 19:50:08)
大橋洋治 日本経団連副会長
「連合2010新年交歓会」を開催
2010年1月 6日 掲載
連合は、1月5日、都内で「2010新年交歓会」を開催した。政府、各政党、各国の駐日大使などの来賓を含め、約1300人が会場を埋め尽くした。
古賀会長は冒頭挨拶で、「昨年の政権交代で、新たな政治の始まりとともに、新たな社会づくりがスタートした。すべての働く者の労働の尊厳が守られ、連帯と相互の支えあい、温もりある社会の再構築に向けて、連合はその責任を担っている。連合本部、構成組織、地方連合会が力を合わせて、労働を中心とした福祉型社会の実現に向けて前進していく」と決意を語った。
続いて来賓として、鳩山総理が、「昨年の衆院選では、連合のみなさんが全国津々浦々で、新しい政治を作ろうと頑張っていただき、政権交代を果たすことができた。今はスタートラインであり、これからが正念場だ。この間、『コンクリートから人へ』の理念で予算を編成したが、高齢化も環境もマイナスの発想ではなく、成長につなげる新たな発想で、世界に発信していくことが必要だ。ここに集まったみなさんの英知と心が結集すれば、必ず目的を達成できる」と挨拶した。
長妻厚生労働大臣は、「行き過ぎた規制緩和によって悪化した雇用を是正するため、求職者支援など第2のセーフティネットづくりを進めている。少子高齢化も大きな課題だが、社会保障はコストではない、未来への投資でもあるという前向きな政策を進め、より良い日本国を創り上げていきたい」と挨拶した。
また政府からは、菅副総理、千葉法務大臣、川端文部科学大臣、北澤防衛大臣、平野内閣官房長官、中井国家公安委員長、仙谷特命担当大臣ら7閣僚もかけつけた。
続いて、日本経団連の大橋副会長が、「お互いの考えや立場は違っても、いかに国の経済や社会をより良くし、国民の安全・安心につなげるかという目的は同じだ。相手を敬い、意見を謙虚に聞き、労使が協力しあって、新しい信頼関係をさらに築き上げていきたい」と挨拶した。
また、乾杯のあと、参議院選挙の連合組織内候補者10名が紹介され、7月の選挙に向けて必勝を誓った。
最後に南雲事務局長が、「今年の重点課題は、[1]組織率を向上させ、700万連合をめざす、[2]春季生活闘争では、すべての働く者の労働条件の維持・向上をめざす、[3]参院選で、連合組織内候補の全員当選、推薦候補者の必勝を実現することの3つだ」と決意をのべて、会を締めくくった。
2010年新春アピール
昨年、私たちは悲願の政権交代を実現した。戦後の一時期を除けば、ほぼ60年ぶりの政権交代である。これは有権者の投票行動が変革を生み出した、日本の民主主義にとって歴史的・画期的な出来事であった。以来4ヶ月、政策立案や議論がオープンに行われるなど、新しい政治スタイルを確立しようとする鳩山政権の姿勢は大いに評価出来るものである。その上で政府には、個々の政策にとどまらず持続可能な日本社会の実現のためのグランドデザイン、或いは、中長期的な成長戦略を早期に構築し、それにむけた社会・経済構造の改革を大胆に推進することを期待する。
連合は、結成20周年の節目を迎えた昨年の定期大会で「すべての働く者の連帯で、希望と安心の社会を築こう!」のスローガンを確認した。私たちは「働く」ことの価値が共有化され「労働の尊厳」が尊重される社会、働き暮らす人々が主人公で、その「幸せ」に最大の価値をおく社会の創造をめざしていく。
一方、先般発表された労働組合推定組織率は、18.5%と34年ぶりに前年比0.4ポイント増加、連合加盟組合員も7万人強増加した。しかし、雇用労働者は110万人も減少しており、この間の深刻な雇用情勢を反映している。全ての職場で組合作りをすすめ、集団的労使関係の再構築と働くものの権利擁護のためにさらに運動を強化していく。そして、「700万人連合」を早期に回復させ、労働運動の社会的役割・機能を発揮しなければならない。
また、はたらく者の将来不安を払拭するため、雇用の維持・確保、就労支援施策の恒久化、貧困・困窮者支援の継続など、すべての働く者を対象にした“雇用セーフティネット”の充実、及び、医療・年金・介護などの“社会的セーフティネット”の再構築など「安心」の仕組みを再構築する。私たちはナショナルセンター、構成組織、地方連合会、それぞれの役割と責任を自覚し《すべての働く者の連帯で希望と安心の社会を構築する》ために力強く行動を展開することを決意する。
2010年1月5日
日本労働組合総連合会
http://www.jtuc-rengo.or.jp/news/rengonews/2010/20100106_1262765291.html