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(回答先: <どこが問題 小沢流「国会改革」>渡辺久丸・島根大学名誉教授/機能弱まり形がい化【しんぶん赤旗】 投稿者 gataro 日時 2009 年 12 月 28 日 09:34:26)
2009-12-23 09:53:02 以下は「しんぶん赤旗記事情報/G-Search」から検索貼り付け。 ============================================== どこが問題 小沢流「国会改革」/立命館大学教授小松浩さん/英モデル国内で批判 民主党の小沢一郎幹事長は、自ら団長となって「民主党英国政治実務調査団報告」(10月)をとりまとめ、英国議会をモデル(所在地の地名から「ウェストミンスター・モデル」と呼ばれる)にして、官僚答弁の禁止などの「国会改革」を実現しようとしています。 しかし小沢「調査団報告」は、英国内で「小選挙区制、二大政党制、マニフェスト選挙」を特徴とする同モデルが批判されていることにまったく触れていません。 「国民がマニフェストのすべてを支持したわけではない」「マニフェストが絶対だとするのは選挙にもとづく独裁だ」という批判は、英国でも根強くあります。一方、マニフェストが守られないこともあります。ブレア前首相は小選挙区制の是非を国民投票にかけるとマニフェストで約束したのに一度も実行しませんでした。 二大政党制の議会は戦争を止める力がありません。英国民の多数はイラク戦争に反対でした。ところが保守党と労働党の二大政党が多数を占める議会で、戦争反対の声は少数政党にしか反映されませんでした。日本も他人事ではありません。 今や英国でもスコットランド、ウェールズの各議会やロンドン市議会、欧州議会選挙では比例代表制ないし比例代表制を加味した制度を採用し、議会内の合意形成を重視する方向へ変わってきています。 官僚の答弁も 英国議会で官僚答弁が禁止されているのは本会議だけで、委員会では禁止されていません。省庁別に設置された「セレクト・コミッティー」について小沢「調査団報告」も、参考人として招かれた場合は「官僚が証言できる」と認めています。 英国議会の伝統にのっとって法案の逐条審査をする「スタンディング・コミッティー」では、確かに官僚の発言は許されません。しかし、この委員会でも小沢「調査団報告」が紹介する通り、「官僚又は専門家を証人として招いて発言を求めることはある」(下院ハットン国際部長の見解)のです。 「新たな場」は 注意を喚起したいのは、小沢氏が21世紀臨調(新しい日本をつくる国民会議)への「諮問」において、「行政監視あるいは国政調査を目的とする、行政公務員、各界有識者、市民団体等の意見を聴取するための新たな場の設置」についての提言を求めたことです。小沢氏は、英国議会の「セレクト・コミッティー」を「新たな場」と誤解しているのかもしれません。行政監視や国政調査は本来、国会の委員会で行うことで、「新たな場」は必要ありません。 小沢氏が、ウェストミンスター・モデルを推進する21世紀臨調に答申を求めたこと自体が、小沢流「国会改革」の危険な方向を象徴的に示しています。小沢氏は『日本改造計画』(1993年)で示した「与党と内閣の一体化」などトップダウンの強権的政治、戦争に参加する「普通の国」を目指しているのでしょう。 小沢流「国会改革」は、民意を無視して自分たちの政策をスピーディーに実行させる国会をつくろうとするものだと思います。 聞き手 松田繁郎 しんぶん赤旗 ======================================== 【関連記事】 小沢幹事長20日からイギリス訪問鳩山首相らは21日に国連総会
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10417437553.html から転載。
gataro-cloneの投稿
<どこが問題 小沢流「国会改革」>立命館大学教授小松浩さん/英モデル国内で批判【しんぶん赤旗】
テーマ:電子版にない「しんぶん赤旗記事」
2009.11.07 日刊紙 2頁 総合 (全1,223字)