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(回答先: 「家計簿から見る日本世帯の不思議...」 投稿者 真夏の海の家 日時 2009 年 12 月 26 日 09:53:43)
どうも、真夏の海の家さんの投稿はこのところ意味不明というか、意図的に世論操作をしようとしているようにさえ思えてしまう。つまり、財政赤字を増やしても大丈夫だと言う世論作りを意図しているように見える。
外貨準備は円高阻止のために円売りドル買いをやった結果増えてしまったものだ。問題は、外貨準備の多くを米国債で運用してしまっていること。一度米国債にしてしまうと、米国債の売却をほとんど日本政府はしていない様子だ。このことは確かに大きな問題。しかし、それと日本政府の公的な赤字とは直接的な関係はない。
財政赤字は大きな問題だ。基本的に国債発行は庶民の金を国家が吸い取っているだけのことで、このままでは庶民の金が底をつくのが目に見えている。そして、日銀が国債の直接引き受けを大規模にやるかと言ったらまずやるはずがない。なぜなら、それは、貨幣の価値を現ずることになるからだ。労働の裏づけのある紙幣に単に輪転機を回しただけの紙幣を大規模に混ぜれば、資本全体の価値が減ってしまう。金持ち連中がそれをやりたがるはずがない。
民主党の公約どおり、国家公務員の人件費2割削減をやれば、十分に財源は出るはずだったのに、それをやると言う気配はまったく見えない。それだけ、官僚を利用して日本と言う国家を操作する必要性があるという意味だ。
そして、その結果は、日本社会全体がより植民地化して、全体が貧しくなることを意味している。つまり、官僚たちは、目先の利益を見ているだけで、社会全体の利益を見ることが出来ていないのだ。そして、それを許している日本社会は、たとえば、上のような投稿をする人たちによってコントロールされているのだろう。出口に見えない日本社会の悲惨がここにある。