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民主党の小沢一郎元代表は28日、衆院政治倫理審査会(政倫審)への「出席カード」を切った。
しかし、「小沢切り」の動きを強める党執行部は、小沢氏が前提条件をつけたことを批判し、「無条件」での出席要求を突きつけた。党内抗争は泥仕合の様相を呈している。
小沢氏は28日午後の政倫審への出席を表明した記者会見の直前、国会内に自らを支持する議員グループのメンバー約30人を集めた。
「心配してくれているみんなに、私の考え方を話したい」
小沢氏はこう語り、「挙党一致で『国民の生活が第一。』の政治を実現するために」と題し、政倫審出席の理由などを記した文書を配った。側近議員は「完璧な文章ですね」などと持ち上げた。
小沢氏がこれまで拒否していた政倫審出席を一転、受け入れたのは、小沢氏を離党に追い込もうとする党執行部のシナリオを崩し、局面転換を図るためだ。記者会見で「円滑な国会運営のため」と強調し、「挙党態勢」という言葉を何度も繰り返したのもそのためだ。
参院で問責決議が可決された仙谷官房長官、馬淵国土交通相の進退判断を執行部に突きつける狙いもあった。小沢氏と鳩山前首相が28日の会談で、「問責決議の方が、国会などで予算案などの審議を進めるには大きな問題だ」との認識で一致したように、野党側は仙谷氏らの辞任を求めている。
自らが政倫審出席を表明すれば、野党の攻撃の矛先は仙谷氏らに集中するという計算も働いたようだ。
ただ、小沢氏側にも手詰まり感が広がっていた。
菅首相ら党執行部は27日の役員会で、小沢氏の政倫審への招致を議決する方針を決定。強気一辺倒で押してくる執行部の姿勢に、小沢氏側は「じわじわと押されている。手を打たなければ、離党勧告まで進みかねない」と懸念を強めていた。
28日の記者会見で、小沢氏は政倫審出席の判断に傾いたのは支持団体の連合の要請に基づくものだと強調したが、党関係者は「首相や岡田幹事長ら執行部の『攻勢』に屈したわけではないとあえて主張しなければならないほど、小沢氏も窮していた」と解説した。
小沢氏本人は、表向き強気の姿勢を崩していない。
27日夜の中堅・若手議員との会合では、自らを奮い立たせるように「党内で多数派なのはこちらだ。代表選で菅さんに投票した人も多くが失望している。向こうはどんどん少数派になる」とまで言い切った。小沢氏は最近、毎日のように若手議員らと会合を繰り返し、党内での存在感を見せつけようとしている。
しかし、側近からも「小沢氏も、刑事被告人になったら黒子になるしかない。せいぜい院政を敷くのが精いっぱいだろう」との見方が出る中で、小沢氏の強気の発言をそのまま受け取る向きはそれほど多くはない。
(http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101229-OYT1T00215.htm)
[コメント]
> 側近からも「小沢氏も、刑事被告人になったら黒子になるしかない。
> せいぜい院政を敷くのが精いっぱいだろう」との見方が出る中で、小沢氏の強気の
発言をそのまま受け取る向きはそれほど多くはない。
そのとおりですね。
仙谷は、小沢が起訴されたら離党勧告と言っています。
離党勧告を拒否したら除名でしょう。
院政さえも、とても無理ですね。
まあ、そういう仙谷も内閣改造という名目で更迭されるわけですが‥。
小沢や仙谷といった古い政治の膿(ウミ)を出し切って、金権恫喝政治ではない、真の民主政治に近づけてもらいたいものです。
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