31. 2010年12月31日 01:20:26: SHXxXBJZgo
阿修羅の皆さん、シッカリ目をひらきましょう!『日本一新の会』の平野貞夫さんが警鐘をならしています。 2011年にマスメディアの小沢バッシングがさらにエスカレートするようです。 この投稿子はその前哨戦で書いているものと思われます。 私たち阿修羅は目を覚ましましょう。 『修羅の涙はつちにふる』などまっぴらです。目を覚ましましょう! 以下に平野貞夫さんの論考を添付します: ◎「日本一新運動」の原点―34 日本一新の会・代表 平野 貞夫 (激動の平成22年を終えて) 6月17日に発刊した「日本一新の会」のメルマガ運動は、早 いもので半年となり激動の平成22年が終わろうとしている。 この会に参加し協賛していただいた方々に、心から感謝したい。 お陰さまで大きな成果を上げることができた。 『週刊朝日』の新春合併号で、「小沢一郎“すべてに答える” 茂木健一郎が迫る」という特集があった。茂木氏といえば著名な 脳学者、その茂木氏が注目すべき発言をしている。「九月の代表 選で、新聞・テレビの伝統的メディアが相変わらず「政治とカネ」 問題を批判する中、ネットの世界では、ちょっとした「小沢ブー ム」が起きていたんですよ。これは私にとって顕著な出来事だっ た」。 日本一新の会が発信したメルマガの活動を評価したものだと思 う。維持会員や、アドレス登録の皆さんのご助力によるもので、 この機会に、改めて敬意を表したい。 日本の政治がこれほど劣化したことは、明治以降で最悪といえ る。私自身、日本にとって政権交代こそが民主政治を定着させる 最大の課題と確信していた。衆議院事務局33年、参議院議員1 2年、そして政治評論を6年と、それ一筋に活動して、今年で後 期高齢者となった。歴史的政権交代が実現したものの、菅・仙谷・ 前原・岡田政権となって国家の機能さえ失う政治運営といえる。 これでは私も死ぬに死にきれない。 これを12月25日の夕刻、小沢さんに話したところ、「お天 道さんが見ているよ」とのこと。さすがに世の中を達観している。 これで、来たる年には十分な闘いができると確信した。そこで私 は昨年の政権交代から今年の菅政権の混乱について、「天道論」 で分析して伝えた。 「おてんとうさんは、日本の政治を壮大な構想で仕分けている んですな。昨年は自民党を仕分けて、政権の座から降ろした。今 年は民主党が仕分けられている。この仕分けは来たる年に答えが 出る。政権交代の歴史的意義の花が咲くことを信じましょう」 (菅内閣に協力するメディアの実体) 12月20日、小沢さんの政倫審出席をめぐって、「菅首相・ 小沢会談」と同時進行になったが、テレビ朝日の「ワイドスクラ ンブル」で、私は田原総一郎氏と激論していた。「小沢問題は、 社会心理的な暴力装置となったマスメディアが、政治や検察権力 と結びつき、政界から“小沢排除”を企んだことによる」という 趣旨の発言をすると、田原氏が猛然と反発してきた。テレビの生 放送で、公然とメディア批判をしたのは初めてだったが、再びテ レビ出演の依頼はないだろうと思っていた。 そんな話を友人のジャーナリストにしたところに、まことに不 可解な情報が入ってきたが、それは、巨大メディアの来年の報道 方針のことである。これが現代のメディアの実体かと思うと、私 たちの闘いは容易なことではない。 朝日新聞からテレビ朝日に非公式に伝えられたといわれる話だ が、これからも小沢氏に関しては、悪いイメージを国民に持たせ るような報道を継続するとのこと。理由は、来年、菅内閣は「納 税のための国民総背番号制」を導入することになる。そのための 法案を国会に提出して審議が行われる。当然、国民の反発は厳し く、巨額の広報費を使って賛成の世論づくりをすることになる。 小泉内閣の時の裁判員制度で、それをやり批判されたことだ。そ れ以上に菅内閣はメディアを悪用することになるだろう。 聞くところによると、購読者・広告費減少で経営に苦しむ巨大 メディアは、この巨額な税金をめぐって実質的な談合が行われて いるとのこと。菅官邸とメディアは阿吽の呼吸で、政府広報費と いう税金を配分する代わりに、「小沢叩き」を強化し続ける方針 のようだ。また、こんな話もある。「上からの指示で小沢叩きと いうことではまずい。現場が自主的にやるようにしてくれ。札付 きの平野(貞夫)なんかを、ガス抜きに時々呼んでもよいが、 “こんな人柄の良い人”が小沢支持かと視聴者に感じさせる人物 は呼ぶな」という話が交わされているようだ。そういえば、27 日夕刻、自宅に帰るとテレビタックルから、年明けに録画出演し てくれとファックスが送られてきた。 既に新しい「小沢叩きプロジェクト」は始まっている。26日 のテレビ朝日の「フロントライン」では、反小沢メディアの主軸・ 後藤謙次氏が聞き役となって、仙谷官房長官にインタビューを行 い、長時間にわたって小沢叩きを行った。問責決議がなされてい る官房長官をのうのうとテレビに出すことも問題だ。 後藤氏は共同通信の幹部で、竹下登に可愛がられ、その手先と して、平成7年に結成された「三宝会」という、政・財・マスコ ミの秘密結社の主役であった。55年体制の発想から抜け切れな いジャーナリストで、話を聞いていると竹下首相の小沢に対する 怨念をぶつけている感じだった。それとTBSの「時事放談・新 春特別番組」では、武村正義元官房長官と、仙谷現官房長官の対 談とのこと。二人とも日本を亡国に導く権力亡者で、菅首相とと もに、ソ連のスターリン派のようなものだ。忘れられているかも 知れないが、武村氏は細川連立政権を潰した張本人で、米国のク リントン政権から「日本の政権の中心に北朝鮮のエージェントが いる」といわれた人物である。 (「検察審査会問題研究会」の報告) 12月24日(金)、憲政記念館で行われた「検察審査会問題 研究会」は、森ゆう子参議院議員と、落合洋司弁護士を講師に迎 え、約50名のそれぞれのグループの代表が参加した熱心な勉強 会であった。研究会で採択された「声明文」や、3人の弁護士・ 検事職に宛てた「公開質問状」は発信済みなので省略するが、森 ゆう子議員が発言した重要な情報を報告しておく。 1、検察審査会の審査員は「公正なくじ引き」で選ばれる法令に なっているが、この「くじ引きソフト」は恣意的に審査員を 選べることが実験で証明された。(昔の丁半賭博で床下から 長針でサイコロをうごかしていたようなこと)。従って、小 沢氏の議決を行った審査員が公正に選ばれたのか、疑問があ る。 2、検察審査会の開催情況など、組織として当然のことが、まっ たく情報開示されておらず、幽霊審査会といえる。予算措置 についても不可解なところが多く、現状では予算を計上すべ きではない。 3、検察審査会は三権分立のどこに属するのか、所轄大臣はいる のか、起訴議決2回で強制起訴という行政権を行使すること になっているが、行政機関としての法律上の位置づけはない。 従って憲法違反の存在である。 4、東京第五検察審査会の小沢氏についての2度目の審査や起訴 議決が適正かつ合法的に行われたのか不可解な点が多く、情 報を開示すべきである。例えば、9月23日か24日かに、 特捜検事が第五検察審査会に呼ばれ説明を行っているという 確かな情報がある。何のための説明か。9月14日に2度目 の起訴議決したことになっているが、検察からの説明はあっ たのか。起訴議決が適法に行われていない可能性があり、解 明すべきである。 5、最高裁が所管する予算のうち、コンピューター・ソフトに関 係する入札や納入の状況にきわめて問題が多く、裏金づくり や天下りに利用している可能性がある。平成23年度予算審 議で厳しく調査する必要がある。 以上は、森ゆう子議員のホームページhttp://www.mori-yuko.com/ に、諸資料とともに掲載されているので参照されたい。 (再び「小沢氏の国会招致」問題について) 12月27日(月)、午後2時から開かれた民主党役員会に菅 首相が出席した。注目されたのは、「政治とカネ」について、菅 首相や岡田幹事長の「自発的に政治倫理審査会に出て説明すべき である」と強要することに小沢氏が応じないことについて、役員 会として“出席説明することを議決する”という、わけのわから ないことが協議の主要な課題というから笑い事だ。 菅首相や岡田幹事長は、野党が国会審議に協力しないこと、各 種の選挙で民主党が惨敗を続けている原因は、小沢氏の「政治と カネ」の問題にあると公言している。それでは、12月26日の 西東京市議選挙の惨敗をどう思っているだろうか。菅首相のおひ ざ元のこと、まさか小沢氏の「政治とカネ」を理由にするわけに はいくまい。そこまでいうなら「政治とカネ」のどの部分を説明 しろというのか、具体的に示すべきだ。 平成6年の新生党解党にともない、残った資金を「改革フォー ラム21」に移したが、その中に巨額な税金(立法事務費)が入 っていたとの虚偽報道が繰り返された。テレビや新聞は「違法で はないが、政治資金制度の本旨に反する」と一斉に小沢叩きを行 った。しかし、よく事実を調べてからにして欲しい。一円も税金 は入っていないし、所定の手続を経た合法的な政治資金であり、 繰り返しになるが、昨夏の政権交代を成し遂げた大きな要素でも あった。それでも、過剰に批判を繰り返しているメディアがある が、法的措置をとることも考えたい。 小沢氏の国会招致について、役員会では輿石参議院会長が「次 期通常国会までに決着させてはどうか」と、岡田幹事長に助け舟 を出して年明けに先送りとなった。菅首相の眼の前の話だ。相当 に頭に来たらしく、菅首相は夕方の記者会見で「国会招致を拒否 し続けるなら、党の決定に従わないことになり、出処進退を含め て本人が考えて頂くしかない」と、自発的な離党を促した。どん な脳の構造をしているのか理解できない。 政治倫理審査会の「自発的出席説明」は、党とか国会の決定で 行うものではない。議員の人権を守るものとして制度化したもの だ。「自発的離党」を党代表が強要するとは、「結社の自由」と いう憲法の原理を踏みにじるものだ。 そのくらいのことがわかっていなければ、総理は勤まらないと 思うが、これでは国の行き先は真っ暗だ。 官庁の御用納めで永田町が、年末の挨拶回り気分が流れる28 日、小沢氏は突然に記者会見し、別紙の『挙党一致で「国民の生 活が第一。」の政治を実現するために』という所見を発表した。 「私が政倫審に出席することにより予算審議が円滑にすすめられ るということであれば、常会の冒頭にも出席し、説明したい」と のこと。さて、菅首相・岡田幹事長、どうしますか。それでも、 「自発的離党」を強要するのですか。 最後に、日本一新の会・維持会員の皆さん、そして、さまざま な機会を通して、この「メルマガ・日本一新」を読んで頂いてい る無数の読者の皆さん、ご健勝にて新年を迎えられますようお祈 り申し上げますとともに、「国民の生活が第一。」の実現に向け て、日本一新の会は皆さんと共にあることをお約束して、暮れの ご挨拶といたします。
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