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米日イスラエルが世界の平和と安定を壊しているが、日本の新聞TVはひた隠し。逆に、日米の中国非難が中国を孤立させたとまで騒ぎ立てた日本マスコミ。事実が真逆に動く。田中宇さんのTweetが教える。
日本マスコミで悪人扱いされる北朝鮮・イラン・パキスタンを中露にトルコとブラジルが支える。パレスチナ国家承認は世界中、特に南米各国に広がっている。やがて、世界の嫌われ者・テロ国家が米国イスラエル日本になるかも。
ロシアの論理的交渉がEU各国やインドなどを引きとめ、中国の融和と共助による繁栄政策が世界各国の心を解かす。
中国の外交を覇権拡大で脅威が増大と前原誠司と米国軍事筋がはやし立てるが、中国が覇権を目指すなら特定の力を持った国と同盟を固めるはず。しかし中国はそれをしない。温家宝首相は世界の隅々まで飛び回って苦境を聞いて回る。
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私は韓国が前原とクリントンの犠牲になっていると考えていたら、短波ラジオの韓国KBSが2010年の韓国の貿易依存度※が85%との発表(日本は22%、中国は45%)。半島危機を継続させたら経済が破綻するなと直感した。少し調べてみた。
➊※貿易依存度=国内総生産(GDP)に対する輸出額(FOB価格)+輸入額(CIF価格)の割合。日本はGDPに対して輸出12.9%+輸入9.4%で、貿易依存度22.3%
➋韓国の輸出相手1位は中国で全輸出の24%、EU露15%、米10%、日本6%、その他アジア23%、仮に中国が輸入停止するとGDPが▼20%と即時破綻。その減少分を米国が輸入できる筈も無い。米向けは減少一途(2000年の半分近くに)だから。
➌輸出は2003年以降急増(2009年の輸出は2002年の2.25倍)。中国向けは約3.3倍である。アジアを除く先進国「以外」への輸出も急増させている。
➍この輸出急増は、財政破綻(IMF介入)によるウオン安(対ドル−5%、対円が−39%⇒2009年)を背景に、中国向けの大幅増や新興国への貿易開拓に努力した結果である。日本の輸出先を奪って経済回復したとも言えるが、世界金融危機にもかかわらずかなりうまくやった。
➎しかし内需は横ばいか減少であり、輸出依存度がGDPの45%(日本は12.9%、中国が約25%)と極端。極度の輸出依存は韓国の平和安全が絶対的に担保されていないと成立しない。
➏失業率は3.9%と低いが、これはワークシェアリング実施率を25%に高めることによって社員解雇を防いだ(平均賃金は低下した)。また、解雇は非正規労働者に対して行われた。内需が増えず、減少傾向にある原因である。
➐半島危機が続くと輸出は減少し、失業が増加する、あるいは更に給与が減少する可能性もある。国民の不満が高まれば、ハンナラ党の支持も減る。中国脅威論のしみ込んだ日米に付き合う大軍事演習や漁業取締り沈没事件などは大変に危険な賭けである。
(おわり)
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