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[菅政権考]「脱小沢」は実現できるのか (MSN産経) 一兵卒の十八番 
http://www.asyura2.com/10/senkyo102/msg/853.html
投稿者 赤かぶ 日時 2010 年 12 月 25 日 10:13:02: igsppGRN/E9PQ
 

 早いもので、これが今年最後の「菅政権考」だ。すっかり忘れてしまっていたが、平成22年が始まったころは「鳩山政権考」だった。実際は、「鳩山政権考」と言いながら、小沢一郎元代表(68)のことばかり考えていたし、「菅政権考」になってからも、仙谷由人官房長官(64)のことが頭を離れなかった。別に、鳩山由紀夫(63)、菅直人(64)両氏のことを全く考えなかったわけではないが、小沢、仙谷両氏にはすっかり考えさせられた1年だった。

 新年こそは、両氏のことを考えないで済む政治になってほしいと願うばかりだが、年の瀬も押し詰まった現在、民主党内はまたも「小沢問題」で持ちきりだ。小沢氏を国会に呼ぶの呼ばないのとか、党を出ていけ、いやそっちが出ていけとか、とにかく大騒ぎだ。今度こそ最後になることを期待しつつ、1年の締めくくりに小沢氏のことをいま一度、考えてみたい。


■一兵卒の十八番

 菅首相が再選を決めた9月の代表選以降、敗れた小沢氏はことあるごとに、自らを「一兵卒」と称してきた。今月18日、地元・盛岡市の会合でも「私は一兵卒の身でありますので、予算編成に関わる立場でも、行財政改革に携わる立場でもありませんが…」とあいさつしている。よほど、この肩書きが気に入っているようだ。

 自らを「一兵卒」と謙遜し、「将校」たちの政策を批判するというのが、最近の小沢氏の十八番になっている。そして、誰もが反論できない「挙党一致」を唱え、支持を訴えるパターンも確立している。

 その行間には、代表選後に仙谷氏らが主導した「脱小沢」路線の転換、露骨に言えば「仙谷切り」の要求がにじみ出ていることは否めないが、小沢氏は党内融和を訴えることで真の狙いをオブラートに包んできた。

 その小沢氏が牙をむき始めたのが今月8日の鳩山由紀夫、邦夫(62)兄弟と舛添要一・新党改革代表(62)との会談だ。「自分を切って、政権浮揚しようとしている。協力しようにも、協力しようがない」と不満を漏らし、政権への敵意を示した。


■普通は「懲戒免職」だが…

 小沢氏はさらに、組織的には上司にあたる菅首相の要求を蹴った。20日の直接会談で、衆院政治倫理審査会への出席を求める首相に「出る必要性がない」と真っ向から拒否した。

 企業で言えば、ヒラ社員が社長の命令(社命)を無視した格好で、常識的には懲戒処分は免れないところだ。処分に不満があれば労働組合に相談するか、いっそのこと「依願退職」すなわち「離党」という道を選ぶべきなのかもしれない。

 一方の首相も、この多くの問題を抱える一兵卒の扱いに苦慮してきた。国会招致問題についても「岡田克也幹事長(57)の努力を見守りたい」と専務任せの姿勢に終始してきた。専務が説得に失敗したため、ようやく重い腰を上げて直談判に乗り出したが、命令を無視された。組織の長としての威信が問われるところだろう。企業なら、役員報酬のカットくらいはあるかもしれない。


■民主党の本質

 つい、一般企業の論理で考えてしまったが、今起こっていることは紛れもない政争だ。そもそも、現在の小沢氏は、民主党内では無役に過ぎず、形式的にはヒラ社員にたとえられるとはいえ、実際には専務も社長も経験した実力者だ。しかも、別の会社で抜群のキャリアを重ねた上で、三顧の礼を持って今の会社(民主党)に迎え入れられた経緯もある。

 「まず、小沢さんに接近し、突然離れるという人を私はたくさん見てきた。磁石のNとSが、NとNになってすごい勢いで離れてしまう」

 岡田氏が22日の講演で指摘したように、民主党という政党は、「親小沢」か「反小沢」かという論争を果てしなく続けている集団だといえる。新しい年はいろんな意味で、「脱小沢」政治を実現してほしい。(政治部 船津寛)

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101225/stt1012250701001-n1.htm  

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コメント
 
01. 2010年12月25日 10:24:08: H4lnLSgZz6
 
 へぇ〜 細野豪志氏や小林興起氏、川内博史氏も来たんですねぇ〜
 
 一新会や北辰会以外から参加した議員が多かったんですってねぇ〜 
 
 この話もいい話ですよねぇ〜
 
 
mztminshu 松崎哲久
21日夜、代表選挙に際して「政策班」に加わった議員たちの会合を設定しました。もちろん小沢さんも参加してゆっくり話が出来ました。前日に菅総理との会談がありましたから、その様子を窺い知る言葉も幾つか聞きました。「肩が凝ったよ」と、首筋の膏薬に手をあてて苦笑い。お疲れ様でした…
52分前 お気に入り リツイート 返信 »
 
mztminshu 松崎哲久
しかし、「政倫審に出る、出ない」で1時間半も終始したという報道を信じる人も余りないのでは。時の総理と与党の重鎮との官邸会談には、「缶ビールと干からびたチーズ」の一件も記憶に新しいことですし。25日11時にはトロイカ+ワンの会談が開かれますから、何かが始まるのかも知れません。
52分前 お気に入り リツイート 返信 »
 
mztminshu 松崎哲久
政策班の班長として私が嬉しかったのは、細野豪志さんや小林興起さんが駆けつけてくれたこと。時期が時期だけに憶測を呼ぶかも知れないのに、一新会や北辰会以外から参加した議員が多かったことに感謝します。あ、もちろん川内博史さんもいて、最初から最後までウーロン茶を飲んでいました。
53分前 お気に入り リツイート 返信 »
 
mztminshu 松崎哲久
もう一つ嬉しかったのは、帰り際、隣の席のグループに「挨拶してもいいですか」と言って小沢さんを案内すると、大歓迎でオザワコールが起きたこと。隣の席も隣の席も、出口近くの団体さんも、オザワ、オザワの大合唱。そして写真撮影。代表選の熱気を思い出しました。ホソノコールも続きましたよ。
53分前 お気に入り リツイート 返信 »
 
mztminshu 松崎哲久
最後に感激したのは、店の外で私が記者説明していると、雨の中ずっと聞いていた通行中の人がビニール傘を差しかけてくれました。終わると自分は予備があるからと、持ち帰っていいと。一般の方から頂けませんと辞退しても、小沢支持ならいいんだと。ご厚意を受けて、濡れずに歩いて帰れました。

02. 2010年12月25日 10:39:40: eIXAtMOS1w
涙が出ますね。嬉しくて。。。

03. 2010年12月25日 10:43:31: m0DfQVnQVg
> 岡田氏が22日の講演で指摘したように、民主党という政党は、「親小沢」か「反小沢」かという論争を果てしなく続けている集団だといえる。新しい年はいろんな意味で、「脱小沢」政治を実現してほしい。

これはまさに「メディアの本音」でしょうね。一番小沢氏にいなくなって欲しいのはマスメディアだった訳ですからね。このインタビューでその事がよく分かりました。
2010年12月23日小沢一郎衆議院議員インタビュー by岩上安身(リンク・エンベッド変更の為再アップ)
http://www.asyura2.com/10/senkyo102/msg/852.html
投稿者 SOBA 日時 2010 年 12 月 25 日 10:01:52: LVbi13XrOLj/s


04. 2010年12月25日 10:47:47: Rd1mOpUXZg

「脱小沢」ではないぞ。小沢一郎を中心にした「挙国一致内閣」だぞ。

小沢一郎の他に、今のこの日本を引っ張れる政治家がどこにいるか。


05. 2010年12月25日 10:53:05: nWIUR2rD6s
新しい年はいろんな意味で、「脱小沢」政治を実現してほしい。
これを翻訳すると来年も自分達だけは既得権のなかで利権を貪りたいと
そりゃ「脱小沢」して欲しいよねぇ(冷笑)


小沢ー 一人の人間として、国民全員に説明するのは不可能。
    だからメディアに
    説明している。どなたでもおいでくださいと、
    記者クラブ以外でもどんな人でもいいですよ、
    という方針でやりましたし、既存の大手メディアから、
    けしからんと言われる理由だったと思いますが、
    本当に改革しようとすると、
    旧体制で既得権をもっている人は反発するにきまっている。
    その旧体制の中で一番既得権をもっていたのが
    メディアじゃないでしょうか?
    情報独占ですから。情報だけでなく、
    いろんな既得権をもっているから。

岩上ー 世論を喚起し、作り上げるとか

小沢ー 既存メディアに本気で挑むと思われているのかもしれませんね

岩上ー クロスオーナーシップについてどうですか?

小沢ー 事実上すでにお題目になっている。徹底しなければならない
    同時に、テレビ、電波の免許、新聞の再販も、
    みんなこれは独占権なんですよね。
    ある程度 競争の原理を入れないと、小泉流とは違いますが、
    そんなこと言うから余計にらまれる(笑)


06. 2010年12月25日 11:05:44: jfFAZGb6iI
「脱・小沢」などムリです。
あの!(もういっちょ)あの!青木理氏でさえ倒閣運動を起こし始めました。
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1140.html

選択肢は2つ。「挙党一致」か「脱・菅」かです。


07. 2010年12月25日 11:12:14: uvpMSHVtJA
もう3Kはいいよ。

08. 2010年12月25日 11:39:25: P19dtiymbI
> 「まず、小沢さんに接近し、突然離れるという人を私はたくさん見てきた。磁石のNとSが、NとNになってすごい勢いで離れてしまう」


つまり小沢の場合、遠目での姿と実体が違うのだ。
小沢の実体を知った人間は、小沢のもとから去っていく。

小沢の実体はよほどひどいんだろうね。

近寄った人がどんどん離れていくという現状を考えると、金権手法という一言では済まない、人としての問題が小沢にはあるのだろう。



09. 2010年12月25日 12:03:21: oLX08exg3Y
産経と言う偏向新聞の記事ばかり転載する意味がどこにあるんだ、赤かぶは何人いるんだよ、同じ投稿ばかりするな。

10. 佐助 2010年12月25日 12:10:32: YZ1JBFFO77mpI : GnuRgcG5J2
仙菅政権の馬鹿程こわい者はない
考えのない無能な者は,何を仕出かすかわからないので恐ろしい,分別のない者には気をつけよう,分別なき者におじよだ。

平家を滅ぼすは平家
自業自得,平家は自分のやった所業のために自滅した。
身から出た錆。爾に出ずるものは爾に返る,とも言う
自分自身でやった行いは,その善し悪しにかかわらず報いとなって自分にはね返ってくる
国民が叫ぶ脱菅政権グループ


11. 2010年12月25日 12:12:53: P19dtiymbI

「脱・小沢」というよりは、仙谷が言っていた「殺・小沢」が必要だ。
「殺・小沢」ができなければ菅政権は壊滅する。

「殺・小沢」が完遂できたあとは、「殺・仙谷」だ。
これで野党との連携が可能になる。


12. 2010年12月25日 13:45:11: 0wv2IW57cQ
>企業で言えば、ヒラ社員が社長の命令(社命)を無視した格好で、常識的には懲戒処分は免れないところだ。処分に不満があれば労働組合に相談するか、いっそのこと「依願退職」すなわち「離党」という道を選ぶべきなのかもしれない。


どうしようもないバカ社長に意見して、バカの趣味で懲戒免職食らうような会社は、とっくに顧客に見放されて整理ポストに分類されているというものです。
真っ当な企業なら、自分の首覚悟で社長に意見する社員こそ大事にするというものです。

何でも意地汚い民間守銭奴にたとえればすむと思うのは,小鼠流の国家破壊に加担するネオコン売国奴と言うことでしょう。


13. 2010年12月25日 16:31:50: PIvCcYcOwA
菅社長、小沢平社員として論説しているようだが、誰がみても、つまり産経がみても人間の大きさはケタ違いだろう。

2年近く検察が、全マスコミが、後ろでは電通、財界がそれこそ必死で小沢一郎を攻撃し続けて追い落としをはかってきたがそれでもなお倒れない小沢一郎。既得権益者が常に攻撃し続けなければ簡単に民主党代表、総理大臣になってしまう人物と、自分の意見もなく誰かの手先程度の働きしかできない現首相。

産経は目はついているのか。耳は聞こえるのか。


14. 2010年12月25日 17:01:56: Rd1mOpUXZg

日本国の「癌」はマスコミである。

これからの日本を考えるならば、マスコミ解体・再生が喫緊の課題である、ということが小沢氏の陸山会事件以来ようやく明らかになってきた。

立法府は全ての議員を糾合して、自らの利権擁護を優先し、談合報道するような今のマスメディアの有り方の改善に取り組むべき時である。

当然、記者クラブの利権停止、クロスオーナーシップの禁止も早急に実現する必要がある。

ある新聞は甲を主張し、またある新聞は乙を主張するという真に国民に開かれたメディアの有り方を実現しなければならない。

与党であろうと野党であろうと、差し当たりは自分達に都合の悪いことが起ころうとも、日本の将来のためにそうしなければならない。

立法府がマスメディアの論調に振り回されて十分な政策を実現することのできない現状を何時までも受け入れていてはいけない。


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