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(回答先: 執行部、政倫審開催準備を指示 民主、小沢氏の拒否受け(共同通信)拒んだ場合は、ただちに政倫審幹事会開催を求め年内に議決 投稿者 赤かぶ 日時 2010 年 12 月 15 日 22:05:06)
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菅内閣はトロイの木馬である
2010年06月23日 21時39分41秒 | Weblog
【菅内閣はトロイの木馬である。】(オリーブの声 )より
----- トロイの木馬
トロイの木馬とは、ギリシャの伝説に登場する巨大な木製の馬で長年続いたトロイ戦争を終結させる要因となったものです。ギリシャの吟遊詩人であるホメロス(Homer)によって紀元前700年頃に書かれたイリヤスとオデッセウスの中で、紀元前1250年頃に起こったと言われるトロイ戦争についての話が描かれています。
ギリシャ軍とトロイ軍の戦いは10年にもおよぶ戦争を続けながらも決着を見ることができませんでした。ギリシャ軍は船でトロイの街を包囲し攻撃するのですが、トロイの頑強な市壁により全く陥落させることができません。ギリシャ軍の人々も長年の戦争に疲れ、海の向こうで待つ家族や愛する人のもとに帰りたくても、トロイ軍に勝利しトロイ王パリスのもとに逃げ去ったギリシャの王女ヘレンを取り戻すまでは決して帰ることはできなかったのです。
そんな中、ギリシャ軍にある戦略が浮かびました。それは、車輪の付いた大きな木製の馬を作り、その中に兵士が隠れるという計画でした。そこで早速、大きな木馬を作りギリシャ軍の兵士達は声を顰めて隠れました。一方残りの兵士達はあたかも戦争を放棄し、ギリシャへ戻るように見せかけて、舟出したのです。
トロイ軍はすぐに木馬を見つけ不思議に思い眺めていると、そばから一人のギリシャ兵士がやって来ました。そして彼はギリシャ軍は戦いを諦め帰郷することを決めたが皆、彼を嫌っていたため彼だけを置き去りにして行ってしまったと告げ(これももちろん策略の中のひとつです)、この木馬は女神アテナに献上するためにギリシャ軍が置いていったものだと説明しました。
トロイ軍も女神アテナに献上されたものであれば大切に扱わなければいけないと思い、その大きく重い木馬を引きずり市壁の門を開け、市内にあるアテナ神殿に献上しました。
トロイ軍は長く辛い戦争から解放され、街を守り抜いたという喜びで早速祝宴を催しました。宴も終わり、勝利の喜びを胸にトロイ軍達は皆、寝静まりました。すると突然木馬の中からギリシャ軍人達が飛び出してきたのです。同時に帰郷したと見せかけていた舟も全てトロイに帰還し参戦したのです。そしてトロイに住む男性を皆殺しにし、街を焼き尽くし、女性や子供を奴隷としてギリシャに連れて帰りました。このようにギリシャ軍は木馬戦略により勝利を手中に治めたのでした。
-----ここまで
脱官僚、政治主導、自立と共生を理念とする鳩山・小沢維新勢力には、内部にトロイの木馬として、親官僚、霞ヶ関主導、隷属と朝貢という現実的政策とやらを旗頭とする一群が入り込んでいたのである。
この内部クーデター劇が起きる少し前、小沢は『外部の敵は怖くない』と云っていたが実はこのことだった。
新しく掲げられた菅内閣の旗は、鳩山・小沢政権に於いて掲げられたものと全く異なる政策が書かれ、その最たるものが消費税増税であった。
他にも、政治主導の政策がマニフェストから白紙化され、独立行政法人等への在任中の天下りが容認されることとなった。
菅新首相は、自民党の掲げる10%を参考にするとまで言い出し、そのトロイの木馬ウイルスが猛威を振るい始めたことを意味する。
沖縄の辺野古への基地移設は日米合意を踏襲し、沖縄の婦女子を差し出し、ジュゴンを殺戮し、口先では環境を喧伝する偽者の政治ウイルスをばら撒くこととなった。
我々は、このトロイの木馬ウイルスと闘う決意を新たにした。
この新しい冬虫夏草は、増税を云い、民主党維新勢力を食い破った後は、国民生活を食い破ることになる。
この国が経済成長できず景気が悪いのは、住民税、保険料負担が3年毎に増え、可処分所得が減少しているからである。
これらは基本的に天引きだから、手取りの減少となって顕在化する。
手取りが減るのだから遣り繰りが苦しくなり、皆が節約を行うようになる。
その結果デフレが続くことになる。
そこで公務員人件費が、民間平均の1.5倍近くになっていることからそれらを是正するため、公務員制度改革を国民が要求したが、国民はトロイの木馬にやられてしまった。
よく欧州や北欧の例を宣伝するケースがあるが、既に欧州統合は成功した例とは云えなくなっている。
欧州は、閉域経済でユーロを導入し、小国も大国も同じように恩恵を被ることが出来るというシナリオだった。
しかし背伸びしたギリシャやハンガリーにはデフォルトの危機が迫っている。
なぜか。彼らの国は、国債消化の過半が国外だからである。この意味が分かるだろう。日本は全然違う。
大国アメリカも、州政府に莫大な債務が潜んでおり、カリフォルニアは債務返済の猶予だけで延命しているに過ぎない。
この国の工業生産力は徐々に衰退しており、国債の根拠は軍事力だけになっている。
しかしその根拠たる核戦力も途上国の台頭により足元から少しづつ揺らいでいることを決してこの国の国民は忘却してはならない。
菅トロイの木馬政権は、ギリシャをひいて財政危機を喧伝するが、我が日本国の政府純債務はわずか300兆円しかなく、一方、個人金融資産は1400兆円、大企業内部留保は580兆円もある。
米国債の保有高も官民合わせれば世界ダントツの一位である。
尤も、仮に財政危機になれば、米国債を売ると云い出す政治家はいない。
最近では、ロシアがグルジア紛争で売り、中国が香港で売っている。
この事実を皆さんは先に小紙が述べた事実とよく照らし合わせて頂きたい。米国債は、売られるようになったのである。
だが、こんな貯蓄性向が高い国が、それは、中国もそうなのだが、デフォルトすることは有り得ない。
安全保障も、オバマ後のアメリカは緊縮財政に回帰するしかなく、現在の安全保障予算も当然削減基調になる。
イラクとアフガンと云う陸上戦争は遠からず店じまいし、海洋覇権の維持をすると云う新たな戦略目標を立てた。
このことは、ユーラシアでの陸上介入を減らし、これまで米国が最重要視してきた大西洋から、太平洋及びインド洋を重視する大きな戦略転換を意味する。
アメリカの死活的な国益が、インド洋から太平洋ルートにあると理解したと云うことである。
中国、インドと云う二大人口大国は、着々と陸上兵力を整備し、次いで海上軍事力の拡大に向かっている。
アセアンではミャンマーが核兵器開発を始めているとの情報が寄せられている。
隣国の北朝鮮では、核融合実験も云われ始めた。
さようにアジアは着実に台頭し、それは経済のみならず、政治・軍事の面に於いても、顕著になって来ている。
アメリカは、この台頭に対し世界を上手く纏められないでいる一方、中国は着々と互恵取引を拡大している。
アジアの台頭は、個々に自主独立の国家運営が希求されており、陸上における国境画定も進んでいる。
そこでは、普通に防衛的な国益を主張できる立場を如何に確立するかが問われている。
即ち、ゆるやかな台頭と表することができよう。
だがこの台頭は今後も続く。
小紙には、アメリカが描く未来図は、アジアの描く未来図と大きく異なっており、やはりアメリカの覇権は変質して行くと予測している。
早速、ベトナムで新幹線の受注シナリオを失った。背後に何があるかくらい理解しなければならない。
日本の経済成長は、アジアにかかっている。
対欧米、対アジアともに日本の明確な立場が求められているが、今般のトロイの木馬政権は、詰まるところ闘争を止め、沖縄を差し出すと決定したに過ぎない。
因ってこの政権は長くは続かない。
おそらくオバマ政権も長くはないだろう。オバマは撤退大統領だからだ。
欧米は新しい世界秩序を模索している。
が、その秩序は大きくアジアの未来図と異なる。
現実主義を云うなら、真の現実主義を皆さんに云っておきたい。
アジアは、徐々に『欧米と対等にモノを言うには核しかない。』と気づき始めている。
小紙の指摘は、おそらく現トロイの木馬政権では一瞥もされないだろう。
しかしながらアジアの未来図(アジア秩序)は明らかに欧米が希求する未来図(欧米秩序)と異なって来ている。
以前は同じ航路上にあった途上国と先進国の航路が乖離を始めているのだ。
おそらくトロイの木馬政権は、アジアの権益を失い、その国益を定義できない局面が増えると予言する。
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