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内閣支持率が低落し、八方ふさがりの菅直人首相(64)。最近は「孤独」「陰鬱」などと言われ放題だが、実際の様子はどうなのか。菅首相と一番夕食をともにする回数が多い側近中の側近・寺田学首相補佐官(34)を夕刊フジが直撃取材したところ「むしろエネルギッシュ」という意外な答えが返ってきた。
――最近の首相は「覇気がない」「鬱病でないか」など散々な言われようだが
「3日で閉幕した臨時国会で連日、予算委員会の集中審議が入っていたときはさすがに疲れていたが、今は予算編成に向け、やるべき政策を進めている実感があるので、非常にエネルギッシュだ」
――「仙谷由人官房長官と疎遠」というが
「『仲が悪い』という話は官邸の中からは一切出てこないと思う。このインタビューの直前も2人で話していたが、連絡は密だ。1カ月くらい前だったか、公邸で首相が旧友と話していたとき『週刊誌で仙谷さんと仲が悪いと書かれていますよ』と問われると、首相は『そう思われているのがちょうどいい』と言っていた。2人できっちり役割分担をしている。内々では『仙ちゃん』なんて呼んでいるし」
――省庁からの情報は仙谷氏でストップし、首相は『情報の孤島』でないのか
「もともと首相自身は『強い官房長官』を望んでいた。最終的な判断、首相にしかできない判断は自分自身でやる。それまでは、ある程度各大臣との調整を官房長官でやる。それが基本姿勢だ。首相には政務の秘書官1人、役所から5人、5省庁の参事官がいる。大体の情報は上がってくる」
――では、仙谷氏は参院で問責決議が可決されているが切れないと
「首相の専権事項だから簡単には言えないが、2人の関係をみると、切らないんじゃないか」
――首相といえば『イラ菅』が有名。周囲を怒鳴りつけているのか
「議論が好きで、語調が強くなる時はあるが、そんな四六時中イライラしていない。そもそもご家族に『激しい野党』がいらっしゃるから」
――というと。
「妻の伸子さん。もうガンガン怒鳴りつける。首相は『分かった分かった』など低頭するが、『分かったじゃないわよ!』とギンギンやる。それに比べたら…見ていて面白い夫婦だ」
――野党は「ただ首相の座に固執するだけ」などと批判している
「それは違う。9月の党代表選がいい例だ。当時、枝野幸男幹事長代理や私で、立会演説会の下書きを書いていた。予定稿には『税制改革や成長戦略などを成し遂げ、未来の世代にバトンタッチしたい。それが私の最後の夢だ』と書いてあった。ある側近が『最後って表現は止めませんか』とアドバイスしたが、首相は『それでいい。こんなことやれたら最後でいいじゃない。なあ仙ちゃん?』と話していた。『首相』という肩書に固執するのでなく、自分の手でこれまで政治が滞らせてきた宿題を片づけたらそれでいいと思っているんだ」
――支持率下落で、ジレンマを抱えているのでは
「ジレンマよりもどかしさでないか。尖閣問題など、様々な事件が日々の話題をはるかに凌駕する内容を持っていた。地方への一括交付金などは、まれにみるほど首相がビシビシいってまとまってきているのだが、なかなかリーダーシップが伝わらないもどかしさはあると思う」
――党内では小沢一郎元代表のグループと首相の対立が先鋭化している
「首相自身の意志があるのかないのか、よくいわれるが、幹事長に岡田克也氏を置いたところがすべてを物語っている。党内であの人がどういうものを問題視するのか、だれも異論はないと思う」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101210/plt1012101640004-n1.htm
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