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動画 http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/201209017.html
民主党内の抗争が再燃です。菅執行部が、小沢元代表の国会招致の実現で政権浮揚のきっかけにする方針を固めたのに対し、小沢氏サイドは「仙谷官房長官更迭」による執行部刷新を要求し、けん制しています。その小沢氏と鳩山前総理大臣は弟の邦夫元総務大臣や舛添元厚生労働大臣と8日夜に会談し、「菅政権には協力のしようがない」と強い不満を漏らしました。
小沢氏を支持するグループは、8日からあえて報道陣を集めて執行部批判を繰り返しています。
民主党・松木農水政務官:「本当にやってるんですか、そんな馬鹿なこと(小沢氏の国会招致)を。ちょっと分かりません、私には。とても考えられないことじゃないか」
小沢氏に近い党幹部は、「先に仙谷官房長官が辞めるべきだ」と反発しています。しかし、こうしたアピールは小沢氏の焦りの裏返しでもあります。
仙谷官房長官:「政治家ですから、局面局面でいろんな人がいろんな動きが出てくると。こういうことじゃないでしょうか」
「小沢氏切り」を決断した岡田幹事長らの狙いは、ズバリ政権浮揚です。岡田氏は「政治とカネが国会運営の一番の障害になっている」と説明していて、9日午前も参議院の輿石会長と会談しました。小沢氏の離党まで視野に入れながら、支持率の回復で公明党との連携を図りたい考えです。また、政治とカネという自民党にとっての攻め手をなくすことも菅総理大臣らの本音といえそうです。
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