http://www.asyura2.com/10/senkyo101/msg/228.html
Tweet |
動画 http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00189034.html
相次ぐ閣僚の失態で八方ふさがりの中、3日午後、臨時国会は閉幕した。与党内からは年明け解散や総辞職論もささやかれる中、菅首相の次の一手が注目される。
自民・小泉 進次郎議員は「『熟議』の国会と言いましたけど、熟したのは政権に対する不信。民主党に対する幻滅」と述べた。
今国会を物語る数字「37.8%」。
これは、臨時国会での内閣提出法案の成立した割合で、過去10年での最低水準となる。
10月1日の所信表明の際、菅首相は「『熟議の国会』となるように」と述べていた。
しかし、目立った熟議は、政策論争ではなく、閣僚の失態をめぐる追及に陳謝ばかりだった。
そうした今国会を象徴するような場面が、会期末の3日もあった。
当初、自民党、公明党、みんなの党の3党が欠席していた衆院本会議だったが、仙谷官房長官・馬淵国交相の「問責大臣」が壇上から降りると、次々に野党議員が登場した。
菅首相が掲げた「熟議の国会」だったが、蓮舫行政刷新相は「残念ながら、未到達だと思っています」と述べた。
自民・石原幹事長は「稚拙な運営に終始した民主党の国会。無責任極まると思います」と述べた。
公明・山口代表は「自滅国会」と述べた。
そして、与党内からも国会運営に次々と不満が上がった。
民主・渡部最高顧問は「ちょっと物足りなかった国会。(野党への)根回しが足りないところがあった」と述べた。
民主・田中 真紀子元外相は「われわれ党内にいても、イライラする面も。菅政権で大丈夫なのかなあと...」と述べた。
さらに、「このままでは、年明けの通常国会も立ち行かない」と警告する鳩山前首相は、「問責を可決をされた大臣、どのように対処すべきか。これ深刻に考える必要があろうかと思います」と述べた。
党内から公然と上がり始めた仙谷官房長官らの更迭論。
民主党の前原外相グループ幹部は「仙谷さんが辞めたら、この内閣は終わりだ。菅さんが仙谷さんを切れるわけがない」と話した。
一方で、閣僚も意識し始めたのは「大連立」。
玄葉国家戦略担当相は「(いわゆる大連立?)熟慮しなければならないのでは。局面の打開というのは、当然必要」と述べた。
菅首相が大連立を模索していると憶測を呼んだきっかけは、11月29日に行われた党首会談。
11月29日、みんなの党の渡辺代表は「この党首会談の意図がよくわからない。大連立でも組みたいのか」と述べていた。
そんな大連立を小泉元首相は警戒している。
小泉元首相は「大連立を持ちかけられても、そんなものには応じるべきではない。次の総選挙で、みんなの党が独り勝ちするだけだ」と述べた。
大連立をめぐる小泉元首相の発言に、小泉 進次郎議員は「おやじはおやじ、息子は息子です。差し控えさせていただきます」と述べた。
さらに、与野党から「年明け解散論」や「総辞職論」を語られるなど、いくつかの打開策が並ぶ中、菅首相が選ぶの次の一手は何か。
政治アナリストの伊藤惇夫氏は「当面、一番実現の可能性が高いと思われる対応策は、『内閣改造』でしょうね。(しかし)仙谷さんを外せば、内閣がガタガタになる危険がある」と話した。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK101掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。