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(回答先: 起訴前「小沢新党」の大勝負 猛女・真紀子も促した!(zakzak)「小沢氏が政治生命をつなぐには新党しかない」小沢系議員 投稿者 赤かぶ 日時 2010 年 12 月 03 日 17:33:26)
http://www.homopants.com/column/clm00mar31.html
小沢噴火! 自自公連立離脱と自由党分裂の真相
勝手な離脱だと党への貢献は一切無に帰し、政党助成金の割り当ても来ない。だから今回は小沢も分党と認めざるを得ない…だが、小渕倒れて、分裂不発かも
ついにと、言うべきだろう。小沢一郎とその一派が、連立を離脱することになった。――しかし、小渕が重体でどうなるか分からん。
誰の目にも明らかなように、小沢自由党は、自民と公明を一緒のラブホテルに入れるためのカモフラージュとして利用された。自民と公明の二人連れだけでホテルに行けたわけはないだろう・・実態はそうなんだけどね。
これは時期的には、ガイドラインの更新時期の前であって、小沢としては筋論を小渕自民に飲ませて実現させる必要があるという大義名分があった。そして、連立に対する亜米利加の支持(指示?)もあった。積極財政への転換、議員定数削減という大義もくっついてきていた。そのころから、ガイドラインでの筋論と定数削減を嫌う自民内部には「核抜き沖縄返還論」、すなわち小沢一郎を抜いて野田、二階を軸に親自民党部分を結集して小渕自民とくっつけるという案が公然とささやかれていた。核は小沢、沖縄は自由党である。
小沢は、鈴木淑夫のような比例で通した議員、または、地方議会から引っ張り上げた一年生議員らのいわゆる「小沢チルドレン」らの命運を任され、そこを自民との選挙協力で助け上げるという方針をとっていた。とっていたというより、そうせざるを得なかったということだ。ところが、自民は、政策は駄目だが選挙はプロだ。この自由党の連中は、比例でしか戦えないか、または、創価学会の支持なくしては小選挙区で勝負にならない輩ばかりだとハナから見破っていた。選挙協力というのは、つまり、自民に対立候補を出すなというだけの意味になる。つまり、小池百合子に阪上善秀をぶつけずに引っ込めるということを意味するのだ。自民が受けるわけはない。この話が進行しなかったのは、あったり前田の中納言(ちょっと古すぎたな)だ。
で、とりあえず、公明としっかり組むまでっちゅうことで、小沢とはアメと鞭で、いやアメと無恥で適当なところだけ飲んでごまかしてやってきた。最初の課題だった、ガイドラインだって、「周辺の緊急事態」っちゅうものが、地理的な日本周辺に決まっているのを、なんとなく危ないことの周辺だなんて全然分からない解釈にする妥協をさせられた。小沢は、テレビで「地理的周辺っちゅうこと以外ないでしょ」と見得を切ったが、結論において連立はそれを否定した。50人の議員定数削減も20人に値切られた。小沢の顔はドロを塗られて真っ黒クロだ。今日は2000年3月末日、そんなこんなで小沢は今日まで3回も,合意が破られれば連立を離脱するんだと言っておきながら、いつも最後はむにゃむにゃと収まってきていた。二度あることは三度ある、仏の顔も三度だ。世間は、小沢はオオカミ中年だと言い出したところ、オオカミから文句が出たそうだ。俺たちが悪いんじゃない。あれは、俺たちをだしに使った少年が悪いんだから、そこをはっきりさせるためオオカミ少年中年っちゅうふうに言ってくれと。
で、ついに三月末に言い出したことは、またも離脱である。もうあかん。閣僚の順番がすんでしまった野田毅と,小沢にだまされてひどい目にあった(と、勝手に考えている)海部、もともと自民党系の小選挙区の議員が切れた。自由党参議院議員会長はなんと扇千景である。で、これがマジに次の大臣を狙っている。理由は、マジに「順番」だから‥。国民はマジに憮然だね。次の選挙いで、はっきり反自民の側に立つ私としては、選挙前に改造をして欲しい。そして目玉を八代栄太から扇千景に替えて欲しいものだ。内閣批判がもっと分かりやすくなるだろ。ところで、自公連立側にとって、実は衆議院より参議院のほうが議員数が欲しい。参議院自由党員に対する攻勢は今ものすごいものだ。結局、参議院は自公に切り崩されて、小沢についていかないだろう。よって、自由党分裂では、小沢は最終的に10人台しか抱えられないという可能性がある。もしそうならないことになったら(つまり小沢が意外な数を押さえ込んだら)、小沢は裏筋カードを切ったのである。もともと、ある日とつぜん、奥田敬和側近の二階俊博が小沢と一緒に訪米するというので新生党全員ひっくり返ったことがあった。細川内閣退陣後、93年夏のことだ。
以降、二階は小沢の側近としてやってきた。だが本心は決して小沢側近ではない。訪米して何処で誰と手を打ってきたか、すべて小沢も知っていることだから離れられなかったのだ。また、運輸大臣もやりたかったのだ、心から。
だが、今回は、小沢も分党を認めざるを得ない情勢だ。勝手な離脱だと、そこまでの党への貢献も一切無に帰すし、当然、政党助成金の割り当ても来ない。ところが、合意の上の分党なら、一切をキープできる。今回は、分裂が天の声だと言えるだろう。二階も小沢に対して、ここでお別れですが今後も自民サイドからの「塩送り」は出来ますと言えるだろう。もし二階が全力をあげて小沢を孤立させようとすれば、小沢は数人の手下しか持たないことになってしまうだろうが、それは、実は二階にとっても怖いことになる。過去についても洗いざらいのぶちまけはこまる。だからある程度の数をキープすることになるのだ小沢は。でも、こういう微妙な駆け引きの中でしか一定の数を保持できないとは小沢もパワーが落ちたものだとも言える。
けれども、小沢一郎という男の本領は、彼が自分では得意だと思っている奇手妙手にはない。骨太の政策で正面からごり押しする力にある。今後、ますます人気を落とす自公連立のウソに立ち向かう姿勢を貫けば、彼が選挙で勝ち、自民の分裂をもたらし、おおきく日本政治の進展に繋がる可能性を切り拓けるかも知れない。
啓介よ、お前もか――でも行け、進め
ここで妙な妥協や裏筋の奇襲をやってはいけないよ、小沢さん。もし小渕が死んでも、政策に殉じて愚直に突っ込めば、道が開ける時期に来ているのだ。でも、本物の側近だった中西啓介まで小沢から分かれるというのはきついわな。‥これについては要報告。
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