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(回答先: 菅首相「内閣支持率1%になっても辞めません」と言う国民への愚弄! 投稿者 まさおっち 日時 2010 年 11 月 28 日 09:41:17)
http://www.olive-x.com/news_ex/newsdisp.php?n=100349
仙谷官房長官と馬渕国土交通相に対する問責決議が可決された。票数は、仙谷官房長官に対する決議が賛成127、反対111、馬渕国土交通相に対する決議が賛成126、反対111である。民主、社民、国民新は反対し、それ以外の野党が賛成に回ったことが分かる。この結果、来年はじめから開かれる通常国会は嵐の様相である。だが尖閣問題で、大きな判断ミスをした仙谷官房長官に対する問責は妥当であり、それは巷間の声とも符合するものだ。
法相辞任と官房長官問責を受け、菅首相は鳩山前首相と会食した際「支持率1%でも辞めない」と強調したと云う。別にあえて云うまでも無く、内閣不信任決議可決を除き、自らが辞職する以外に総理が辞任する根拠はない。問責決議も、官房長官及び国土交通相が辞任する法的根拠とはならない。だが小紙は、前から云ってきたが、参議院選挙に敗北した首相は遠からず辞任しているし、問責決議が提出された国務大臣は早ければ1ヶ月、遅くとも3ヶ月以内に辞任している。
それは、問責決議がその議院における議決権に関するものである以上、抵抗すればするほどに法案が通らなくなるからである。野党は、問責決議を可決した国務大臣が出席する委員会を審議拒否する。つまり問責決議が可決されると、その審議拒否に正当性が生じるのである。すると当然ながら、官房長官不在で首相が国会答弁をこなすことになる。憲政の常道からは、まことに望ましくない国会となってしまう。したがって、遠からず、党側を含めた内閣改造に踏み切ることになるだろう。
通常国会を乗り切るためだ。つまり問責が出た国務大臣を差し替えることで、通常国会に正当に臨むことが出来る。菅首相が、鳩山前首相と会食したのは、その辺りの含みもあるだろう。しかしながら、かといって参議院で示された議決票数である、127対111は極めて厳しい国会情勢と云わざるを得ず、本質的には政治力が必要な局面に立たされている。今国会で秋波を送った、公明党やみんなの党からも総スカンを食い、昨日も述べたように、頼るのは党内ということと相成った。
菅総理の心中は、「みんながオレをいじめる、鳩山さんどうしょう」ということだろう。
菅氏は、長い間バルカン政治家をしていたので、力の有りどころに対する嗅覚だけは優れている。だが党内に泣きつくしか無くなった指導者というのもかえって弱弱しさを感じさせる。時は紅葉の季節なのだ。これから冬にかけて、民主党がいかに葉を落とし、春にどう芽を吹き返すかが焦点である。
処が、小紙は既に巷間取材を終えており、国民側の声は「民主党に対する批判ではなく失望」へと変わっている。したがって来年冒頭から更なる内閣支持率の低下を余儀なくされよう。そこを織り込んで「支持率1%でも辞めない」との弁になったのだろうが、やがて来る統一地方選挙で1%の議席になるだけである。即ち、仙菅ナホト内閣は、巷間でも、マスコミでも、ネットでも批判の嵐が吹き荒れており、最後はその嵐が選挙に反映されることになる。だから格別に反対はしない。自業自得だからである。
本人が辞めないと云っているのだから、即ち、解散総選挙もないということである。だがひとつだけ云っておこう。世論を無視すると怖いぞ。皆さんのご意見もお待ちする。
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