http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/464.html
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http://31634308.at.webry.info/201011/article_26.html
民主党の小沢一郎元代表を支持する当選1回の衆院議員が25日、新たな議員グループ「北辰会」を発足させた。最高顧問に小沢氏が就任。他と掛け持ちできないよう前原誠司外相のグループなどと同じ木曜日昼に定例会を開き、事実上の派閥として活動すると報道された。当選1回の党所属衆院議員の3分の1を上回る53人が参加。田中美絵子議員ら「小沢ガールズ」も名を連ねた。
小沢氏は設立総会で「政治の役割は国民生活を守ることと主張して当選した本分を果たしてほしい。私も可能な限り、勉強会や議論に参加させて頂きたい」とあいさつしたという。この新人の小沢さん支持の背景に、民主党が菅執行部になってから主要な選挙に全て負けていることが大きな要因となっていると考えられる。日刊ゲンダイのWEB版ニュースに以下の記事が掲載されていた。
******松戸市議選 現職全員落選で大騒ぎ
http://gendai.net/articles/view/syakai/127598
2010年11月24日 掲載:民主党 統一地方選に暗雲
21日に投開票が行われた千葉・松戸市議選の結果に民主党がマッ青だ。定数44に対し、民主党は11人の公認候補を立てたが、当選したのは新人の2人だけ。現職4人全員がまさかの落選で、議席も半減してしまったのだ。鳩山政権から菅政権に代わったばかりの今年6月の松戸市長選では、民主党への追い風を受け、民主推薦の新人が現職を破る快挙だったのに、わずか5カ月で状況は一変した。この選挙結果に、来春、統一地方選を迎える民主党の地方議員たちが浮足立ち、大騒ぎだという。
「政権党になった民主党ですが、地方は脆弱。依然として自民や保守系が強いので、岡田克也幹事長は『政権基盤を揺るぎないものにするためには、地方議会での勢力拡大が急務』とハッパをかけていた。それで、多くの地方県連が『現有議席の倍の候補者を立てる』という目標を立て、候補者擁立を進めています。しかし、松戸市議選を見る限り、候補者倍増が裏目に出る可能性が出てきました」(民主党関係者)
松戸市議選では「民主党」の看板が嫌われたのは間違いない。市議会で落選した民主党議員たちと統一会派を組んでいた無所属候補4人は、シッカリ当選しているからだ。「松戸市は、衆院選では2つの選挙区に分かれていて、千葉6区は、反小沢の生方幸夫さん、7区は親小沢の内山晃さんです。両者の連携が取れていなかったことも惨敗の一因ではあります。しかし、最大の敗因は、尖閣問題や柳田法相問題などでフラフラする菅政権への失望。落選した民主党候補は、選挙期間中、『菅首相には裏切られた』と罵声を浴びせられたといいます。今後は、どの地方選挙でも『無所属』を選ぶ候補が増えるでしょうね」(地元関係者)岡田執行部は戦略練り直しが必至だ。*****
これが今の菅執行部の実力である。菅氏を支持するグループの実力は枝野前幹事長、安住選挙対策前委員長、岡田現幹事長、渡辺周現選挙対策委員長といくら議員を替えても結果は同じである。それも鳩山・小沢政権の時、マスコミによる異常な攻撃に晒されたが、菅政権になってから一転マスコミにヨイショされて船出をしたのに、この有様である。本当の実力が明らかにされた。
この選挙結果をみて一番びっくりしてビビっているのは、菅氏を首相にしたら内閣支持率も高く選挙も安泰と思って、風見鶏のように代表選で菅氏に投票した議員達だろう。そういう甘い汁に群がった連中が真っ先に選挙で落ちるだろう。今や小沢執行部でしか選挙に勝てないようになってしまった。
民主党代表選挙では、マスコミは国政選挙だったら選挙違反に匹敵するぐらいのネガキャンを小沢氏に対して行い、菅氏を勝たせたマスコミもこんなはずでは無かったとあわてているだろう。今のマスコミは先を見る目も曇っているし、まさかこのような展開になるとは考えてもいなかっただろう。
昨日、小沢一郎を支援するシンポジウムに寄稿した小沢氏のビデオレターを見た。小沢氏の話の半分以上がマスコミが正確な情報を発信していないこと、ネットが唯一編集のない正確な情報を発信していることを述べた。これからも機会を見つけてネットで自分の考えを述べていくと述べたことは、マスコミへの痛烈な批判であり挑戦でもある。
今や利害のない、利権に係らない個々の多様な意見の集まりの中から、誰の強制、操作も受けないで自然発生的に最も純粋で浄化された世論が形成される。今小沢氏を排除するさまざま策謀を通して、戦後60年に溜まって、隠れていた日本社会の澱が見えてきた。昨日、検察審査会の強制起訴について小沢さん側が最高裁判所に特別抗告したが、それも棄却されたということである。今や裁判所も小沢さんの敵に見えてくる。法務大臣を兼務している仙石長官が変なことをしていないか心配になる。
ネットがこれから主流となると言っても、ブログの読者はまだまだ少ない。大手マスコミの読者数からみれば巨人に群がる小さな蟻のようなものである。このネット読者、視聴者を増やしていくにはやはりニコニコ動画やUstreamなどの動画サイトの経営基盤を高めて、このような動画サイトから編集、情報操作の無い情報を発信する基盤をつくっていく必要がある。今、小沢氏の不当な攻撃に対抗するにはネット社会の世論しかない。
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