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(回答先: 暴力装置発言石破政調会長を谷垣氏は更迭するか (植草一秀の『知られざる真実』) 投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 11 月 21 日 19:01:32)
>>自民党の政策責任者である石破茂氏も同じ表現を用いていたことを「ネットゲリラ」様が指摘している。
>>「ネットゲリラ」様が紹介した石破茂氏の発言をそのまま転載させていただく。
>>発言は昨年3月に開催された第7回アジアフェロー・フォーラムでのもの。
>>「破綻国家においてどうしてテロは起こるのかというと、警察と軍隊という暴力装置を独占していないので
>>あんなことが起こるのだということなんだろうと私は思っています。
>>国家の定義というのは、警察と軍隊という暴力装置を合法的に所有するというのが国家の1つの定義のはず
>>なので、ところが、それがなくなってしまうと、武力を統制する主体がなくなってしまってああいうことが
>>起こるのだと。そしてまた、テロは貧困と圧政によって起こるというのは、それはうそで、貧困と圧政の
>>見本みたいな国が近くにありますが、そこでテロがしょっちゅう起こっているという話はあんまり聞いたことも
>>ない。そこでテロは起こらない。
ネットゲリラさんが指摘したことの誤りに気付かずに阿修羅板に転載してくるとは
ずいぶんとレベルが落ちたものだ。
転載された石破氏の発言をよく読んでみるがいい。
石破氏は一言も「『自衛隊』は暴力装置」などとは言ってもいない。
石破氏が言ったのは「軍隊という暴力装置」である。
改めて指摘しておくが、仙石が言ったのは「自衛隊は暴力装置」であって「軍隊は暴力装置」ではない。
日本の憲法、法律では、自衛隊=軍隊ではないので、このあたりの勘違いはしないでもらいたいものだ。
それ故石破氏の「軍隊は暴力装置」の話を仙石の「自衛隊は暴力装置」の話と巧妙に話をすり替えるのは
卑怯な手段と言わざるを得ない。
武器の使用、あるいは暴力的な排除をするにあたり、警察官職務執行法、で動く限りは自衛隊は軍隊では
ないのである。
もし自衛隊が「軍隊」と定義できるとするならば、それは領海侵犯した船に対して首相(どこかのアホは
最高司令官とほざきよった)の許可を得るまでもなく、自衛艦側の意志判断で銃撃出来る時だろう。
自分が撃たれない限りは、相手に発砲すらできない、そして発砲する際は上に許可を貰う「軍隊」なんて
ものは存在しない。
デモが起きたりすると、警察力でデモ隊を暴力的な手段でもって排除するというのはよく見る光景では
あった。例えば成田闘争。古くは60年安保とか。
アメリカでは州軍がデモ隊を排除するというのはあったけど、日本では自衛隊がデモ隊を排除したというのは
一度もない。新宿騒乱事件時は一歩手前まで行ったようだが。
おそらく仙石のアタマの中では、左翼のデモ隊に対して暴力を振るってきた国家権力、そして国家権力の手先、
犬である警察(つまり暴力装置)によって自分たちは苦しめられてきた。
その延長線上に、自衛隊という「暴力装置」でもって隣国の人(特定アジアの連中ですわなw)を暴力的な手段で
排除するのだろうという脳内お花畑の思考を仙石は持っているのだろうと思う。
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