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カジノ入場料「6千円」で、与党、合意 !
全国3カ所に制限、自公協議が決着しIR実施法案に盛り込みへ
自公政治家・NHK等が隠蔽・誤魔化す、ギャンブル依存症の深層・真相は ?
(www.sankeibiz.jp:2018.4.3 23:04より抜粋・転載)
自民、公明両党は、4月3日、カジノを含む、統合型リゾート施設(IR)実施法案に関し、日本人客のカジノ入場料を、6千円とすることで合意した。与党協議は、IR設置箇所数を、全国3カ所とするなど、全ての協議事項で決着した。
政府は、与党合意を盛り込んだ、実施法案を国会提出し、会期中の成立を目指す。
ただ、カジノ解禁をめぐっては、世論や野党に慎重論があり、審議が難航する、可能性もある。
与党協議では、入場料について、公明党が「シンガポール並みの約8千円」、自民党が「5千円以下」と主張し、平行線が続いていたが、双方が歩み寄った。
このほか、日本人のカジノへの入場回数を、「週3回、月10回まで」に制限することや、カジノフロア面積を、IR全体の3%以下とすることなどでも合意した。設置箇所数は、「最初の認定から7年後」に、追加も含めて見直すことにした。
入場する際の本人確認と、入場回数確認は、マイナンバーカードを使う。政府・与党は、訪日外国人客には、回数制限を設けず、入場料も課さない方針である。犯罪で得た、お金の出所を隠す、マネーロンダリング(資金洗浄)を防ぐため、入場時に、パスポートで、身元を確認する。
(参考資料)
T カジノ解禁、シンガポールと 韓国に見た「明と暗」 !
(www.huffingtonpost.jp:2014年11月05日 14時57分 より抜粋・転載)
安倍政権が成長戦略の目玉にと意気込んでいる、「カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案」。CMなどで有名になった、巨大プールが最上階にあるシンガポールにあるマリーナベイ・サンズみたいな統合型リゾート、つまり国際会議場や、ホテル、ショッピングモール、劇場・映画館、といった施設に、カジノを含んで一体となった複合観光集客施設を日本にも作って、たくさんの観光客を呼び込み、経済の起爆剤にしましょうよ、という法案ですね。日本では現状カジノは違法ですから、カジノをOKにするかどうかに注目が集まり、「カジノ法案」とも呼ばれています。
どうやら今国会の成立は厳しいようですが、早晩この議論は本格化するでしょう。で、みなさんは日本にカジノ、賛成ですか? それとも反対でしょうか?
その経済効果は波及効果も含めて7兆7000億円(!)とも試算されているカジノ。本当かしらと「報道ステーションSUNDAY」では、まずマリーナベイ・サンズを経営する世界最大規模のカジノ運営会社、ラスベガス・サンズ社開発事業責任者のジョージ・タナシェビッチ氏に話を聞きました。
ジョージ氏はすでにこの7月に大阪を訪れています。「大阪に統合型リゾートを実現するよう日本政府にも働きかけていきます」というジョージ氏。
彼が手がけたマリーナベイ・サンズ建設の際も、カジノのある統合型リゾート建設には賛否両論、議論があったといいます。シンガポールも独立以来およそ40年間賭博を禁じていたからです。
しかし、2005年にはカジノ導入を決断しマリーナベイ・サンズが誕生。結果、この施設だけで、地元におよそ9000人の雇用が生まれ、観光客数で6割、観光収入でなんと8割の増加を実現しました。ジョージ氏は言います。
「カジノの収益があることで、そのほかの投資ができるのです。たとえば、利益を生み出さない施設であってもカジノからの現金収入があれば施設を支えることができるし、施設全体の使用料も安く抑えることができる」
ジョージ氏は日本でカジノが認可されれば、シンガポールを上回る5600億円以上の巨額投資を考えているといいます。
一方、カジノについては依存症などが懸念されています。
韓国でもカジノは解禁され、現在17のカジノがありますが、唯一、韓国人の入場が許されているのが「江原(カンウォン)ランド」という統合型リゾートです。
私もソウルから車で3時間半ほどかけてその様子を見に行ってみました。
江原ランドは人里離れた山の上にあるのですが、まず印象的なのは入口周辺にギラギラと輝くネオン街。これ、すべて24時間営業の質屋なんですね。
地元の人たちはまず江原ランドに入場する前に質屋に立ち寄り、宝飾品や車などを担保にお金を借りて、いざカジノへと向かうわけです。
私が取材しているときにも、ちょうど40代半ばの男性が乗ってきた車を質入れし、およそ30万円を借り入れました。男性は建設会社の経営者といいます。
「金に困るたびに、しばらく車を預けてカジノに行って、また取り戻すんです。大したことじゃありませんよ。負けたときには家から送金させたり、会社の金を使ったりします。ストレス解消にいいんです」
と、男性。
江原ランドの入場料は700円と安く、年間およそ300万人が訪れます。質屋の駐車場にはメルセデスやアウディといった高級車を含め、質入れされた車が何台も置かれていました。自身もカジノ依存症で破たんし、質屋をはじめたという店主は「何を言っても、
中毒者には通じないですよ」と言います。「このあたり、明け方になるとカジノで負けた人たちがゾンビのように行き場を失い徘徊しています。
どんなにアドバイスをしたって聞く耳を持ちません。ここの住民も後悔しています。日本でカジノを解禁したら、まったく同じ現象が起きるのではないでしょうか」
石炭産業が衰退し、さびれた江原町がカジノ誘致を決めたのはおよそ20年前のことでした。「カジノ利用客が年間200万人訪れ、現金収入を生み出す。
第2の神話を実現するでしょう」といううたい文句に、地元住民は「反対の声はなかった。とにかく早く作ってほしい思いだった」といいます。
しかし、実際に江原ランドの営業が始まると想像もしなかったことが起きました。
「カジノの客が破産して、ホームレスのようになってしまい、窃盗などの犯罪や自殺が頻繁に起こったのです。開業して14年経ちますが、人口はむしろ減っています。カジノの周辺が人の住めないような環境になってしまったのです」
開業したとき、およそお2万人だった人口は1万4000人にまで減少。子育てなど教育環境の悪化のため、若い世代の流出が今も止まりません。さらに、韓国政府によると、財産を失うなどして自殺した人は6年間で48人に達するのだそうです。
カジノ運営の解禁を目指す超党派の「国際観光産業振興議員連盟」は日本人のカジノ施設への入場に関して「必要な措置を講ずる」との趣旨で、部分的な修正を盛り込む方針だといいますが、実際、韓国の現状を目にすると、カジノを解禁するという決断の先にあるリスクや、日本人の利用も含め、その対応策については、十分な議論が尽くされているように思えません。
U ギャンブル依存症” 明らかになる病の実態は ?
(www.nhk.or.jp:2014年11月17日より抜粋・転載)
2014年11月17日(月)放送:クローズアップ現代:
家族も巻き込む“ギャンブル依存症”
ギャンブル依存症の専門病棟がある、福岡県の病院です。
入院中の患者Aさんです。
これまで、ギャンブルをやめようとしては失敗を繰り返してきました。
2か月間治療に専念していますが、時折、落ち着きがなくなり不眠に悩まされるといいます。
Aさん:「ある程度はやっぱりイライラしたりとか。
今までやっていたものを急にやめる、薬もなくやめるわけなので眠れなくなる。」
Aさんがパチンコを始めたのは大学に通っていた20歳の頃。
就職後もやめられず、同僚から借金を繰り返すようになります。
返済をそのつど肩代わりしてきたのが、Aさんの両親でした。
Aさんはさまざまな理由を言い立てては両親からお金を引き出していました。
Aさんの母:「うそつき、本当うそつきだなあと。
1から10までずっと今までうそばかりつかれてきました。
(借金を)ずっと返してきたんです、もう1千万円は超していると思う。人生狂っていく、家族も。」
うそに気付いた両親はお金を渡すのをやめ、Aさんも入院治療を受けるなどパチンコをやめる努力をします。
しかし、衝動が収まらなかったAさん。
家財道具を勝手に質屋に入れて換金し、パチンコの資金にし始めます。
Aさんの父:「ゴルフクラブがない。たまたま高いのを買った、それが消えている。
それから今度はパソコンがない、帰ってきたら。
下の息子がテレビもなくなるんじゃないって、まさかと思っていたらやっぱりテレビがない。」
Aさんの母:「もうびっくりした。」
Aさんは、もはや自分が異常な行動を取っていることが分からなくなっていました。
自宅に居づらくなり家を飛び出してしまいます。
Aさんの父:「(家を出て)1週間目ぐらいだったかな、結局もうお金がなくなったから裏口に立っていた。」
Aさんの母:「私が朝、裏から出たらびっくりして、裏に立っていた。
もう本当、自分の子どもじゃないみたい。」
入院していたAさんは、退院後、再び働き始め、少しずつ親に借金を返しています。
同じ悩みを抱える自助グループの仲間と共に回復を目指していますが、再発の不安と闘っています。
いったんギャンブルにのめり込むと、なぜやめられなくなるのか。
右側の画像は、一般の人の脳が周囲の刺激に対し、赤く活発に活動している様子を示しています。
一方、左側の依存症患者の脳では活動が低下しています。
ギャンブルにだけ過剰に反応するようになり、脳の機能のバランスが崩れてしまったのです。
京都大学大学院医学研究科 医師 鶴身孝介さん
「意志の問題で片づけられてしまいがちだが、脳にも明らかな変化が起きている。
(ギャンブル依存症の)影響は大きい。」
本人の資質の問題とされがちだったギャンブル依存症。
これを精神疾患と捉え本格的な治療を訴えてきたのが、精神科医の森山成彬(なりあきら)さんです。
精神科医・森山成彬さん:「なまやさしい病気じゃないんです。ギャンブル障害になったら脳が変わる。」
森山さんは9年前、正確な実態を知ろうと、患者100人に対して、日本で初めてのギャンブル依存症の調査を行いました。
平均的な姿は、20歳でギャンブルを始め、28歳で依存症の兆候である借金をし始めます。
ところが、病院で受診したのは10年余りあとの39歳。
周囲の人が依存症の兆候にいち早く気付き、本人に治療を受けさせることが重要ですが、見過ごされているのが実態です。
依存症患者がつぎ込んだ金額は、平均1293万円です。
中には、1億円を超えてもなおやめられない人もいました。
―以下省略―
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