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評論家・佐高信氏の公明党への批判論とは ?
―繰り返し公明党に仏罰を―
本来の公明党の理念・路線は ?
自民党に従属・自公連立の深層・真相は ?
(blogos.com:2017年4月26日より抜粋・転載)
公明党及び創価学会員へ
共謀罪を容認し、安倍昭恵らの証人喚問を自民党と一緒になって阻止している公明党および創価学会に、私は国会前の集会で、こう叫びました。
「自民党に天罰を ! 公明党に仏罰を !」
森友ならぬアベ友問題で、「疑惑の3日間」と呼ばれる日があります。
2015年の9月3日、4日、5日で、4日に安倍晋三は国会開会中にもかかわらず、大阪の読売テレビに行って「情報ライブミヤネ屋」に出演し、その後、秘書官の今井尚哉と共に、冬柴大が経営する「かき鐵」で食事をしました。
このかき鍋屋は公明党の幹事長で国土交通大臣もやった冬柴鐵三が始めたもので、大は鐵三の二男です。
そして、りそな銀行高槻支店の次長を務めた経歴があります。これを、森友疑惑の解明に公明党が及び腰であることと結びつけるのは考えすぎでしょうか。
私が昨年『自民党と創価学会』(集英社新書)を出した時、版元気付で「自公政権に反対する創価学会員代表」から次のような手紙をもらいました。
差出人がわからないよう、定規のような四角い字で書いてあります。「身元がばれると、圧力がかかって大変ですから、このような文字に」したのだとか。
私などからは、これだけで創価学会の暗い閉鎖性を見せつけられる思いがしますが、拙著を「ピント外れ」と評する手紙は次のように続きます。
「少なからぬ学会員は私と同じく、次の選挙では自民党は勿論、公明党にも投票しないと言っています。なぜなら池田名誉会長の御指導に反し、大聖人の教えに反し、学会創立精神に反するからです。
今の学会首脳部は、先生が完全に意思決定能力を失くしておられるのを良いことに、勝手なことをしています。
現場は新聞啓蒙、民音チケット販売、党の資料配布、党の候補者支援葉書などを友人知人に書いてもらうなど、数の目標達成で本当に皆苦労しているのに、大幹部らはその上にあぐらをかき、高い給与、大企業並みの手厚い福利厚生、年金が保障され、下に号令している。勿論、人柄の良い、良識的な幹部もたくさんいます。
しかし、モノ言えば唇寒し、上にたてつくことはできません」「貴殿は多くのページをさいて、浜四津元代表代行のことをヤユし、批判しておられるが、馬鹿も休み休み言えと言いたい。
彼女は生真面目に名誉会長の理想を語り、実現しようと命がけで闘った数少ない国会議員でした。
しかし学会首脳につぶされた。現に彼女は退任後、一度も党の会合に出席していません。
党大会にも出ていません。それが何をイミするのか? 考えてみよ。貴殿が彼女を批判しているのを、一番喜ぶのは誰だと思うかね?
それは公明党を牛耳っている秋谷、谷川、佐藤らと、彼らにシッポを振ってのし上がってきた太田、うるし原、高木その他殆どの国会議員であることは間違いない。
公明党の議員は学会首脳の意向に反することを言ったりやったりすれば、浜四津のように内外から批判され、追及され、ハズされるんだ、よく覚えておけ! というメッセージになっているんですね」
◆脱会しない限り、創価学会首脳部の力はそげない !
そして、「貴殿は組織というものが判っていない」と決めつけているのですが、この「代表」を含む学会員こそ、組織がわかっていないと私は思います。
この人のように、いくら、“下駄の雪”の言いわけをしても、脱会しない限り、首脳部の力をそぐことにはならないのです。
「連合東京」が排外主義者の小池百合子の会の支援を決めましたが、個々の組合員にも連帯責任が生ずることを忘れてはならないでしょう。
(さたか まこと・『週刊金曜日』編集委員、2017年4月14日号)
(参考資料)
T 自公連立前の公明党のスタンス:政権交代で改革実現 !
(1) 自民党の一党支配を打破し、新政権軸を目指す !
(石田委員長)公明党の基本路線:
1993年7月、総選挙に臨む基本姿勢について、石田委員長は「自民党の一党支配の下で、『政治腐敗が起こる 改革が叫ばれる 改革が実現しない 選挙で政権が動かない また腐敗が起こる』というような“悪循環”が何度となく繰り返され、今まさに政治不信はその極に達している。
この『“悪循環”を繰り返してきた最大の原因』は、“自民党に代わる政権の受け皿がなかった”ということであると思う」と日本プレスセンターで発言しました。
さらに、「政治を刷新して、緊張感を持たせる、また、政・官・財の癒着を断ち切るには、どうしても二つの問題が重要になってくる。
1つは“政権交代のシステム”であり、もう1つは“抜本的政治改革”だ」と主張しました。
☆自民党政権を打倒して、細川政権は、1993年(平成5年)8月に発足した。
非自民・非共産8党派の連立政権であり、公明党も連立した。
(1998年まで、この政権交代を目指す路線を続け、自民党・マスコミから昭和32年の大阪事件以来、迫害・誹謗中傷をうけていました。公明新聞1993年7月6日号3面)。
(2)政権を選択できる、二大政党制をつくりたい !
(浜四津敏子代表):日本が構造改革のできない行き詰ったシステムになったのは、自民党一党支配の政治できたからです。これを脱却し、健全で成熟した民主主義を発展させるには、一党だけが長期に政権を握り続ける体制は好ましくありません。
つまり、国民が政策・政治姿勢を判断し、「今回は、こちらの政権に日本の政治を任せてみよう」という、政権を選択できる
二大政権政党もしくは二大政権勢力が日本に存在することが、中長期的に好ましいと思います
(浜四津敏子代表「公明新聞1998年8月16日号1面」)。
U 自民党の「反公明党・創価学会キャンペーン」
1998年以前、政権交代を目指していた、公明党・創価学会攻撃のため、
自民党がつくった主な組織 :1979年4月、池田第三代会長は、辞任させられた。
次第に自民党への戦う精神が弱くなり、1999年自民党と連立した。
自民党・CIAは、一次・二次宗門事件(日蓮正宗と創価学会の内紛・自民党・CIAによる分断工作)の黒幕であった !
★「創価学会等の社会的不正を糾す議員連盟」:中心者:三塚博元大蔵大臣
★「民主政治研究会」:代表:島村宜伸(しまむら・よしのぶ)元文部・農林大臣
★「憲法二十条を考える会」:代表:亀井静香・元運輸・建設大臣
★「四月会」(死学会):代表幹事:俵孝太郎(評論家)
顧問:勝部真長(お茶の水女子大学名誉教授)、秦野章(元法務大臣)、
藤原弘達(評論家)
V 自民党権力に迎合・屈服した公明党の理由は ?
魚住昭氏の主張:
(魚住昭『差別と権力』講談社2004年、295〜296頁より抜粋・転載)
後に、野中広務元幹事長が、自公政権作りを成し遂げた後、有力支持者の1人が「どうやって学会・公明党とのパイプをつくったんですか」と野中に聞いた。すると野中はこう答えたという。
「叩きに叩いたら、向こうからすり寄ってきたんや」と著書にしるしている
公明党は改革派から真逆の悪徳派・自民党従属に大変質した。
W 大悪政・大失政の自民・強力支援・公明党の超ど級共同責任 !
「公明党が野党共闘して、公明党の支援がなかったら
落選していた自民党議員、本当は、175人 !
自民党の獲得議席は、119議席、野党へ転落 !
今週の『週刊ポスト』(2014年 6月6日号)に、「公明党の支援がなかったら落選していた自民党代議士77人リスト」という記事がありました。
このリストは今後の参考になると思いタイピングしてみました。
仮に、公明党が野党共闘して、自民党候補に投票されていた公明票が、そっくり次点のライバル候補に流れた場合、得票差が、5万4000票以下の議員175人が逆転されることになる。自民党の獲得議席は、なんと119議席と壊滅的な結果となるのだ。
―以下、省略―
X 戸田・創価学会第二代会長の苦悩:
◆獰猛・狡猾・甘美な権力の魔性に全員負けるだろう !
創価学会本部における、文化部員の任命式で、戸田会長が、「今日、ここのいるのは、わが愛弟子たちである。しかし、“ほとんど全員が退転する”だろう。獅子は千尋の谷に子を突き落とし、這い上がらせて訓練をする。ここにいる皆も、千尋の谷に落とさざるを得ないのだ。だが、“ほとんどの者が二度と這い上がれない”だろう。それを思うと、私は余りの辛さに――涙がこぼれるのだ」と述べています。
戦時中、牧口会長を獄死させた政治権力への怒り。いまだ誰も果たしたことのない、日蓮仏法の「立正安国」「王仏冥合」という見果てぬ夢の実現。時期は来た。打つべき手は打った。だが、「権力には魔性が棲んでいる。ここに居並び、これから
政界に送り出さねばならぬ弟子たちの、誰一人として気づかぬほどの獰猛で狡猾で、甘美な魔性が」と記述されています。
Y 池田・創価学会第三代会長の箴言
◆「退転」についての箴言(『希望の明日へ』273〜276頁)
*大聖人の仏法は、悪しき権威・権力と真っ向から戦う民衆の宗教である。退転者は、世間の権威にすり寄り、権力に媚びへつらい、ただ見栄えと恰好の良いほうへと、信念を捨て退転していく。その根底は、卑しく、臆病な“保身”以外の何ものでもない。要するに、権威に弱い自らの心に負けただけの話である。
*我欲におぼれて、大切な広宣流布の組織を、利用したり、壊そうとすることは、自身の“福運の器”を破壊するのと同じである。また、こうした“破壊者”を断じて許してはならない。
*会員を、手段にしたり、利用し、いじめる―この罪は、御書に照らして、かぎりなく重い。
議員であれ、弁護士であれ、幹部であれ、例外はない。
◆「反逆者」についての箴言(『希望の明日へ』277〜280頁)
*五老僧は、権力に迎合した。自身の身を守るために、強い者に迎合し、癒着するのは、離反者の常である。その根底は、“臆病”であるからだ。現代にも信念なく、さまざまな権威や勢力と野合を繰り返し、広宣流布を阻もうとする輩もいる。
五老僧に通じる、同じ方程式の心理と行動といってよい。
* 正法を説き、大義のために奔走していたように見えても、心は名聞名利で退転し、民衆のため、社会のためという尊い精神を失っていった者がいた。
また、正義を演じつつも、実は、名声と富を貪らんがためにのみ、行動する者もいた。
それは、まさに、“形は人間でも、本質は畜生”という醜悪な餓鬼の姿にほかならない。社会にあって、政治や社会事業、学問や芸術、医学等に携わり、本来、社会の進歩や民衆の幸福に貢献すべき立場にありながら、善意の庶民を食い物とし、自己の営利栄達のみに腐心するのも、広義の食法餓鬼といえよう。
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