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「戦争と弱肉強食」の安倍政治を
「平和と共生」の政治に刷新する事が目標だ !
山尾・民進党議員スキャンダルの深層・真相は ?
(植草一秀の『知られざる真実』」:2018/01/23より抜粋・転載)
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1) 昨年の衆院選は、反安倍陣営の体制が確立
されずに、自公勢力の3分の2維持を許した !
昨年の10月衆議院総選挙が実施された。
安倍政治を終焉させる、絶好のチャンスだったが、反安倍陣営の体制が確立されずに、自公勢力の3分の2維持を許してしまった。
*補足説明:2014年・衆院選比例代表選挙で、安倍自民党は全有権者の17.4%の投票しか得ていない。公明党は、7.2%で、自公で24.6%である。当選者は、自公で約68%だった。
2017年・衆院選の自民党の絶対投票率は、17.8%だったし、公明党は、6.7%だった。
自公の合計絶対投票率は、24.5%だった。当選者は、自公で、約67%だった。
過去の衆院選の投票率:2017年(53.68%)、2014年(52.66%)、2009年(69.28%)、2005年(67.51%)、2003年(59.86%)2000年(62.49%)、1996年(59.65%)、1993年(67.26%)、1990年(73.31%)、1986年(71.4%)
2014年〜2017年の衆院選・参院選、いずれも、54%以下、最低投票率を捏造して、改革派候補者の票を大量廃棄して、自公圧勝を演出した、悪徳ペンタゴンによる、「不正選挙」だったとの指摘は多い。
2)今年は、次期総選挙に向けての体制を
確立する、一番重要な時期になる !
2019年夏には、3年に1度の参議院通常選挙が行われる。
衆院選直後のこの時期こそ、次の総選挙に向けての体制を確立する、一番重要な時期になる。
選挙が終わると脱力してしまい、新しい体制の整備が遅れる。
選挙はまだ先のこととの感覚が強まり対応が遅れてしまうのだ。
そうこうしているうちに時間が経過してしまい、選挙の時期が近づいてくると、それぞれの勢力が慌てふためき始める。
3)与党が、最も有利な時期を選択できる等、現行の
解散総選挙の制度は、与党に圧倒的に有利になっている !
政権与党は、憲法上正しい対応とは言えないが、野党の情勢、政治経済情勢を睨んで、与党にとって、最も有利なタイミングを選んで、選挙を実施する。
現行の解散総選挙の制度は、与党に圧倒的に有利になっている。
2012年の選挙で第2次安倍政権が発足してから2014年、2017年に衆院総選挙が実施されたが、いずれの選挙も安倍政権与党に対峙する勢力の大同団結が実現せずに選挙が実施されてしまった。
2014年12月の選挙は、安倍政権が、2015年10月の消費税再増税を延期することを打ち出して選挙を乗り切ってしまった。
4)昨年の衆院選では、民進党のスキャンダルを利用し、
希望の党が創設されて、反安倍陣営の分断が実行された !
2017年10月の選挙は、民進党のスキャンダルに付け込み、もりかけ追及国会を吹き飛ばして、解散総選挙に打って出た。
そのタイミングで、希望の党が創設されて、反安倍陣営の分断が実行された。
このために、安倍自公政権が衆院3分の2議席を維持してしまった。
過去をとやかく言っても生産的ではないが、過去を省みて、そこから学ぶことがなければ未来を拓けない。
5)安倍政治を刷新するためには、次の選挙に向けての
野党と国民の共闘体制確立を急ぐ事である !
日本政治を刷新するために、いま大事なことは、この選挙直後のこの時期に、次の選挙に向けての体制確立を急ぐことである。
この時期に緩んでしまい、次の選挙を「先のことだ」と体制確立を怠ってしまうと、これまでの繰り返しになってしまう。この時期にこそ、積極的に動くべきである。
安倍政治を支持する人はいるが、安倍政治に反対する者も多い。
しかし、いくら安倍政治打倒を叫んでも、まとまって行動しなければ、力にならない。
6)小選挙区制の下では、反安倍政治の政策で、
候補者を1人に絞って、自公と対決する事が不可欠だ !
とりわけ、小選挙区制の選挙制度を踏まえれば、この点が一番重要になる。
選挙制度そのものに対する論議はあるが、現行制度が小選挙区制度を基軸にしている以上、これを前提に戦術、戦略を構築することが必要なのは当然だ。
新しい年を迎えて、気持ちも新たになったこの時期に、次に向けての戦略、戦術をスタートさせることが大事なのだ。
7)「戦争と弱肉強食」の安倍政治を「平和と共生」
の政治に刷新する事が目標だ !
オールジャパン平和と共生が提案してきたことは、「戦争と弱肉強食」の安倍政治を「平和と共生」の政治に刷新すること。
そのための行動の基準として、政策を基軸に、党派の壁を超えて、主権者が主導して政治刷新を実現することを提唱している。政治を刷新するには選挙で勝つことが必要である。
その選挙で勝つためには、現行の選挙制度を踏まえた戦術を、構築することが必要である。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
山尾・民進党議員スキャンダルの ネタ提供者は、官邸だ !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/09/13より抜粋・転載)
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1) 任期満了の来年の12月までに、必ず衆院総選挙が実施される !
臨時国会の召集日が、いつになるのか、まだ確定してない。
これまで、9月25日と見られてきたが、安倍首相の外遊日程との絡みで、変更の可能性があるのだという。他方、米国のトランプ大統領の訪日可能性が、報道されている。
11月上旬にも、来日する計画が組み立てられている。
衆議院の任期満了は、来年の12月である。それまでに、必ず衆院総選挙が実施される。
新代表を選出した民進党が、出だしでこけた。
2)情報拡散で誰が一番得をするのかを考えると、山尾議員
スキャンダルのネタ提供者は、官邸だ !
山尾志桜里議員スキャンダルのネタ提供者は、民進党内部だとの見方が流布されているが、信用できない。この情報拡散で誰が一番得をするのかを考えることが、答えを見出すカギになる。
民進党は、代表選で党内の足並みの乱れを露呈した。
これを奇貨として、民進党を円満に分割する方向に行動するなら、民進党の叡智に対する信頼が、回復する可能性もあった。
ところが、決定的な路線対立が、存在することを確認しながら、代表選が終われば、その路線対立はなかったことにするかのように、いままで通りの、進み方をしようとしている。
鵺(ぬえ)状態継続が、民進党への評価が見直されない、大きな理由になっている。
*補足説明:鵺(ぬえ)とは、つかみどころがなくて、正体のはっきりしない事。
3)鵺・民進党の状態なので、一部議員の離党
の動きも本格化しつつある !
しかしながら、基本路線が、明確にならないことに業を煮やして、一部議員の離党の動きも本格化しつつある。
多大な時間を投下して、代表選を実施しながら、新生民進党に期待する、主権者がほとんどいない現実を、民進党執行部は、どう受け止めているのだろうか。
山尾氏スキャンダルの情報源は、官邸筋であると考えられる。そして、狙いは的中した。
前原民進党の出鼻をくじくという、安倍自民党の目的は、完全に達成されたと言ってよい。
この理解が示唆することは、解散・総選挙が近いということである。可能性は、二通りだ。
4)安倍首相による、解散・総選挙の可能性は、二通りだ !
5)年内総選挙の観測が、あまり流布されていないが、
逆に、年内総選挙の可能性が高い !
年内総選挙の観測が、あまり流布されていないことが、逆に、年内総選挙の可能性が高いことを、示唆しているように思われる。「安倍政治を許さない !」と考える主権者は、大同団結して、次期総選挙に挑まなければならない。
こうしたなか、9月29日に「オールジャパン平和と共生」は、「安倍やめろ !院内緊急集会」を開催する。テーマは、「森友・加計疑惑を徹底追及する!」だ。
9月29日(金)午後5時から衆議院第一議員会館多目的ホールで開催する。
この集会では4名のスペシャルゲストをお招きして、森友・加計疑惑を徹底糾弾していただく。
6)「院内緊急集会」で、4名のスペシャルゲストに、
森友・加計疑惑を徹底糾弾していただく !
4名のスペシャルゲストは、梓澤和幸弁護士・醍醐聰氏・黒川敦彦氏、藤田高景氏である。
「加計学園問題追及法律家ネットワーク」共同代表で、山梨学院大学法科大学院教授の梓澤和幸弁護士。「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」共同代表で東京大学名誉教授の醍醐聰氏。
「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表で、加計学園による獣医学部新設に伴う新校舎建設のさまざまな疑惑を徹底追及されている新進気鋭の黒川敦彦氏。
8月29日に衆議院第一議員会館で「安倍やめろ! 8・29緊急市民集会」を開催し、400名以上の市民を集め、多数の識者からの政権糾弾メッセージを発した「森友告発プロジェクト」共同代表で、「村山談話を継承し発展させる会」理事長の藤田高景氏である。
7)今、日本中で、安倍政治の腐敗、政治私物化問題
に対する怒りの炎が燃え盛っている !
いま、日本中で森友・加計疑惑に象徴される、安倍政治の腐敗、政治私物化問題に対する怒りの炎が燃え盛っている。
そうしたなかで、代表的な運動をけん引されている識者から、問題の本質を深く、そして鋭く抉っていただく。こうした考察を踏まえて、次期総選挙に挑まねばならない。
次期総選挙で安倍政治を打ち倒す秘策は、「政策基軸選挙」である。
総選挙争点としての最重要性政策を絞り込み、この政策について、主権者の判断を仰ぐ。
「政策選択選挙」を実現し、「政策連合」でこの選挙に何としても勝利する。
8)「政策選択選挙」を実現し、「政策連合」で、
総選挙で勝利するための極めて重要な集会だ !
−以下省略−
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