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草津白根山噴火 ! 1人死亡 ! 降り注ぐ、噴石で雪煙 !
倒れ込む人、 歓喜のゲレンデが、戦場に !
政官業癒着・自公政権下、気象庁への批判は ?
(headlines.yahoo.co.jp:2018年1/24(水) 6:03より抜粋・転載)
上毛新聞:雪煙 倒れ込む人 歓喜のゲレンデ 戦場に 草津白根山噴火
まるで、容赦なく爆弾が投下される、戦場のようだった。草津白根山(群馬県草津町)が、噴火した1月23日、草津国際スキー場に設置されたカメラは、噴火当時の、衝撃的なゲレンデの状況を捉えていた。巧みに滑る、スキーヤーに降り注ぐ、大小さまざまな噴石があった。
その落ちた場所からは、次々に雪煙が上がり、倒れ込む人の姿もあった。
◆無数の噴石 次々
映像では、噴火発生時、10人のスキーヤーが1列になってゲレンデを滑っていた。噴石が飛び始めた後、画面右端から大量の黒煙がロープウエーのある左方向に流れ、無数の噴石が次々に落ちていった。山肌やゲレンデに雪煙が立ち上り、10人の中でやや後方にいた人が倒れた後、全員が雪煙に包まれた。
山頂駅に向かうためにロープウエーに乗っていた男性(71)=東京都=によると、直径3、4センチの噴石二つがガラスを割って飛び込んできた。窓の外に目をやると、ゲレンデに滑っていた3人が倒れ、1人は動いていなかったという。「自分もあと10分早かったら危なかっただろう」と顔をこわばらせた。
リフトから3人のスキーヤーを救助した男性係員は「突然のことだったので驚いた。救助した人はリフトに一時取り残され、怖かったと思う」と話していた。
◆雪煙、倒れ込む人、歓喜のゲレンデが戦場に !
スノーモービルで救助されるスキー客。青葉山レストランへ一時避難した=23日午後4時20分ごろ
残された客 必死の救助
草津国際スキー場周辺には消防や警察、自衛隊などの車両が多く集まり、ゲレンデやロープウエーの駅に取り残された客らの救助に当たった。
「救助に向かった先は火山灰や噴石があり真っ黒だった。信じられない景色だった」。同スキー場パトロール隊長の中沢卓さん(48)は、噴火直後の様子をこう証言した。一変した光景の中に脚や腰を痛めた自衛隊員、息苦しそうにしている人を見た。救助ボートを使っての活動は泥の上を進む感覚だったという。
救助隊員によると、午前11時ごろからゴンドラやリフト、山頂駅近くのレストランにいた人たちが次々と医師や看護師が詰める中腹の山麓駅近くのレストランに運ばれてきた。自力で歩けず支えられたながら入ってきた人もいた。
山頂駅で一時孤立した78人は、自衛隊のヘリやスノーモービル、草津観光公社の雪上車で午後5時55分までに全員が救助された。
(参考資料)
T 草津白根山噴火:気象庁ノーマーク !
まさに寝耳に水…!
(news.infoseek.co.jp: 2018年1月24日 6時30分より抜粋・転載)
毎日新聞 :噴火警戒レベル、観測データ「予兆なし」
1月23日に噴火した群馬・長野県境の草津白根山の火口は、従来警戒を強めていた「湯釜」ではなく、気象庁が3000年間も噴火していないとみている2キロ南の「鏡池」付近だったと考えられる。火山活動の高まりを示す事前の現象もなく、まさに寝耳に水の災害。噴火警戒レベルは5段階で最も低い1(活火山であることに留意)としていた。
それだけに気象庁も驚きを隠せない。
死者・行方不明者63人という戦後最大の火山災害となった、2014年9月の御嶽山(長野・岐阜県境)の噴火を契機に、「噴火速報」が導入されていたが発表できず、改めて火山監視の難しさを突きつけられた。
【飯田和樹、荒木涼子、岡田英、千葉紀和】
「草津白根山が噴火した」との情報は最初、群馬県草津町から寄せられた。記者会見した気象庁の斎藤誠火山課長は「噴火の前に火山活動の高まりを示すような観測データは見られなかった」と釈明した。
気象庁は、草津白根山と呼ばれる山域のうち、「湯釜」という白根山の山頂火口付近の浅い場所で地震活動が高まるなどした場合、住民らに発表する噴火警戒レベルを1から2(火口周辺規制)に引き上げるという基準を設けていた。
だが、レベルを上げる根拠とするような変化はなかった。斎藤課長は「噴火前に警報のレベルを上げて被害を未然に防ぐという努力はしていきたいが、今回の観測データでは困難だった」と説明する。
噴火の確認も後手に回った。草津町から、本白根山の山頂に煙が上がっているとの通報を受けてデータを確認すると、火山性微動の波形が認められた。そこでレベルを2に引き上げたが、既に噴火から1時間以上も経過した午前11時5分になっていた。
さらに、レベル3に引き上げたのは、鏡池から1キロ以上離れたロープウエーの山頂駅付近まで噴石が飛んでいるという報告を、現地を観測している東京工業大から受けた後の同11時50分だった。
噴火に関する判断の端緒が外部からの連絡頼みになったことが気象庁の対応を遅らせ、入山者らへ迅速に知らせる「噴火速報」を発表することもできなかった。
噴火速報の対象は、日本全国の活火山111のうち、特に警戒が必要な「常時観測」火山50。
草津白根山もその一つで、気象庁などは地震計
▽マグマの上昇を山の膨張などから調べる傾斜計
▽噴火に伴う爆発の規模を調べる空振計
▽監視カメラ−−などを設置し、国内有数の観測網を敷いてきたが、重点は白根山側だった。
噴火速報は、2015年8月に導入され、これまで阿蘇山で2回、桜島で1回発表されているのに、今回はタイミングをつかめなかった。
斎藤課長は「観測された火山性微動が噴火に伴うものか即座に判断できなかった。残念ながら速報が出せなかった」と悔やむ。気象庁の担当者も「データの蓄積がなく、噴火経験の少ない所だから難しかった。
遠くから目視で噴煙なども確認できなかったので、噴火したかどうか判断が難しい状態のまま速報は出せない」としている。
現地で観測している東工大の野上健治教授(地球化学)も「今回のような水蒸気噴火の予知がいかに難しいか痛感した。あそこで起こるとは思わなかった」と話した。
気象庁は23日、現地に火山機動観測班を派遣した。噴火の規模や種類、噴石飛散の範囲などを調べている。
今後、鏡池がある本白根山を監視するためのカメラを設置するなど、監視態勢を強化する。
◆水蒸気噴火の可能性大 !
草津白根山は「白根山」や「本白根山」など火山活動でできた山々の総称だ。1800年以降、小〜中規模の水蒸気噴火が10回以上記録されているのは、いずれも「湯釜」を中心とした白根山山頂火口周辺だ。
近年は目立った活動がない本白根山側に対して警戒感が薄まるのは避けられないとしても、地形が示すように、有史以前は草津白根山のあちこちで今回より大きな噴火が起きたことは明らかだ。
本白根山の山頂周辺にも大小15以上の火口があり、過去に繰り返し噴火したことを証明している。
さらに、気象庁は本白根山の前回の噴火は3000年前としているが、石崎泰男・富山大准教授(火山地質学)らはもっと新しい1500〜1200年前の痕跡を確認したという。
「それ以降も小規模噴火が何回も起きた可能性はある。見落としてきた噴火を調べることが、今回と同じ小規模噴火への備えになる」と語る。
斎藤火山課長は、23日の記者会見で「本白根山で噴火が起きないとは思っていないが、白根山の方が危険だと思っていた」と明かした。
宮下誠・気象庁火山課長補佐は「本白根山の観測態勢は薄かった」と認める。
火山噴火には3種類あり、今回は水蒸気噴火とみられる。マグマの熱で温められた地下水が水蒸気となり、出口を求めて火口から噴き出すケースだ。
比較的小規模になる場合が多いが、噴石を飛ばすこともある。
14年の御嶽山もそうだった。石崎准教授は「噴火の特徴をとらえるため、噴石や火山灰の解析が必要だ」と指摘する。
このほか、地下から上昇したマグマが直接地上に噴き出すのが「マグマ噴火」で、桜島(鹿児島県)や雲仙普賢岳(長崎県)が有名だ。
水蒸気噴火とは違い、マグマと地下水が接触し、水が急膨張して火口から爆発的に噴き出すタイプは「マグマ水蒸気噴火」だ。
U 税金泥棒・気象庁−御嶽山噴火後に「噴火警戒レベル3」発表
(kaleido11.blog111.fc2.com :20140928-9.より抜粋・転載)
「御嶽山噴火31人心肺停止 あす捜索再開」・・・ここでもマスコミの機能停止。
どのマスコミも、気象庁の“無能と犯罪”を糾弾しない。
気象庁の「噴火警戒レベル」には、5段階あって、それぞれ以下のような事象が起きたときに適用されます。
【レベル1】平常
【レベル2】火口周辺規制
【レベル3】入山規制
【レベル4】避難準備
【レベル5】避難
今回、気象庁は、御嶽山が噴火して大量の犠牲者が出た後になって、【レベル1】の「平常」から、【レベル3】の入山規制に引き上げたわけです。
御嶽山が噴火警戒レベルにあることは一部で報道されていました。
気象庁は、噴火の予兆もなく、あたかも突然、噴火したかのように発表していますが、それは事実ではありません。
これは、明らかに気象庁職員たちの
怠慢、無能、無知による「人災」です。
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