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暴走安倍政権の憲法破壊を国民投票で断固阻止しよう !
鳩山改革政権大破壊の深層は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/12/24より抜粋・転載)
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1)〜9)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
10)日本の既得権勢力は、反安倍政治で
大同団結する事を妨害している !
反自公の主権者が、連帯して行動することを心底恐れているのが日本の既得権勢力である。その既得権勢力の中核が米国である。米国は日米合同委員会を通じて戦後一貫して日本支配を続けてきた。同時に米国は日本の政治情勢について最大の関心を払い続けてきた。そして、日本政治に介入して「米国が支配する日本」を維持しようと努めてきたのである。
その中核を担ってきたのがCIAだ。CIAは二つの大きな仕事をしてきた。
一つは自由民主党を創設したことだ。いま一つは、民社党を創設したことだ。
米国は日本統治者として自由民主党を創設し、戦後の72年間、基本的には一貫して、この親米保守勢力に日本政治を担わせてきた。
11)米国は、日本統治を親米保守勢力に担わせて、
それを現在まで維持してきている !
日本の敗戦から1955年までの10年間にはさまざまな紆余曲折があり、片山哲内閣のような社会党政権も創設されたが、米国の対日占領政策の基本路線の転換に伴い、日本統治を親米保守勢力に担わせて、それを現在まで維持してきている。
しかし、主権者国民の多数がこの路線に反対する。その反対勢力が結集すれば、たちどころに政権刷新が実現してしまう。このことを踏まえて、米国は日本の反与党勢力を分断することに注力し続けてきた。その端緒が民社党の創設である。
12)日本の既得権勢力は、労働者側が一枚岩で
結束しないように、労働側の分断を図るのだ !
民社党は、労働組合に支えられる政党であったが、その労働組合とは、完全なる御用組合であった。
根本にあるのは、資本と労働の対立であり、労働側の勢力に結集されてしまうと資本は数の論理で打ち負かされてしまう。そこで、労働者側が一枚岩で結束しないように、労働側の分断を図る。
民社党は「野党の顔をした与党」のはしりである。「野党の顔をした与党」のことを「ゆ党」と呼ぶ。別名は「鵺(ぬえ)」である。CIAの対日政治工作の中心に、野党勢力の分断、労働サイドの分断が置かれてきた。
2009年に政権交代が生じた。日本支配勢力の米・官・業トライアングルにとって、この政権交代は許してならないものであった。
13)鳩山改革政権を、日本の既得権勢力は、
人物破壊工作等をして、崩壊させた !
なぜなら、鳩山政権は米・官・業トライアングルによる日本支配そのものの打破を明確に目標に位置付けた政権だったからだ。
米国による支配を断ち切り、官僚支配の象徴である天下り根絶を掲げ、大資本が政治を支配する根幹にある企業献金の全面禁止を打ち出した。
これが実行されてしまえば、65年間維持してきた米官業による日本支配に終止符が打たれてしまう。このことから、鳩山政権は、メディアの総攻撃を受けて8ヵ月で破壊されたのである。
14)名聞名利が強い、民主党内の悪徳10人衆等
も鳩山政権破壊に協力した !
鳩山政権を破壊したのは、民主党内の「鵺」勢力だった。民主党内の「隠れ与党勢力」が鳩山首相の方針をすべて潰していったのである。その結果として鳩山政権は8ヵ月の短命で破壊された。
同時にメディアは鳩山政権のイメージを悪化させる「印象操作」を現在まで展開させ続けているのである。このことを踏まえると、メディアに叩かれることは「正義の証し」になっていると言える。
メディアに叩かれるには理由がある。メディアに叩かれるのは、その人物が、米官業トライアングルにとって不都合な存在であるからなのだ。
15)3割超の国民が、結集=連帯すれば、
安倍自公勢力を打倒することができる !
安倍政権与党を支える主権者は、全体の25%しかいない。この勢力に対抗することは難しいことではない。主権者全体の25%が連帯すれば拮抗するし、3割が結集=連帯すれば、安倍自公勢力を打倒することができる。問題はCIAによる分断工作を排除することだ。
CIAが画策する「ゆ党勢力創設」を排除すればよいのである。これまでの民主党、民進党、さらに、新設されてきた「第三極」政党は、すべてCIAの工作活動の結果であると見てよいだろう。
これらの勢力は、自公政権を存続させるために存在する、工作勢力であると言ってよいのだ。
16)悪徳ペンタゴンの分断工作を排除するには、
「政策基軸」を明確にすることだ !
分断工作を排除するにはどうしたらよいのか。答えは明瞭だ。「政策基軸」を明確にすることだ。「政策」を基軸に政治勢力の分類・分化を明瞭にすること。このことによって、「あいまい勢力=鵺勢力」を排除できる。
私たちにとって最も重要な戦争・憲法、原発、消費税についての基本政策を明確にし
て、この政策を基軸に政治勢力の分類・分化を明瞭にするのだ。
このことによって、あいまいな勢力、鵺勢力、「野党の顔をした与党=ゆ党」勢力を排除、あるいは、浮かび上がらせることができる。
17)憲法改悪の動きに対しては、全国民に
問題の所在を明確に知らせる必要がある !
憲法改悪の動きに対しては、すべての主権者に問題の所在を明確に知らせる必要がある。そして、必ず選挙に行ってもらう。
安倍自公の支持勢力は主権者全体の4分の1しかいないから、主権者全体の3割が結集、連帯して、必ず投票に行けば、必ず憲法改悪を阻止できる。
この主権者連帯をしっかりと構築するのが2018年の第一の課題である。広く主権者の参画を実現するには、「愛と夢と希望」が必要だ。
多くの市民が積極的に参画したくなるような、幅の広い運動を構築する必要がある。明るい「笑い」も必要だろう。
お笑いの世界からも、問題を提起する勇気ある行動も生まれた。この勇気ある行動に対して喝采を贈るとともに市民が、その活動を盛り立ててゆかねばならない。
2018年を日本政治刷新元年にするための連帯を形成してゆくように力を尽くして参りたい。
(参考資料)
NHK等が隠す、鳩山改革政権大破壊の深層 !
民主党・悪徳10人衆による日本政治大破壊の真相 !
(植草一秀の『知られざる真実』」2014/07/13より抜粋・転載)
1) 政権交代の偉業を破壊して、日本政治を崩落させた悪徳10人衆
民主党の悪徳10人衆は、恥を知った方がよい。
民主党を破壊したのが誰であったのか。
民主党が主権者の支持を失い、凋落した原因が何であったのか。
2009年の政権交代の偉業を木端微塵に破壊して、日本政治を崩落させた原因がどこにあったのか。
このすべての主犯が民主党の悪徳10人衆である。
この10人衆に属する者たちが、いま民主党の代表選前倒しを要求している。
自分たちが選挙で選出した代表さえ、任期中支える姿勢を示さずに、党の再生などあり得るわけがない。党を破壊し、日本の民主主義を破壊しておいて、自分たちの思い通りにものごとが進まないと、こんどは、代表選前倒しを要求する。
この身勝手さが日本政治を破壊してきた現実を直視するべきである。
民主党代表選前倒しを要求する面々は、直ちに民主党を離脱して、新党を作るなり、自民党に入党させてもらうなり、それぞれの進退を明らかにするべきだ。
2)政権交代の偉業成就は、民主党内の小沢−鳩山ライン
2009年の政権交代を樹立させた主権者国民が、もっとも怒り心頭に発しているのは、この民主党悪徳10人衆である。渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、安住淳、枝野幸男、玄葉光一郎、の面々である。
2009年の選挙で政権交代の偉業を成就させたのは、民主党内の小沢−鳩山ラインである。
2009年3月3日に、西松事件という、戦後日本政治で最大にして最悪の政治謀略事案が発生した。小沢一郎氏が2006年4月に民主党代表に就任し、奇跡の民主党大躍進を実現した。
前原誠司氏が民主党を解党の危機にまで凋落させた局面で火中の栗を拾い、民主党を再生させたのである。その小沢民主党が民主党を大躍進させ、いよいよ、政権交代実現に手が届くところにまで政治状況を転換させた。
3)西松事件は、人為的に捏造された政治謀略事案
西松事件は、小沢−鳩山民主党による政権交代実現を阻止するために、人為的に捏造された政治謀略事案である。この政治謀略事案はその後にさらに拡大し、陸山会事件とこれに連動する小沢一郎氏裁判事件にまで発展する。すべては、小沢−鳩山民主党による政権を破壊するために捏造された、史上空前の政治謀略事案であった。
この政治謀略事案が丸4年にわたって猛威を振るい、日本政治が転覆された。
その結果としての惨状がいま広がっているのである。
この日本政治大転覆の直接の原因は、史上空前の政治謀略事案であるが、この政治謀略事案によって、日本政治が転覆される上で、これを陰で支えたのが、民主党の悪徳10人衆なのである。
民主党悪徳10人衆は、民主党が主権者国民と交わした政権公約の根幹を踏みにじった。
4)日本政治転覆を、陰で支えたのが、民主党・悪徳10人衆
この背徳の行為により、主権者国民は民主党に失望し、民主党を凋落させたのである。
その主犯が、民主党悪徳10人衆である。許されざる罪状が三つある。
第一は、「シロアリ退治なき消費税増税は絶対にやらない」という、主権者国民との契約=政権公約を踏みにじったことである。これが民主党凋落の最大の原因である。
主導したのは、菅直人、野田佳彦、岡田克也の三名である。
財務省OBの「藤井裕久」が財務省と通じて党内を誘導していったことも見落とせない。
第二は、鳩山友紀夫首相が心血を注いで注力した、普天間基地の県外・国外移設方針を民主党内で破壊したことである。
沖縄基地問題に責任を持つ、岡田克也外相、前原誠司沖縄担当相、北澤俊美防衛相は、三人が三人とも面従腹背の裏切り行為を演じた。
5)岡田・前原・北澤は米国にひれ伏し、
裏切りの行動を取り続けた !
これらの三名の担当者は、内閣総理大臣の指示には従わず、ただひたすら、米国にひれ伏し、裏切りの行動を取り続けたのである。
鳩山首相は党内の謀略工作を排除して、普天間の県外・国外移設方針を堅持するべきではあったが、米国は日本国内に潜伏させている対米隷属の細胞を活用して、民主党内で謀略工作を展開したのである。そして、第三は、この悪徳10人衆が、政権交代の大業を主導した、民主党の小沢−鳩山体制を徹底攻撃し続けたことである。
西松事件・陸山会事件・小沢一郎氏裁判事件は、史上最大・最悪の「政治謀略事案」であった。
小沢一郎氏自身は、これらの総攻撃を排除して、最終的に完全無罪を勝ち取った。
一連の事案が、政治謀略事案であったことは、多くが明らかにされた、今振り返っても鮮明である。
この政治謀略に加担し、政権交代の偉業をゼロ、あるいは、マイナスにまで貶めた主犯がこの「民主党悪徳10人衆」である。
6)悪徳10人衆は、小沢氏と鳩山氏を追い落とした !
民主党の主導権を小沢一郎氏と鳩山友紀夫氏が握ったことを逆恨みして、悪徳10人衆は、小沢氏と鳩山氏を追い落とした。
その悪徳10人衆の残骸が、こんどは、海江田万里氏が代表職にあることを攻撃して、代表選の前倒しを要求している。これ以上の厚顔無恥はない。
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