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多国籍企業の利益優先を、 安倍政権が推進している事が実態だ ! 自公政治の真相は ?
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投稿者 青木吉太郎 日時 2017 年 12 月 05 日 21:27:37: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


多国籍企業の利益優先を、安倍政権が推進している事が実態だ !

   自民党・自公政治の深層・真相は ?

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/12/03より抜粋・転載)

────────────────────────────────────
1)多国籍企業の利益優先を、安倍政権が推進している事が、

日本の国策である !

TPPの論議で明らかになったことは、TPPに代表される、多国籍企業の利益優先=ハゲタカファーストの政策が、日本に対する外からの圧力=外圧による政策ではなく、安倍政権自身が推進している、日本の国策であるという事実だ。

2012年12月の総選挙に際して、安倍自民党は、「ウソつかない TPP断固反対 ブレない

 日本を耕す ! 自民党」と大書きした、ポスターを貼り巡らせて選挙を戦った。

そして、TPPに盛り込まれる可能性がある、ISD条項について、「国の主権を損なうようなISD条項に合意しない」ことを公約として明示した。

2)安倍首相が、選挙後、公約違反して、TPP交渉に

参加する方針を表明した事は、「詐欺」政治だ !

有権者は、安倍自民党がTPPに反対であると理解して投票行動を決めたと思われる。

しかし、安倍首相は総選挙から3ヵ月も経過しない2013年3月15日に、TPP交渉に参加する方針を表明した。「詐欺」そのものの政治である。このTPPから米国が離脱した。

安倍政権は、米国抜きのTPPは、あり得ないとしてきた。

TPPの最終合意文書を修正する考えはないことも明言した。

TPP最終合意文書を見直ししないために、米国の態度が明らかになる前に、日本が批准、承認することを急いだのである。

3)米国がTPPから離脱し、安倍政権は、

 TPP最終合意文書の見直しを表明した !

ところが、米国がTPPから離脱して最終合意文書を見直さない限り、TPPが発足する可能性はなくなった。すると、安倍政権は、TPP最終合意文書の見直しを表明した。

言葉に対する責任というものが存在しない。

安倍自民党はISD条項が、国の主権を損なうものだから合意しないとしてきたはずだが、いまでは、TPP交渉参加国のなかで、ISD条項を盛り込むことをもっとも熱心に主張しているのが日本である。日欧EPA交渉では、欧州がISD条項は主権を損なうものであるとして、これに反対しているのに、日本が、ISD条項を盛り込むことを主張し、交渉が暗礁に乗り上げている。

4)安倍政権は、公約違反して、ISD条項を盛り込む事

を強引に主張しているのである !

安倍政権は、選挙の際の公約を一方的に破棄して、国の主権を損なうISD条項を盛り込むことを強引に主張しているのである。

ここから明らかになることは、安倍政権が主権者国民の利益ではなく、多国籍企業、世界市場支配を目論む巨大資本の利益を最優先して政策運営を行っていることだ。

そして、TPPが発効していないにもかかわらず、主権者国民の利益を損ない、ただひたすらハゲタカ巨大資本の利益を極大化するために、国内のさまざまな制度を激しいスピードで改変し始めている。

種子法を廃止し、水道法を改定している。

5)安倍政権の政治は、ハゲタカ巨大資本の言いなりに

なって、激しい勢いで改変している !

食品の添加物規制、残留農薬規制を、ハゲタカ巨大資本の言いなりになって、激しい勢いで改変しているのである。

安倍政権は「国民ファースト」ではなく「ハゲタカ巨大資本ファースト」の姿勢で政策を運営している。

TPPも日欧EPAも、そして、種子法廃止や水道法改定、食品添加物規制緩和、残留農薬規制緩和、遺伝子組み換え規制緩和などの施策も、外からの圧力によって、安倍政権が望まないのに推進されてしまっているのではなく、安倍政権が外圧もないなかで、国内政策として推進しているものなのである。外圧が敵なのではない。敵は内側に存在する。

6)主権者国民にとって敵対的な政策を推進する事が、

安倍政治の正体だ !

安倍政権そのものが、主権者国民にとって敵対的な政策を推進する、本尊なのである。

主要農作物種子法廃止で、米、麦、大豆の公共品種の保全が行われなくなる。

これまでは、主要農作物の種子は公的関与の下で安価に供給されてきた。

国民の主食の確保のために、主要農作物の種子が公的関与の下に置かれてきたのである。

しかし、この施策は種子を独占し、これを利益の源泉にしようとするハゲタカ資本にとっては目障りな存在である。

そこで種子法を廃止し、ハゲタカ資本が、日本国民の主食の種子を、独占管理下に置くための行動が、推進されているのである。

7)巨大資本による種子の独占支配を、

 安倍政権が、全面支援している !

ハゲタカ資本による種子の独占支配を、安倍政権が全面支援する構図である。

「国民ファースト」ではなく、「ハガタカファースト」の安倍政権の基本姿勢が如実に表れている。

1989年に米国のエコノミストであるジョン・ウィリアムソンが用いた「ワシントン・コンセンサス」という言葉がある。

ワシントンを本拠とするIMF、世銀、米国政府が主導する、経済危機に見舞われた国に適用する政策パッケージに関する合意のことである。

その中心に置かれるのは、規制撤廃、小さな政府、民営化、市場原理主義である。

これらの施策が推進されるなかで、グローバルに活動を展開する多国籍企業が実質的な収奪を進める。

−この続きは次回投稿します−

(参考資料)

T 米国から上級奴隷・自民党へ密かに長年、

   資金提供され、米国の支援をバックに対米隷属

   ・国民洗脳自民党一党支配体制が構築されてきた !

(T) 右翼・米国の支援で、対米隷属・保守政党の結成 !

冷戦の始まりとともに、対日占領政策の変更・「逆コース」により、アメリカは、日本の戦時体制を維持し、戦時中のエリート(戦犯たち)に、権力を握らせようと決めていた。

そのため、対米隷属を約束させられた、戦争犯罪人を監獄から出してやった。

1948年12月24日、釈放された、A級戦犯容疑者は、岸信介、児玉誉士夫、笹川良一、正力松太郎など70名以上存在し、戦後の政界・経済界・政界の黒幕など多方面の有力者になった。

講和後の1958年4月、禁固刑のA級戦犯(賀屋興宣、白鳥敏夫、重光葵、橋本欣五郎などは後に衆議院議員となる)は、全員赦免になった。

1945年11月、保守政党の結成、再編が行われた。

日本自由党(自民党の前身)の資金は、戦時中に右翼の児玉誉士夫が海軍の「児玉機関」の長として中国で物資調達にあたった時の資産(侵略戦争で強奪した、財産を横領した、裏金・時価4千億円)の一部をもらった。

(2)米国の資金提供等で長期政権を実現 !

岸信介は日本に台頭する保守派の指導者になった。国会議員に選出されて4年も経たないうちに、国会内での最大勢力を支配するようになる。

そしていったん権力を握ると、半世紀近く続く政権党を築いていった。

このようにして、アメリカの政策に従順な日本政府の体質は、敗戦直後から着実に形成されていた。

そして、CIAが1950~70年代に日本の保守政権の安定化を図り、自民党や「左派穏健勢力」に繰り返し資金提供していた(違法資金)ことが、米国務省の機密文書公開で明らかにされている。

U 米国の日本占領政策と

  戦後日本・自民党体制の真相 !

(社会問題を考える会・2014年11月レジュメより抜粋・転載)

1   対米隷属自民党体制:

  米国の支援をバックに自民党一党支配体制を構築 !

1)逆コースの占領政策:右翼・米国の支援で、対米隷属・保守政党の結成。

2)アメリカの資金提供等で長期政権を実現

2   米国による日本支配の手駒は、

     「戦犯」、「検察」、「マスメディア」 !

1) 逆コースの占領政策:

戦犯を対米従属の政治家・官僚・マスコミ・右翼の大物に復活させる

2)「CIAの対日工作員」が幹部になる、検察。東京地検特捜部の前身は、

GHQ(米国)が作った組織。

3)大マスコミと自民党とCIAの深い秘密の関係

 日本を反共の防波堤に、米国による日本人「愚民化政策」

   ・「3R」「5D」「3S」で巧妙に支配 !

「3S」:スポーツ・セックス・スクリーンに夢中にさせる事で、

多様な情報を勉強しない、政治・経済等を、思索しない、

騙されやすい、国民を育成した。
権力の家来・マスコミの画一的集中報道で、国民を洗脳し、支配する。
暗記教育で、思索・討論できない、思考停止(マスコミ報道

鵜呑み度70%・イエスマン)の国民を育成してきた。

4)日本の裁判所と裁判官の暗黒の実態

   最高裁は、裁判官を憲法違反の統制をしている。最高裁のウラ金とウラ取引
   日本の第一審有罪率は、99.9%(事実上世界一)の非民主的異常な司法界。

ちなみに先進諸国の第一審有罪率の平均は、約70%である。

独裁・安倍官邸は、内閣人事局を通じて、検察・裁判所・省庁幹部

 の人事権を握って、支配している !

V 大企業・高額所得者優遇の自民党・自公政権下、

 シロアリ官僚とハイエナ栄えて国民亡ぶ国・日本

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/11/26より抜粋・転載)

日本の税収構造は過去25年間に劇的な変化を示した。

25年ほど前、日本の税収構造は次のものだった。

所得税が27兆円(1991年度)、法人税が19兆円(89年度)、
消費税が3兆円(89年度)

これが、2015年度、所得税16兆円、法人税11兆円、消費税17兆円、になった。

所得税、法人税が激減して、消費税だけが突出して拡大しているのだ。

そして、ついに、2015年度、消費税は最大の税目になったのである。

所得税や法人税の税収が多いということは、税金の負担を、負担能力の高い者に負わせているということを意味する。

ところが、現在の税収構造は、税金の負担能力の低い国民に負わせるものになっているのだ。

2016年:所得税297兆円(11兆円×27年間)、法人税216兆円(8兆円×27年間)、

計513兆円

★27年間の所得税・法人税の減収分概算:計513兆円

*悪徳ペンタゴン(悪徳五角形):

日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。

私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。

2016・17年、報道の自由度は、日本は、世界72位に転落した。

独裁志向・安倍政権下、隠蔽・権力迎合の捏造・画一偏向報道の

NHK等日本マスコミの腐敗堕落は、ひどい。

米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。

ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。

日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」・巨大資本なのだ。

(植草一秀氏の説)

 

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