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安倍首相の思惑、「衆院解散強まる」問われる大義名分 !
公明党には、改憲回避の思惑がある ?
安倍昭恵夫人が、安倍首相の危険な本質を暴露 !
(news.yahoo.co.jp:2017年9/18(月) 6:40配信 より抜粋・転載)
毎日新聞:<衆院解散強まる>問われる大義名分 公明、改憲回避の思惑
◆衆院解散をめぐる各党の思惑 !
安倍晋三首相が、臨時国会冒頭にも衆院を解散する公算が大きくなった。内閣支持率が復調する一方、民進党は、混乱が続き、小池百合子東京都知事に近い議員の新党も準備が遅れており、早期解散で、機先を制する好機だと判断した。
しかし、政権維持を優先する解散に、「大義」は乏しく、野党は「加計学園などの疑惑隠しだ」とさっそく批判している。さらに北朝鮮情勢が緊迫する中で、政治空白が生じれば、かえって、国民の反発を招きかねず、首相の思惑通りに展開するかは、不透明だ。
【想定される今後の主な政治日程】
◆解散なら、国会で、安倍首相が、「丁寧に説明」する
機会は、また先送りされる !
安倍首相は、早期の衆院解散について、「大義なき、党利党略であってはならない」(自民党の萩生田光一幹事長代行)と、国民に説明する機会を設けて、理解を得たい考えだ。
しかし、安倍政権は、8月3日の内閣改造で、自称「仕事人内閣」を発足させたばかりである。
通常国会からの「おごり」批判を受け、しきりに反省をアピールしてきた、安倍首相だが、解散なら国会で「丁寧に説明」する機会は、また先送りされる。経済最優先の看板も、具体的な成果を上げる時間などなく、「大義」を見いだす方が難しい状況だ。
これまで政府・与党内では、解散を巡る綱引きが続いてきた。想定された時期は、臨時国会中を除けば、いずれも来年。自民、公明両党などの「改憲勢力」が、衆参両院の3分の2を占めているうちに、憲法改正を発議し、その後に、解散するシナリオだった。
◆安倍首相は、早期解散の意向を関係者に伝え、
周辺の慎重論も押し切った !
しかし、安倍首相は、インド訪問から帰国した、9月15日午後、早期解散の意向を関係者に伝え、周辺の慎重論も押し切った。
複数の政府・与党関係者によると、安倍首相周辺の菅義偉官房長官らは、慎重論を唱えていた。
自民党が議席を減らして、改憲勢力が3分の2を下回れば、安倍首相の悲願の改憲も、見通しが立たなくなる。また公明党の支持団体・創価学会は、7月の東京都議選で、フル回転したばかりで、「休息がほしい」と、首相官邸に伝えていた。
これに対し、麻生太郎副総理兼財務相は、首相時代に早期解散を見送り、2009年の「追い込まれ解散」で、政権を失った苦い経験がある。安倍首相は、10日、早期解散を主張する麻生氏を私邸に招き、意見交換をした。麻生副総理は、「首相の専権事項なので、どこで解散すると言っても止めません」と伝えた。
◆山口代表は、改憲勢力が、3分の2を下回れば、
改憲論議を進めなくてすむという思いもあった !
翌11日、安倍首相は、官邸で、二階俊博幹事長と公明党の山口那津男代表とそれぞれ会談した。公明党は、改憲勢力に数えられるが、9条改正には、慎重で、山口代表は、7月以降に「常在戦場の心構えだ」としきりに「解散風」を吹かせていた。創価学会の意見とは、温度差があったが、公明党幹部は、「山口代表は、改憲勢力が3分の2を下回れば、改憲論議を進めなくてすむという思いもあったのだろう」と解説する。
一方、政権を取り巻く状況は、8月の内閣改造以降に上向いた、というのが、自民党内の認識だ。内閣支持率は、回復に転じ、党内に再び緩みさえのぞいていた。
逆に民進党は、離党者が止まらず、共産党との選挙協力も整わない。
小池新党は、まだ準備の入り口にある。
このため、負け幅を小さくしたい、自民党内に「今しかない」と、解散を後押しする声が拡大した。安倍首相に近い議員は、「3分の2を下回っても、小池氏らと組めば、改憲の望みはある」と話す。
◆臨時国会が始まれば、加計問題などで、政権批判
が再燃するのは明白だ !
さらに、このまま臨時国会が始まれば、加計問題などで、政権批判が再燃するのは目に見えていた。自民の閣僚経験者は「解散なら、加計問題は説明する必要がなくなる」と漏らした。
だが党内では「国会から逃げて、本当に支持されるのか」と不安もある。首相の応援団を自任する山本一太元沖縄・北方担当相は、ブログで、「臨時国会をやらずに、総選挙をやることを、国民がどう受け止めるかだ」と懸念した。
◆反省して働く姿も見せずに解散すれば、一気に国民
の視線は変わりかねない !
「ポスト安倍」の一人、自民党の石破茂元幹事長は、毎日新聞の取材に「解散して何を問うのか、首相が語られると思うので注視したい」と語った。
ある自民党幹部は、「反省して働く姿も見せずに解散すれば、一気に国民の視線は変わりかねない」と警告した。【西田進一郎】
◇「疑惑隠し」解散と野党が批判 !
早期解散方針に対し、野党側は一斉に政権批判のトーンを高めた。民進党の前原誠司代表は17日、党本部で「まさに『自己保身解散』に走っているとしか言えない。北朝鮮の状況を全く度外視し、国民の生命財産そっちのけ。無責任そのものだ」と記者団に語った。また、首相が改造内閣を「仕事人内閣」と呼んだのを念頭に「仕事をする前に解散する。何の成果が出ているのか」とも指摘した。
安倍政権下、民進、共産、自由、社民の野党4党が、憲法に基づいて、6月に行った臨時国会召集の要求が、放置されたあげくの、解散方針である。
◆民進党:安倍首相は、憲法上の義務に違反し、
ようやく召集したら質疑もせず解散する !
民進党の枝野幸男代表代行は、ツイッターで「憲法上の義務に違反し、ようやく召集したら質疑もせず解散する。疑惑追及がイヤで逃げたと言われて当然だ」と批判した。共産党の小池晃書記局長も「明白な憲法違反」と同調した。「露骨な党利党略で、ここまで大義のない解散はかつてない。疑惑追及を恐れた『追い込まれ解散』とも言える」と指摘した。
ただ、政権批判の受け皿作りで、足並みの乱れが続く。共産党の志位和夫委員長が、選挙協力を前原氏に呼びかけるが、共産党を警戒する前原代表は、消極的だ。
前原代表は、9月17日に、民進、自由、社民の3党党首会談を開き、「臨時国会に向けた統一会派結成」を提案する予定だった。共産を除く枠組みを作ることで、共産との協議を優位に進める思惑だったようだが、首相方針で、機先を制された。
中止の理由を前原氏は「会派の議論をする状況ではなくなった」と説明したが、野党が連携して「受けて立つ」(前原氏)構えを見せる、好機を逸した。
民進党内の混乱も続く。幹事長起用を内定していた、山尾志桜里衆院議員が週刊誌報道で離党に追い込まれ、将来を悲観しての「離党ドミノ」も発生した。前原氏の代表就任後、既に3人が離党届を提出した。民進党の重鎮は、「野党は首相に足元を見られている。『党利党略』もできない政党しかない」と嘆いた。【光田宗義、樋口淳也】
(参考資料)
安倍昭恵夫人が、安倍首相の危険な本質を暴露 !
(lite-ra.com :2016年4月12日より抜粋・転載)
◆「主人(安倍首相)は、映画の主人公をイメージして総理を演じている」!
伊勢崎馨・安倍昭恵・安倍晋三 2016.04.12:abeakie_01_140926.jpg
安倍昭恵オフィシャルサイトより:
◆昭恵夫人:「戦争をするときには、私を殺せ」 !
安倍首相に対して、こんな激しい抵抗の言葉を口にしたのは、安保反対を叫ぶデモ隊でもなければ、安倍政権に危機を抱くジャーナリストでもない。安倍首相の妻であるアッキーこと昭恵夫人だ。
これまで“家庭内野党”として原発、安保法制、米軍基地問題など安倍首相とは真逆の政治信条を表明してきた昭恵夫人だが、「AERA」(朝日新聞出版)4月11日号のインタビューで、こんな言葉を安倍首相に投げかけたことを告白した。
インタビューをしたのは、ジャーナリストの青木理。青木は今、同誌で安倍首相の祖父や父親の足跡を辿った「安倍家三代 世襲の果てに」というルポを連載しているが、その第3部のスタートにあたり安倍首相の妻・昭恵夫人に話を聞いたということのようだ。
昭恵夫人の夫・晋三に対する評価はこれまで以上に過激なものだった。
◆反対意見には耳を貸さず、国会でもキレることが、度々指摘される
安倍首相だが、家庭内でも同じらしい !
例えば、反対意見には耳を貸さず、国会でもキレることが度々指摘される安倍首相だが、家庭内でも同じらしい。
「(夫に)政策などについて質問をすると、主人は『それはそういうものなんだ』と説明するので、私は『そうは言っても』とか、『みんながそうとは限らない』と思ってしまう。
主人は『多くの意見をちゃんと聞いている』と思っているようですが、私はそうは思っていません」
多くの人の意見を安倍首相に伝えたい。女性や子どもが懸命に声を発していることに耳を傾けて欲しい。昭恵夫人はそう願っているというが、その努力は夫にはなかなか届かないようだ。
また、昭恵夫人は、このインタビューの中で、安倍首相が戦争を起こす危険性についても明言していた。先日、福島県双葉郡の高校に訪れた際、昭恵夫人は生徒から「戦争だけはしないでください、と安倍首相に伝えてください」と言われたことに触れて、ある程度の防衛力は必要だとしながらもこう言い切ったのだ。
「生徒さんたちに『この総理大臣は戦争をしようとしている』と思われてしまうこと自体は良くないことかもしれません」
昭恵夫人は、友人や知り合いからも安倍首相の戦争政策について「なんとかならないのか」と言われるという。そして飛び出したのが冒頭の「私を殺せ」発言だった。
「私は私ができることをしていく。どうしたら平和を構築していけるのかって、私なりに考えて、私ができることを一歩ずつ進めていきたいと思っています。
ただ、主人には『戦争をするときには、私を殺せ』って言ってあるんです(笑)。戦争になったら、私はいない、みたいな」
もっとも身近にいる妻がこんな発言までするというのは、安倍首相が打ち出す政策がいかに戦争への危機感を人々に抱かせているかの証左といえよう。
さらに、不気味に感じたのは、安倍首相を駆り立てている原動力の正体が昭恵夫人の口から語られたことだ。
◆真面目でおとなしくてやさしい面と攻撃的な顔、
昭恵夫人は、安倍首相の二面性を認めた !
それは、“主人は家庭では真面目でおとなしくてやさしい”と言う昭恵夫人に、聞き手である青木が「国会論戦などで見せる攻撃的な顔。このギャップがどうしても埋まりません。内と外で見せる姿の乖離というか二面性というか」と突っ込んだ際のことだ。
昭恵夫人は、その二面性を認めた上でこんな話をしている。
「主人は、政治家にならなければ、映画監督になりたかったという人なんです。映像のなかの主人公をイメージして、自分だったらこうするっていうのを、いつも考えているんです。だから私は、主人は安倍晋三という日本国の総理大臣をある意味演じているところがあるなと思います」
これが事実なら、安倍首相は国民の生命や生活がかかっている日本の現実をまるで映画のようにとらえ、「勇ましい主人公」を演じるために政治を行っているということではないか。そして、安保法制を強行し、今、憲法改正にひた走っているのも、ヒロイックな自己陶酔によるものということだろう。
妻だからこそ知っている、安倍晋三の本質。日本の総理大臣は
もしかしたら、我々が考えているよりも何倍も危険な人物
なのかもしれない。
(伊勢崎馨)
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