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戦前から続く、人格と教養欠落が日本政府上層部の実態だ !
『報ステ』:緊急事態条項の危険性、安倍首相とヒットラーの類似点を示唆 !
自公政治家・NHK等が誤魔化す、安倍内閣の真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/08/15より抜粋・転載)
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1)沢木耕太郎氏:戦争を、美しく語る者を、信用するな !
2)戦前・戦後、日本の支配層は、「自分ファースト」と
「教養の欠落」が、実態だ !
3)一時期、例外的に人格、見識ともに優れた者が、上に立つ場合がある !
4)戦前、日本政府は、約27万人の日本国民を満州に送り、
無謀な戦争に突入していった !
5)満蒙等に送り込まれた日本国民は、関東軍・日本政府によって棄民された !
6)「自分ファースト」と「教養の欠落」の支配者は、国民にとって、恐ろしい !
7)戦前は、国家権力によって、個人が、全体に、がっしりと組みこまれた !
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
8)愚かな者が、為政者になれば、それによって、何の罪
のない人々のすべてが、損なわれてしまう !
戦前のように、国が道を誤れば、愚かな者が、為政者になれば、それによって、何の罪のない人々のすべてが、損なわれてしまうのである。
民主主義体制の国にあっては、国のあり方、誰を為政者にするのかを、決める権限を持つのは、国民である。主権者である国民が、意識して、誤った政治体制、誤った為政者を、生み出さないようにしなければならない。
現在でも、これを実現できなければ、悲劇は、繰り返されることになる。
9)ソ連軍の侵攻と同時に、関東軍は、
国民を棄てて、我さきに逃亡した !
1945年8月、ソ連軍の侵攻と同時に、関東軍は、国民を棄てて、我さきに逃亡した。
国民は、関東軍によって、切り棄てられたのである。
兵站(へいたん)を考慮しない、インパール作戦の失敗は、必定であった。
軍上層部は兵士を仲間と考えていない。
自分の名誉栄達を得るための「捨て駒」としか考えていない。
牡丹江からハルビンに逃亡する、軍用列車が、ソ連軍の機銃掃射に襲われたとき、われ先に逃げたのは、ふんぞり返っていた、少佐らしい軍人だったと、なかにし礼氏は語る。
10)戦後、無謀な戦争の代償として、日本国民が
手に入れたものが、「日本国憲法」だ !
戦後、その戦争の代償として、私たちが手に入れたものが、「日本国憲法」である。
なかにし氏は、こう語る。
「あの戦争で、アジア全体では、二千万人以上が亡くなった。
大変な犠牲を払い、戦後、ついに手に入れた、最高の憲法ですよ。」
「大きな歴史のうねりの中で生まれた。本当に奇跡的な、最高の芸術作品だと思います。」
梓澤和幸(あずさわ・かずゆき)氏は、新著『改憲』で警鐘を鳴らしている。
11)自民党・改憲草案の「緊急事態条項の危険性」を、強く訴えている !
とりわけ、自民党・改憲草案の「緊急事態条項の危険性」を、強く訴えている。
梓澤氏は、ありふれた日常の裏側で、急激な勢いで、憲法改悪「事態」が進行していることを「急迫不正の事態」であると、受け止めているのだと思う。
「強大すぎる力を、権力がもったときに、必然的に起こる事は、暴走である。
その危険を、先に察知したものは、力をつくして人びとにこれを伝えなければならない。
だから私は書く。自分自身と、これからを生きる青年に向けて書く。」
と語るその言葉を、私たちが、自分の問題として捉えなければならない。
「棄民」について、なかにし礼氏は、2011年3月11日後、福島でも同じことが繰り返されていると指摘する。
「福島の原発事故が起きて、当時は、民主党政権でしたが、あのときの、情報を開示しない状況から思い付いたのは、「棄民」でした。」
「今は、除染されたから帰れ、帰らないと、補助金はあげられないなんて、棄民を絵に描いたようなものです。」
12)原発事故発生日の夜、「メルトダウン」が、完全に想定
されていたのに、菅政権は、早期の避難命令を発しなかった !
福島原発事故が発生したのは、2011年3月11日である。
この日の夜には「メルトダウン」が、完全に想定されていた。
しかし、菅直人首相−枝野幸男官房長官は、早期の避難命令を発しなかった。
原発周辺の住民を棄てた=棄民したのである。
なかにし礼氏は、現代日本の政治状況について、次のように述べる。「「美しい日本」「取り戻す」。
そうした抽象的な言葉で、何に回帰したいのでしょうか。日本の理想は、まだ実現していません。
この憲法の名の下に、これから実現するべきなのです。
13)安倍首相は、戦前の軍国主義を勘違いして、そこに
「美」を求めるのは、とんでもない反動だ !
なのに、その努力を怠り、反省すべきを反省せず、戦前の軍国主義を勘違いして、そこに「美」を求めるのはとんでもない反動です。」
「小泉政権のころから「日本は悪くなかった」という国民意識の改革のようなものが始まり、そうした洗脳が十年近くかけて実を結んできたわけです。国民意識の変化は怖いですよ。」
上に立つ者を「偉い」とする、洗脳された、感性から、破壊してゆかなくてはならない。
14)国民が賢明になって、本当に「偉い」人達を、政権につかせるする事が重要だ !
国民が賢明になって、本当に「偉い」者を、上に立たせることが大事なのだ。
戦前も戦後も、日本では、上に立とうとする者ほど、上に立つ資格がない場合が、圧倒的に多いことを、私たちはよく知っておく必要がある。
そして、「自分のために、すべての者を、投げ出す者」ではなく、「すべての者のために、自分を投げ出す偉大な人」を、為政者に押し上げることを、考えなければならない。
(参考資料)
T いったいどんなテクニックについて、
ナチスに学ぶべき点があるというのか?
民主主義を密かに破壊するためか?
(kobajun.chips.jp:AFP通信 ・ フランス24 8月1日より抜粋・転載)
所要時間 約 12分
【 麻生副総理のナチス発言、対する世界の反応 】
近隣諸国と人権問題の活動家などから、猛烈な抗議
AFP通信 / フランス24 8月1日
麻生財務相:ナチス・ドイツが憲法を国民が気づかないように
変更してしまった、その手法を真似るべきである !
日本の麻生太郎財務大臣は、日本は第二次世界大戦前、ナチス・ドイツが憲法を国民が気づかないように変更してしまった、その手法を真似るべきであると発言したことが、大きな反響を呼んだため、8月1日、その発言を撤回しました。
この発言に対しては、近隣諸国と人権問題の活動家などから、猛烈な抗議が寄せられました。
麻生外務大臣の発言は、第二次世界大戦以前にナチスが国民が気づかぬよう密かに憲法を変えてしまった手法を学ぶべきであると発言した以前にも、日本の政治家は論議の的にされないよう、靖国神社への参拝は秘密裏に行うべきであると発言し、批判を浴びていました。
1日の記者会見の席で、麻生外相は自分が誤解されていると語り、第二次世界大戦後に制定された現憲法の改正論議が「喧騒にまぎれて十分な国民的理解及び議論のないまま進んでしまった悪しき例」とならないように、というのが自分の真意だと語りました。
「ナチス政権に関する発言が、私の真意と異なり誤解を招いたことは遺憾である。」と、語り、「意見を撤回したい。」と語りました。
副総理も勤める麻生財務大臣がナチス・ドイツに関わるこの発言を行ったのは、1日月曜日、超保守派の政治家によって組織される国家基本問題研究所月例研究会の席上においてでした。
U 『報ステ』古舘伊知郎が最後の反撃 !
ドイツ取材で緊急事態条項の危険性、
安倍首相とヒットラーの類似点を示唆 !
(biz-journal.jpい:2016.03.19より抜粋・転載)
◆特集は、合法的独裁を狙う、安倍自民党・改憲草案
・「緊急事態条項」だった !
2016年3月18日に放送された、『報道ステーション』(テレビ朝日)が、いま大きな話題を集めている。というのも、18日夜の特集は、安倍首相が改憲の入口として新設を目論んでいる「緊急事態条項」だった。
しかも、ヒトラーが独裁のために悪用した「国家緊急権」と重ね合わせるという、安倍首相が、激怒すること間違いなしの内容で、古舘伊知郎キャスター自らが、ドイツへ渡りレポートする力の入れようだったからだ。
まず、古舘キャスターは、ドイツからのレポートの最初に、こう話した。
☆ヒトラーは、合法的に独裁を実現している !
「ヒトラーというのは、軍やクーデターで、独裁を確立したわけじゃありません。合法的に(独裁を)実現しているんです。じつは、世界一民主的なワイマール憲法のひとつの条文が、独裁につながってしまった。そして、ヒトラーは、ついには、ワイマール憲法自体を停止させました」
「ヒトラー独裁への経緯というのを振り返っていくと、まあ、日本がそんなふうになるとは到底思わない。ただ、いま日本は憲法改正の動きがある。立ち止まって考えなきゃいけないポイントがあるんです」 独裁の道に走らせたワイマール憲法の条文、それこそが「国家緊急権」だ。
「大統領は公共の安全と秩序回復のため必要な措置を取ることができる」という条文をヒトラーは悪用、集会やデモの開催を禁止し、出版物を取り締まり、共産主義者を逮捕し、野党の自由を奪い、あらゆる基本的人権を停止させた。ここまでは教科書にも書いてあることだが、本題はここから。
この「国家緊急権」が「緊急事態条項」とそっくりではないか、と言及するのだ。
☆ヒトラーの「国家緊急権」が、安倍自民党の
「緊急事態条項」とそっくりだ !
国家緊急権と緊急事態条項が、そっくりだというのは、本サイトでも昨年から繰り返し指摘してきた。安倍政権は大規模な自然災害時に迅速に対応するために緊急事態条項が必要なのだと強調するが、これは建前に過ぎない。事実、自民党による憲法改正草案の該当箇所には、こうある。
《(緊急事態の宣言)
第九十八条 内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害その他の法律で定める緊急事態において、特に必要があると認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる。》
☆緊急事態宣言は、国会の承認が必要だが事後でもいいので、
独裁は、事後承認でやりたい放題できる !
☆改憲(実は大改悪)人類普遍の権利でさえ「最大限尊重」(厳守ではない)程度の扱いになる !
☆衆参で3分の2以上の議席になれば、安倍首相は、ヒトラーのように独裁にひた走る !
V 安倍内閣の8割は、極右・「日本会議議連」に所属だ !
(www.nikkan-gendai.com:2014年12月30日より抜粋・転載)
「政治とカネ」「SMバー」……。疑惑とスキャンダルにまみれた問題閣僚を再任した安倍首相。国民をバカにしている証拠だ。
しかし、所詮は「極右」のお友達内閣である。マトモに機能しないだろう。
安倍内閣の8割は、極右・「日本会議議連」に所属だ !
何しろ、安倍首相を筆頭に19人の閣僚中、15人が「日本会議議連」に所属しているのだ。
★日本会議は、愛国心教育や改憲を目指す、日本最大の右翼組織 !
中道主義・平和・大衆福祉・人間主義の公明党の理念と
真逆の安倍自民党と仲良しの不可思議 !
公明党の理念は、看板のみで、実は、ペテン師か ?
高市総務相はヒトラーを崇拝するネオナチ団体「国家社会主義日本労働者党」の代表と仲良く記念写真に納まり、山谷国家公安委員長も、ヘイトスピーチを繰り返している「在特会」の幹部とツーショット写真を撮っている。
★世界中が右翼政権である安倍内閣の動向に注目 !
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