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民進党代表、防衛相の即時罷免要求 ! 自民党内に改造前辞任論が浮上 !
NHK等が超短縮報道する、日報隠蔽問題への野党の主張は ?
(dd.hokkaido-np.co.jp:2017年07/20 23:12 より抜粋・転載)
記者会見する民進党の蓮舫代表=20日午後、国会
民進党の蓮舫代表は、7月20日の記者会見で、南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報隠蔽を巡る稲田朋美防衛相の事前了承問題に関し「政府の信頼性が根底から覆されかねない」として、安倍晋三首相に即時罷免を要求した。
民進党は、日報問題を受け、外務・防衛部門会議を急きょ開催した。
7月24、25両日の安倍首相が出席する、衆参両院の予算委員会の集中審議に向け、攻勢を強めた。自民党内には、安倍首相が、8月3日にも実施する、内閣改造前の稲田氏辞任論も浮上した。
自民党幹部は、7月20日、周囲に「稲田氏による日報隠蔽が事実なら大変なことになる。内閣改造を待たず、自発的に辞任するのも選択肢だ」と語った。
(参考資料)
Ⅰ 「シビリアンコントロールが機能しない
稲田大臣を安倍総理は即刻罷免すべき」 蓮舫代表
(www.minshin.or.jp:2017年7月20日より抜粋・転載)
蓮舫代表は20日、国会内で定例記者会見を行い、(1)九州北部豪雨災害への対応(2)南スーダンPKOの日報問題隠ぺい問題(3)加計学園問題で山本創生大臣が「加計ありき」としていた報道――等に関して見解を述べるとともに、記者の質問に答えた。
冒頭で蓮舫代表は、九州北部の豪雨災害に関して、本日午後に民進党豪雨等災害対策本部(本部長・野田佳彦幹事長)が総理官邸を訪れて菅官房長官に緊急の申し入れを行ったこと、また、全国知事会も政府に緊急要望書を提出したことについて、「政府はこうした申し入れを踏まえて迅速に対策を講じていただきたい」と対応を求めた。
発生から2週間あまりが経過し、今なお7人の行方がわからない状況で、現地警察を中心に県を越えた懸命な捜索活動を続けられているなか、民進党としても一刻も早く見つかっていただきたいとの思いのもと、関係県連と連携して活動を行っていく考えを語った。
先週末に行った被災地視察も踏まえ、「福岡においては2カ月分の夏の雨量がわずか9時間に降ったという、想像を絶する甚大な被害であった。山林からの流木の被害が直撃し、高齢化率が50%を超えている村では激甚災害指定をされたとしても(自宅に)戻れるか分からないという悲痛な声を聞いた。
原状復帰だけではなく、生活再建まで踏み込んだ形で対策をしないと、生活そのものや生活の糧を失った高齢者の人たちの行き場がどうなるのかという不安が残っている。政治がそれを取り除く努力を与野党超えて行わないといけない」と強調し、緊急申し入れにはそうした考えを盛り込んだと述べた。
南スーダンPKO日報問題をめぐっては「いったい何が起きているのかわからない事態」と指摘。稲田大臣が日報の「非公表」を協議した会議に出席し、隠ぺいに加担したのではないかとの報道を取り上げ、「政府の信頼性が根底から覆されるもの。
これはしっかりと明らかにしなければいけない」と語気を強めた。他方でこうした情報が次々に防衛省内から漏れていると考えられる状況についても問題視し、「すでに稲田大臣の(防衛省内での)シビリアンコントロールがまったく機能していないことの表れ。稲田大臣を安倍総理は即刻罷免すべきだ」と語った。
PKO日報問題をめぐり、3月から防衛省の防衛監察本部が特別防衛監察を進めてきた結果が近く公表される見通しであることに関して、菅官房長官が本日午前の記者会見で、「稲田大臣が日報の非公開を了承したか否かを含めて調査する」と明言したことについて、「本当に調査されることを期待したい。
新たに調査するのであれば何日ぐらいかかるのか、どういう形で調査を行って稲田大臣の関与も含めて明らかにするのかを政府は公表しないと、2度3度と信頼が失墜している問題なので、にわかには菅官房長官の発言を信頼していいか分からない。これは予算委の集中審議で当然大きな論点になる」と語った。
加計学園の問題では、正式に設置が認められる2カ月前に山本地方創生担当大臣が日本獣医師会を訪れ、獣医学部新設方針を加計学園と具体名を挙げて説明したことが獣医師会側の議事録で明らかになった件についても取り上げた。
本日午前に山本大臣が「正確ではない」と強い口調で反論したことについて蓮舫代表は、「事実関係は獣医師会の記録の通りに進んでいる話なので、何が正確ではないのかを立証していただかないと。
大臣が言ったから信頼してくれというのでは、さまざまな証拠が次々に出ているのでもはや信頼に値しないと思っている」と指摘した。また「同席している秘書官のメモで確認した」とも山本大臣が発言していることから、「この秘書官のメモを公表していただいて、山本大臣が『正確ではない』と反論する根拠を明らかにしていただかないと、一段と政府が言っていることが信頼できないことに拍車をかけることにつながる」と指摘し、積極的な情報開示と証拠の提示が必要だと述べた。-民進党広報局-
Ⅱ 南スーダン日報を稲田防衛相が隠ぺい了承か ?
陸幕長らと会合(2月15日)認める !
(www.jcp.or.jp:2017年7月20日より抜粋・転載)
◆陸自幹部:「稲田氏に報告しないはずがない」
稲田朋美防衛相は、7月19日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報を陸上自衛隊が廃棄したと説明しながら、保管していた問題をめぐり、2月15日に岡部俊哉陸上幕僚長らと会議を行っていたと、防衛省で記者団に明らかにしました。
その場で、「非公表を了承した」との一部報道については、否定しました。
ただ、陸自幹部からは、「稲田氏に報告しないはずがない」との証言も出ており、徹底した説明責任が求められます。
稲田防衛相は、記者団に「断続的に国会の対応に関して打ち合わせをしたのは事実」と述べ、陸幕長らとの2月15日の会議に出席したことは認めました。
一方、この場で、岡部幕僚長から、日報について「用済み後廃棄(した)」との説明を受けたと明かし、日報データが残っていたとの「認識はなかった」と強調しました。
◆「事実関係の非公表」決定を、稲田防衛相は、了承した !
報道によれば、防衛省内で開かれた、緊急会合には、岡部幕僚長に加え、稲田防衛相や事務方トップの黒江哲郎事務次官らが出席した。
情報公開請求に「廃棄済み」とした、日報が、陸自に電子データで残されていたことが、判明していたにもかかわらず、「事実関係の非公表」を決定した。
稲田防衛相は、これに異議を唱えず、了承したとされています。
◆稲田防衛相は、「(陸自から)報告はされなかった」と答弁した !
稲田防衛相は、3月16日の衆院安保委員会で、民進党の今井雅人議員から日報の保管について問われたのに対して、「(陸自から)報告はされなかった」と答弁していました。
日本共産党の小池晃書記局長は、「この報道が事実だとすれば、これまでの一連の国会答弁は虚偽だったことになる」と指摘。「わが党は都議選中の自衛隊の政治利用などで、稲田氏の罷免を求めてきたが、それに背を向けて擁護し続けてきた安倍首相の責任がいよいよ問われている」と述べました。
Ⅲ 安倍首相は、稲田防衛相を直ちに罷免せよ !
(www5.sdp.or.jp:2017年7月19日より抜粋・転載)
社会民主党幹事長・又市征治(談話)
1.南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報の隠蔽問題で、稲田防衛相が陸上自衛隊における保管の事実を非公表とする方針を、2月の防衛省最高幹部による緊急会議で防衛省幹部から伝えられ了承していたことが明らかになった。
稲田氏はこのことを否定しているが、その後、2月15日の緊急会議の2日前にも、陸上自衛隊側から電子データが保管されていた事実などについて事前説明を受けていたことも発覚した。
2回にわたり報告を受けていたにもかかわらず、防衛省・自衛隊の組織的隠蔽を容認したとすれば、稲田氏に到底防衛相は務まらない。また、リーダーシップも発揮できず組織のいいなりだったとすれば、シビリアン・コントロールの役割も全く果たすことはできず、看過できない。
2.稲田氏は、陸自の隠蔽問題に関し、国会では、一連の経緯の報告を受けていないとし、「破棄を指示するようなこと、断じてない。徹底的に調査のうえ、防衛省・自衛隊に改めるべき隠蔽体質あれば、私の責任で改善していきたい」と答弁している。
しかし、これは虚偽答弁であったし、何よりもこの時点で稲田氏自身が隠蔽を容認していたのだから、単なる虚偽答弁ではなく、確信犯といわざるを得ない。
森友疑惑の関連でも、「顧問弁護士だったということはない」、「裁判を行ったこともない」などと答弁した稲田氏は、実際には自身が原告側代理人弁護士として出廷していたことがあり、「自分の記憶に基づいて答弁した。
虚偽の答弁はしていない」とごまかした経緯がある。度重なる虚偽答弁で、国権の最高機関を冒涜し国民に対して嘘をつくようなことは断じて許されない。もはや国会として稲田氏の答弁を信用することはできない。
3.「日報」を陸上自衛隊が保管していた問題が明らかになったことから、3月17日、稲田防衛相は、大臣直轄の防衛監察本部に特別防衛監察の実施を指示したことを明らかにした。
しかし結局辞任逃れの方便であったのか、未だ特別監察の報告もない。それどころか稲田氏も陸自の組織的隠蔽に加担していたのであるから、特別監察をされるべき稲田氏本人が監察を指示するというのは、とんだ茶番であり、何も期待できない。独立した第三者による徹底した調査が必要である。
4.来月に予定されている内閣改造で、稲田氏の交代が取りざたされるが、度重なる失態は、もはや一刻の猶予も許されない。
稲田氏に防衛大臣としての資格なしということは明白であり、即刻辞任するほかない。そして、レッドカードを何枚出されても稲田氏をかばい続け、都議選での失言でも更迭しなかった安倍首相の任命責任は極めて大きい。安倍首相は、自らの任命責任を厳しく自覚し、直ちに稲田氏を罷免するよう強く求める。 -以上-
Ⅳ 陸自日報の隠蔽問題で稲田防衛相は、疑惑の真相を明かせ !
(www.jcp.or.jp:2017年7月20日より抜粋・転載)
主張:
陸上自衛隊が、南スーダンPKO(国連平和維持活動)派兵部隊の日報を廃棄したとしながら、実際には保管していた問題で、稲田朋美防衛相が省内の緊急幹部会議で、保管の事実を非公表とする方針を了承していた新疑惑が浮上しました。日報問題をめぐっては、廃棄したとの説明が虚偽だったばかりか、陸自内に日報は存在しないとの説明とつじつまを合わせるためデータを消去したと既に報じられ、大問題になっています。
稲田氏が了承した非公表の方針を受け、データを消去した疑いもあります。稲田氏は疑惑を否定していますが、徹底究明が必要です。
◆稲田氏は、防衛相の資格は既にない !
日報は、昨年7月に南スーダンの首都ジュバで起きた政府軍と反政府軍との大規模な武力紛争を「戦闘」と明記し、安倍晋三政権の「衝突」などという説明とは異なり、深刻な内戦状態にあることを生々しく記録しています。
昨年9月30日のジャーナリストによる情報公開請求に対し、防衛省は12月2日、陸自は日報の文書もデータも既に廃棄したとして不開示を決定しました。ところが、その後、陸海空自衛隊をまとめる統合幕僚監部(統幕)内で日報のデータを見つけたとして、今年2月7日に一部が公表されました。
一方で、3月に入りメディアの報道で、統幕だけでなく、陸自でもデータを保管していたことが1月中旬に判明し、既に廃棄したという従来の説明と矛盾するため、2月にデータを消去していたことが発覚しました。
これを受け、稲田氏は事実解明のため、元検事長を責任者にする特別防衛監察の実施を表明しました。しかし、それから4カ月がたつ今も監察結果は出されていません。
日報のデータを陸自が保管していた問題は、2月14日の衆院予算委員会で日本共産党の笠井亮政策委員長が追及していました。陸自内の日報データの存在について対応を協議した緊急幹部会議が開かれたのは翌15日で、公表する必要はないとの結論に稲田氏も異議を唱えず、了承したと報じられています。その方針を受け陸自内のデータを消した可能性もあります。
稲田氏は、日報について陸自内では「用済み後廃棄」となっていると繰り返し国会答弁していました。加えて、統幕で日報のデータが見つかったのは稲田氏が再捜索を指示したからだと、自らの“指導性”を強調していました。
しかし、陸自のデータ保管を知っていた上、その事実を隠すことを了承していたとなれば、指導性どころか、防衛省・自衛隊の組織的な隠蔽(いんぺい)に加担し、虚偽の答弁を意図的にしていたことになります。防衛相の資格は全くありません。
◆問われるのは、安倍首相の任命責任 !
稲田氏は、日報をめぐる防衛省・自衛隊の組織的な隠蔽疑惑だけではなく、森友学園との関係についての国会での虚偽答弁も追及されてきました。先の東京都議選では、自民党候補の応援演説で「防衛省・自衛隊としてお願いしたい」と呼びかけ、自衛隊を“私物化”し、憲法や法律はもちろん、社会的な常識さえ持ち合わせていないことを示しました。
稲田氏に閣僚の資格がないことは既に明らかとなっており、直ちに辞任すべきです。稲田氏をかばい立てしてきた安倍首相の任命責任も厳しく問われています。
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