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7・17小沢一郎代表の講演:「僕なら…」と都民ファーストの会に言及 !
「オリーブの木構想」を実現すべきだ !
「自民党に不満を持つ人たちの
受け皿になるため既存の野党が一本化すれば圧勝だ」
小沢・自由党代表の政策は ?
(www.nikkansports.com :2017年7月17日12時52分より抜粋・転載)
自由党の小沢一郎共同代表は、7月17日、都内のホテルで開いた自身の政治塾で講演し、小池百合子都知事が特別顧問を務め、東京都議選で圧勝した「都民ファーストの会」に言及した。
「僕ならもっと候補者を立てた。もっと立てたら、(都民ファで単独)過半数を取れたと思う」と述べ、候補者の擁立数を増やしていれば、都民ファ単独での過半数獲得を含めて、さらに勢力拡大ができたと分析した。
都民ファは、当初60人超の候補者擁立を目指したが、告示時点で擁立したのは50人で、そのうち49人が当選した。小沢氏は、定数8の世田谷区を例に、「(都民ファが)立てた公認候補は2人だったが、もし4人立てたら、4人取れただろう」と指摘。
「定数5人区以上のところに過半数を立てれば、全部勝ったと思うが、まあ、そこは心配したのだろう。それでも、公明といっしょになって(小池氏勢力で)過半数になった」と、評価した。
都議選について「都民ファーストが圧勝した。自民党の都政に対する(都民の思いが)鬱積(うっせき)している中、まあ、あの人(小池氏)もなかなかだから、チャンスをつかみ、知事選で圧勝し、今回もそうなった」と述べ、小池氏の政治的判断や行動も、評価した。
小沢氏は、小池氏が国会議員時代、新進党、自由党と行動をともにした。
小池氏は、小沢氏の側近として、政治の裏表や選挙戦術を学んだ経緯がある。
小沢氏はその上で、都民ファが7つの1人区を、島しょ以外ですべて勝利したことを引き合いに、「これは国政にもいえることだ。自民党に変わる受け皿になり得る枠組みと国民が思った途端に、想像をはるかに超える票が集まる。
今度の都議選で立証された」と述べ、自民党に代わる受け皿づくりの必要性を強調した。「国民はリーダーうんぬんで選んでいない。自公に代わる受け皿が、機能できるかだ。小池さんはそのようだと(判断されたと)いうことで圧勝した」と、持論を述べた。
○小沢一郎の主張:「自民に不満を持つ人たちの
受け皿になるため既存の野党が一本化すれば圧勝だ」、
(2channel.cf:2017/07/17(月) 15:52より抜粋・転載)
◆小選挙区で候補者を一本化、比例代表では統一名簿を作成すべきだ !
自由党の小沢代表は、東京都内で講演し、次の衆議院選挙について、自民党に対する批判の
受け皿を作るため、野党勢力が結集して、小選挙区で候補者を一本化するとともに、
比例代表では統一名簿を作成すべきだという考えを示しました。
この中で、小沢代表は、先の東京都議会議員選挙について、「自民党の都政に対する不満が
うっせきしている中で、小池知事がチャンスをつかみ、都議選でも圧勝した。国民が『自民党に代わる受け皿になりうる』と思ったとたん、自民党をはるかにりょうがする支持票が集まることが立証された」と述べました。
◆「オリーブの木構想」を 実現すべきだ !
そのうえで、小沢氏は、次の衆議院選挙について、「新しい政党を作るのがベストだが、
既存の政党が1つの傘のもとでやる『オリーブの木』しかない。そうなった時点で圧勝だ」と述べ、自民党に対する批判の受け皿を作るため、野党勢力が結集して、小選挙区で候補者を
一本化するとともに、比例代表で統一名簿を作成する、いわゆる「オリーブの木構想」を
実現すべきだという考えを示しました。
(参考資料)
小沢・自由党代表の政策
(www.ozawa-ichiro.jpより抜粋・転載)
◆国民生活を立て直す
深刻なデフレ不況下での消費税増税は、中小・零細企業の相次ぐ倒産、国民生活の破綻を招くことから、消費税増税法を直ちに廃止し、増税を凍結する。
業界・業種によって損税・益税が生ずるなどの現行消費税の欠陥を是正する。
必要な財源は、特別会計の全面見直しをはじめとする政治改革、行財政改革、地域主権改革によって捻出するとともに、金融・財政政策を積極的に展開する。
内需拡大と完全雇用の実現を目指して、継続的な財政出動を行う。特に、新エネルギー関連産業と福祉関連産業、農林水産業での雇用を創出・拡大する。
財政出動のうち、相当部分は地方が自分の裁量で自由に執行できるように改め、地方にとって真に必要な次世代のための公共投資を行えるようにする。
日銀による金融緩和、適切な規制改革、民間投資促進施策を積極的に行い、デフレ解消後に官公需から民需中心へと移行が円滑に進むよう環境を整備する。
公正な市場環境を整備し、中小・零細企業の安心を確保するとともに、過度な規制緩和を見直し、中小・零細企業の育成・再生を図る。
中小企業に対する融資支援制度の拡充、税制上の措置などにより、新規事業への参入、事業の統合・再編などがしやすくなるよう環境を整備する。
◆原発ゼロで経済成長を実現する
福島第一原発事故の早期収束を政府主導で行う。短期集中的に労力と資材を投入し、抜本的な放射能対策を実施する。
原発の再稼働・新増設は一切容認しない。遅くとも2022年までに最終的な廃止を確定する。
高速増殖炉・核燃料サイクルは全て廃止する。余剰の設備、人材を安全で確実な廃炉プロジェクトに振り向ける。
天然ガス・コンバインドサイクルや最新型石炭火力など世界が認める日本の高効率火力発電技術を活用し、国内外に積極的な拡大を図る。
新エネルギー、原発に関連する研究・技術開発の拠点として原発立地地域の活用を優先するとともに、脱原発政策で世界に貢献する。
蓄電池・燃料電池など、新エネルギーの技術開発を進めて新産業を育成する。
省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの普及、エネルギーの地産地消を促進し、地域経済の発展と雇用の拡大を実現する。
発送電分離を完全に行い、電力供給体制を抜本的に改革する。それにより、公正な競争を促し、地域分散ネットワーク型のエネルギー地域主権を実現する。
◆安心・安全を実感できる社会を確立する
税を財源とする最低保障年金と、社会保険方式による所得比例年金の構築により、年金制度の一元化を図る。
国民皆保険を堅持し、さらに将来の医療保険制度の一元化を目指し、後期高齢者医療制度は廃止する。
医療〜介護〜福祉の一体的推進体制を確立し、高齢者が住み慣れた地域や自宅で暮らせる地域包括ケア、在宅介護支援体制を強化して、介護制度を充実させる。
非正規労働者の正規労働者化を促し、実質終身雇用のための環境を整備する。 特に20 代〜30 代の若者の正規労働者化については、緊急課題として取り組む。
雇用のための能力開発、柔軟な雇用形態に対応した労働条件、セーフティネットの充実に取り組む。
食の安全と安心を確保するため、食料のトレーサビリティー制度を拡充、徹底する。食の安全保障として自給率50%を目指す。
◆全員参加型社会を構築する
中学卒業まで子ども一人当たり年間31万2000円の手当を支給し、その一部を「子育て応援券」(バウチャー)とする。高校授業料の無償化は堅持する。
結婚・出産が女性のキャリア形成に不利にならない社会をつくる。
家庭・学校・地域が一体となって子育てを応援する社会を確立する。
子どもが虐待や育児放棄にあわないよう親の子育て環境の改善を図る。いじめの撲滅に向け、教職員研修を行い、小・中学生に「心の教育」を実施する。
ワークシェアリングを促進し、家庭と仕事の両立ができる社会を創造する。
義務教育期における基礎学力の向上と道徳教育を充実する。
世界の最高水準を目指して大学教育の質を高めるとともに、社会人入学を奨励し、社会の幅広いニーズに応えられる人材を育成する。
◆地域が主役の社会へ転換する
震災復興予算の流用を根絶するとともに、被災地域のニーズに応えられる財政支援制度をつくり、東日本大震災の復興を加速させる。
中央集権制度を抜本的に改める。中央政府の役割を外交、防衛、危機管理、国家的プロジェクトなどに限定し、その他は地方自治体が行う制度に改革する。
行政の権限と財源は地方に大胆に移し、地域が主役の社会を実現する。国の補助金と政策経費は原則、自主財源として地方に交付する。
天下りの全面禁止と政府関係法人の廃止でムダと利権をなくす。
歳入庁の創設、共通番号制の導入により、公正な税・保険料の徴収を行う。それにより歳入欠陥を減らし、徴収コストを下げる。
司法官僚による国民の権利侵害を止めさせる措置を講ずる。
本来民間で行うべき事業から政府が撤退し、民間の領域を拡大することで、経済活動を一層活発にする。
◆自立と共生の外交を展開する
「自立と共生」の理念のもと、国民とその主権、領土を守り、自ら主張し信頼を築く外交を展開する。
日本の安全保障の根幹は日米同盟である。日米両国の相互信頼関係を築き、対等な真の日米関係を確立する。
中国、韓国をはじめ、アジア諸国との信頼関係の構築に全力を挙げ、連携を強化する。同時に、アジアの平和を維持するため、日本が調整役を果たす。
TPPは単なる自由貿易協定ではなく、日本の仕組みを大きく変えることになる協定であることから、TPP交渉参加に反対する。自由貿易のためのFTA(自由貿易協定)、EPA(経済連携協定)は積極的に推進する。
国連憲章や日本国憲法前文の精神に則った安全保障基本法を制定し、国連平和維持活動への参加を進める。
政府開発援助を抜本的に見直し、相手国の自然環境の保全と生活環境の整備に重点的に援助し、日本が地球環境の保全で世界をリードする。
原発ゼロ社会を目指す中で、核軍縮の促進を主張する。不透明な核開発を進める北朝鮮に対して、核開発の中止を強く働きかける。
我が国への武力攻撃だけでなく、大規模災害、テロに備えて、内閣に国家非常事態対処会議を設け、国民の安全確保のため迅速に対応する。
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